コロナの現在と未来【怖い話】

今回のコロナの恐怖感ってのが日に日に広がり、と同時に理解も深まってきていると感じます。

最初の頃は「対岸の火事」で、自分がその騒ぎに巻き込まれるとは思いませんでした。マレーシアもうまくやっていたし。

ところがある頃から東南アジアに広がり、マレーシアも感染者はどんどん増え、オイオイ、大丈夫かよと。

そしてコロナってジワジワ広がるんじゃなくて、爆発的に広がるのが欧米を見て改めて理解できた。武漢で起きたのはこれだったのかと。でも各国は武漢で何が起きたのか知っているわけだから、先進国は抑え込めるだろうと思っていた。

でも全く刃が立たず、武漢と同じ事があちこちで起こった。

この恐怖はマレーシアでも同じで、ロックダウンが始まった。でも2週間やそこらで変化が見えるわけもなく、そもそも「感染から発症まで2週間ぐらい」ってのが人々の錯覚を起こすわけで、「私は大丈夫」と思っても「感染したのがわかるまで」の間は普通に生活してしまう。そしてその2週間の間だけでも他の人達に感染を広げてしまう。

だから2週間のロックダウンをしてもその効果が出るのは「早くても2週間後」なわけで、その効果を確かめる前に「ロックダウン解除」はできない。

だから延長。当たり前といえば当たり前。

この辺でロックダウンの効果は見えるかな~~~と皆が持った甘い期待は簡単に壊された。全然駄目。

そして再び延長。

この時点ですでに4週間は経っているわけで、ロックダウン前に感染した人はほぼ全て症状が出る人は出ていて、そしてすでに完治しているはずで(あるいは死亡)、これからの感染確定者は「ロックダウンが始まってから感染した」と考えられる。でも皆がちゃんとやるべきことをやっていれば新規感染者は減るはずなのに、その兆候は全く見えない。

保健省は「MCOの効果はあった」と発表(ここをクリック)。ちょっとややこしい話は端折って、「the basic reproductive number (R0) of the disease was 3.55 prior to the implementation of the order on March 18. That number has since fallen to just one.」(基本再生産数が3.55から1になった)つまり「安定している」という意味でしか無くて、「効果はあった」と言いつつ、「感染者は減少の方向にある」とは言わない。

それが現在。2020年4月14日。

「小さな希望」がこれから見えるのか、「大きな絶望」となるのかの丁度、境い目。

でもま、ロックダウンの結果がどうでようと、我々がやるべきことは全く変わらないと私は思うわけで、「3密に近寄らない」「手洗い、消毒を徹底する」。そして世界中で言われている「Social Distancing」。人との距離を保つ。これだけ。

じゃぁ、それをいつまで続けるのか?

ロックダウンが解除されるまで?

そう思いたいですよね。

でも暇な時間にいろいろ勉強もしてはっきりわかったことは、「ロックダウンをしてもコロナは消えて無くなることはない」ということと、「ロックダウンのそもそもの目的は【医療崩壊を起こさない】のと【ピークを先送りすること】」なのに気がつく。

ロックダウンが解除されればまた以前の生活に戻れるような気がしていたけれど、それはとんでもない誤解だったのに多くの人が気がついた。

私達が「集団免疫を獲得」出来ない限り、ロックダウンと同じ様な生活をしないと「感染は再び広がるであろう」こともわかってきた。

全然、駄目じゃ~~~~ん。

じゃぁ、集団免疫はどうすれば獲得できるのかとなれば、「一度感染して回復すれば免疫を持てるかもしれない」というのが一つ。でもこれはまだ確定されておらず、「再発症をするケース」が報告されている。でもこれは「再感染」なのか、ウィルスが体内に残っていた(回復していない)からなのかの理由もまだわかっていない。

もしワクチンができれば、免疫を持つことが出来る。でもそれが1年以内に一般が利用できるようになるという期待は持てない。でももし「治療法」がわかって「死者が減る」ことになれば、「コロナ?風邪をひいたのね?」と同じで恐怖は広がらない。

