ヨメさんっていつも呑気で、「危機管理意識がほとんどない」と私は思っています。
「だいじょうぶよ~~~」「どうにかなるわよ~~~」ってのは毎度のこと。
老後の心配も全くしていない、何も考えていないという変わり者で、でもそれって「覚悟」が出来ているからかと思ったり。
でもそれで良いわけでもなく、私が用意周到なんでも考えないとならないわけですが、それもやりすぎると
「あんた、バカじゃないの?」
という今まで何度も何度も言われた言葉がまた出てくる。(笑)
今回も「備蓄を増やそう」と私が言い出したのは結構前ですが、ヨメさんはそういう私を冷ややかな目で見ていたんですよ。
「また始まった・・・・・」って思っていたんでしょう。
ところが日本や海外の様子を見て「こりゃただ事じゃない」と思うようになったのかもしれません。マレーシアの感染者数は大きく増えてはいませんが、「正しく恐れれば大丈夫」てなことをしていると、ダイアモンドプリンセス号の様になり、あれが専門家が言う「大丈夫なのか」と考えるようになった様子。
私も逐一、「こんなニュース見た?」「うん、見た見た」「え?俺は知らない(長男)」なんて話を家族でしていまして、危機感が増したのは間違いがない。
そんな時に、ヨメさんが突然、「備蓄を増やす」と言い出したんです。ヨメさんがそういう心配をするのってかなり珍しくて、過去にそんなことがあったかぁ・・・みたいな感じ。
買い物はいつも私の役目ですが、今回は大御所自ら買い物に行くんですと。
そうしたら、な、な、なんと、こんな準備をしている。
おいおいおいおいお~い。
一体何をどれだけ買うつもりだ?
心配性の私だってこれっておかしくないか?って思う。もうすでに必需品はかなりのストックが有るんだから。
でも「女性の勘」って侮れないのはわかるし、主婦から見た「備蓄すべき品、量」もまるで違うんだろうなぁ。結局、私が考える備蓄って「感覚的」なもので、主婦が考える備蓄って「現実」なんだろうと思ったり。
ということで、私はヨメさんの指示に従うのみ。
あああ、きっと「姉とオヤジ」の分まで揃えるつもりなんだわ。あいつってそういうやつ。
なんだか私って結局はヨメさんの手のひらの上でドタバタしているだけなんだろうな、なんて思う。
今日は買い物の後、3人で外食する予定(またパブリカの酉玉)なんですが、ヨメさんはいつ「籠城開始!!」の指令を出すんだろうか。
姉や年老いたオヤジはどうするつもりなんだろうか。大丈夫かな?電話してみよう。「病院へはもう怖くて行きたくない」なんて数日前に言っていたけれど・・・。
いつか家族が揃ってご飯を食べに行って、「しかし俺たちってみんな心配性だね~~。血なんだろうねぇ」なんて笑えたら良いな。
-----(追記)-----
ヨメさんが用意した大量のバッグは、
「どれを持っていこうか、全部出してみただけよ!それとストックに使えるバッグも見ておこうと」
ですとさ。(笑)
ダボ 「てっきりあのバッグを全部使って買い物するのかとおもったよ」
ヨメ 「あんた、バカじゃないの?」