ただし、インフルエンザでも日本で毎年8000人程度、アメリカでは毎年1万-3万人が死ぬのを忘れてはならないわけで、今回のコロナもその程度で収まるのがわかれば、人は慣れてしまうのかもしれない。4/14の時点の日本の死者は(たったの)123人。アメリカは23,463人。(今季の日本のインフルエンザとコロナの合計死亡者数は、今の時点でも2500人に満たない。例年ではインフルエンザだけで8000人は死亡するのに不思議なことが起きている)

だからといって「放置」すれば、日本でも倍々ゲームのように感染爆発が起きて、当然、医療崩壊が起きて死者は簡単に数万レベルに達するんでしょう。

そして、もしウィルスが次々と変異するタイプだとすれば、「過去の免疫は無効」「ワクチンも効かない」事が起きる。これってとんでもないことで、東日本を襲ったあの地震が数ヶ月ごとに起きるのと同じことを意味する。

今日のニュースで、「ウィルスは変異をしながら広まっている」というのを見た。

英国ケンブリッジ大学のピーター・フォースター遺伝学教授が率いる研究チームは、新型コロナが3つの類型に変異しながら中国武漢からアジア、北米、欧州、オーストラリアに広まっていったという研究結果を提示したと英国の日刊紙ザ・サン(The Sun)電子版が10日(現地時間)、報じた。

A型から変異したB型は中国武漢で広く流行し、東アジア地域の患者の間だけで見つかった。B型が変化したC型はイタリア、フランス、スウェーデン、英国など欧州の初期患者から見つけることができた。C型は中国本土からのサンプルにはなかったが、韓国、シンガポール、香港からも見つかった。

この研究結果は「米国科学アカデミー紀要(Proceedings of National Academy of Sciences)」最新号に掲載された。
引用:中央日報 「米国A型、アジアB型、欧州C型…コロナ、3回変異して全世界に拡散」

 

でもここには「免疫との関係」は書かれていない。でもま3種であるならば、最悪、3種の免疫、3種のワクチンがあれば良いことになるけれど、今までと同じ様に「変異を続ける」とするならば、免疫の獲得は不可能で「ロックダウンは人類の生活の一部となる」ってことなんでしょう。

ま、それが起きたら、「人類の繁栄はここまで」というか、「コロナ種すべてに効くワクチン」の開発に成功するまではどうにもならない。

あるいは「三密に近寄らない」「手洗い、消毒」「Social Distancing」を常時しつつ経済活動をし、半年、あるいは1年に一ヶ月とか「家に閉じこもり、他との接触をしない」期間を「調整期間」「リセット期間」として習慣化することによって、生き延びれるのかもしれない。

あるいは「新型コロナによる【入院患者がXXXX人に達したらロックダウンをする】という決め事」を作り、それをやっている内に、ロックダウンの間隔が伸びていくかもしれない。そして「ロックダウンをしないでも大丈夫な時」が来るのかもしれない。それは「集団免疫の獲得」かもしれないし、「三密に近寄らない」「手洗い、消毒」「Social Distancing」が「New Normalの生き方」として定着したらそうなるのかもしれない。

でもその「進捗状況は各国ばらばら」のはずで、国同士の自由な行き来は出来ないのが当たり前の時代になるかもしれない。そして「感染が広まらなくなった国同士のみの往来だけが許可」され、それが出来ない第三世界は見捨てられていくのか。あるいは「抗体を持った人たち」が世界を我が物顔で経済侵略するのかもしれない。

実は暇な時に感染病の歴史を勉強した時に、「スペインが南米に侵略した時」に「武力以上に効果があったのが【彼らが持ち込んだ感染病】だった」という説があるのを知った。スペイン人の攻撃があったにしても「感染で自滅した国(どこだか忘れたけれどインカ帝国だったかな。)」があったと。これは「アメリカ大陸が発見された後にも似たようなことがあった」らしい。その代わり、コロンブスはアメリカ大陸から「梅毒」を持ち帰り、ヨーロッパ、世界へとそれが蔓延したと。(*注1)

ま、この手の話って本当だか嘘だかわからないけれど、人類は感染病とかなり厳しい戦いをしてきたのは間違いがないわけで、今回もそれに似たケースかもしれない。

ただし政府の援助もいつまで続くわけもなく、そんな生活をしながらでも生きていける人以外はどうにもならい。そもそも「今の時点」でも「政府の援助は【たった今を生き延びる】為」でしかなくて、ワクチンが出来るのに1年以上掛かると言われているのに、【ワクチンが出来るまで政府は援助してくれるんですね?】と聞く国民もいなければ、「その時まで助けます!」とアナウンスする政府もない。これは世界中、皆、同じ。

こここそが一番のキモなのに、そこのところは国民も政府も【触れたくない現実】なんじゃないですかね。あまりにも怖すぎて直視することが出来ないのでしょう。記者会見でもそのいちばん重要な点を質問する記者はいない。

ま、とりあえず、「今を生きよう」ということで世界は動いているけれど、遅かれ早かれ、【絶望と対峙する時】が来るんじゃないですかね。

これは、あと1ヶ月2ヶ月、ロックダウンが続いても平気な我が家も同じで、世界の経済が回らなくなった時には非常にうまくないことが起きる。ただの時間の問題でしか無い。

もしかしたら、最後の最後まで生き残る人たちは「年金生活者のみ」かもしれない。きっと政府が破綻の瀬戸際まで行っても、年金を止めることはないんでしょう。それがなくなって自助努力で生きていくことは不可能なんですから。

あるいは「感染しても全く症状も出ないまま完治する人がそこそこ存在する」らしく、そういう能力を持った人たちだけが生き残る地球になるのかもしれない。またそういう人たちが「免疫を持ち」、一定数、存在すれば、そういう人たちがバリアとなって「集団免疫を獲得」することは出来るのだろうけれど、それまでには過去にあったように、世界で数千万人が死ぬなんてことも起きるのかもしれない。

だからといってロックダウンで家に閉じこもっているなんてことは、1年も2年も出来るわけもなく、政府の援助も続かない。いつか「コロナと共存する」しかない時が来るかもしれない。当然、年寄や病弱者はどんどん死ぬことになる。

年寄や病弱者はどんどん死ぬなんて、まさかぁって思いますよね。私もそう思う。

でも本日、こんなニュース。イタリアが「コロナと共存する道を選んだ」と。

「コロナと共存」経済再開 圧力に押されたイタリア政府」(朝日新聞)

 

新型コロナウイルスの欧州での感染の中心になったイタリアが、規制の解除に向けて動き出した。コンテ首相は10日、一部商店の14日からの営業再開を認めると発表。経済活動を5月初めから段階的に再開させる検討も始まった。経済界からの強い要望に押された形だが、懸念も残る。

「我々はウイルスの消滅を待てない。ウイルスと共存しながら対策を打ち出す『第2段階』に向けた作業が、すでに始まっている」。コンテ氏は10日夜に記者会見し、厳しい感染拡大防止策を取りつつ、「復興」に向けた準備段階に入ったことを強調した。同国では食料品などの生活必需品の生産と販売のみが認められてきたが、14日から書店やベビー用品店なども営業を再開。木材加工や電子部品の製造など一部の産業も、再開が認められる。

規制の緩和に踏み切った背景には、感染拡大のスピードが落ちてきたことがある。感染者数の前日からの増加率は2~3%台で安定しており、集中治療室にいる患者数も7日連続で減少。保健当局は3月上旬から続けてきた外出禁止などの厳しい規制の効果が表れたとみている。

経済活動の再開を求める経済界からの「圧力」も、日に日に強まっていた。イタリアメディアによると、同国最大の経済団体の幹部は3日、「労働環境の安全が確保され次第、すぐに再開させないと外国企業に取って代わられる。ウイルスに殺され、その後は労働者が食べられずに死んでしまう」と訴えた。コンテ氏は、自営業者への一時金の支給や企業の運転資金の貸し付けなどの経済対策を打ち出したが、欧州連合(EU)からの財政支援に頼らざるを得ない状況だ。イタリアでは生活困窮者への買い物クーポンが配られ始めただけで、具体的な経済支援は進んでいない。

 

あらあらあら、大変だと思ったんですが・・・。

「ウイルスと共存しながら対策を打ち出す『第2段階』に向けた作業が、すでに始まっている」」「食料品などの生活必需品の生産と販売のみが認められてきたが、14日から書店やベビー用品店なども営業を再開。木材加工や電子部品の製造など一部の産業も、再開が認められる。」

ここを読んで、ん?と思いませんか?

マレーシアも同じじゃないですか。MCOフェーズ3では「経済活動できる範囲が増えた」のは間違いがない。

こうやって「厳しいMCOを維持」しつつ、段階的に経済活動を緩和しつつ、コロナとの共存を目指すのが政府の計画かもしれない。

それって日本も、とんでもない額の支援金を出すことを決めた他の国々もそうかもしれず、日本はケチくさい、海外は大盤振る舞いの違いはあるにしろ、「いつまでもそれを続けることは出来ない」のはどの国も同じで、単なる「時間稼ぎ」「ソフトランディングさせることを考えている」だけで、いつの日か「コロナとの共存をするしかない」というのも視野に入れているかもしれない。だとすれば、援助を出し渋る日本の財務省は「大正解」となるのかも。

でもそれを公表することはしない。パニックが起きるだけでなにも解決しないのだから、言う必要もない。

でもそれに国民が気がついたところで、そんな時代に経済的に生きていけるとは思わないし、「お寺に行って護摩を焚いて、皆で一心不乱に祈る」ぐらいのことしか出来ないのかもしれない。

でもこのブログの昔からの読者は気がついていますよね。

たとえ一年中ロックダウンでも問題なく生きる方法はあるってこと。

でもなぜかそんな時代になっても生き延びたいって思いはないなぁ。

「もはやこれまで」と思ったら、家族みんなで集まって今まで幸せだったことに感謝をし、コロナに身を任すのも良いかもしれない。そしてそう決めた人たちのコミュニティーもそのときにはあちこちにあるんじゃなかろうか。都市ごとにそれが別れたり。またそういう実験も行われるかもね。

それともなんとしてでも、子どもたちを守って命をつなげていくべきなのか。

ん?

子供や若者の致死率は低い?

なんだか、神の壮大な計画の存在があるのかもしれないなんて思ったり。

ところで家庭菜園ですが、私は今はやっていないもののゴールドコースト時代は「地下室を水耕栽培の野菜工場」にしていたんですよ。そして当然、種を撒いた後に「伸びが悪い、変形」したものは間引くし、数が多すぎれば当然間引く。そして収穫時期が過ぎたものは速攻で廃棄。毎日、「有難う」と「ごめんね」を言いながら植物を殺していました。

これって自然界の常識で、人間だけは別だとする方がおかしなことなのかもしれない。死を悲しむのはどんな生き物でも同じだと私は思う。

あるいは、10年以上前に話題になった「New World Order(新世界秩序)」。つまり「大幅な人口削減をも含めた計画」が本当に実行されているのかもしれない。この手の陰謀論を信じる人って世界には結構多くて、「世界的規模のトリアージ」だと思う人も多いのかもしれない。地球が生き延びるには人口が多すぎるのも間違いはなさそうで、助かりそうもない人は助けない。世界の重荷、弱者をここで切り離すとか。

そして新たな困難な道を進むには、自由主義が良いのか独裁主義が良いのか、それも試されているような気がしますわ。実際に中国は「中国を世界は見習うべきだ」とアナウンスを始めているし、中国を見直そうという動きは間違いなくある。

これはマレーシアも同じで、段々と中国が武漢でやったことに近づいてきている。それは人の移動を止める道路のロックアウトであり、コンドの「完全封鎖」で一切の出入りを禁じることはすでに起きている。(でも日本では法律上、それはできない)

The Gardian(イギリスの大手新聞)にもこんな記事が。

新世界秩序のなかで誰が勝ち、誰が負けるのかと。

Coronavirus: who will be winners and losers in new world order?

これがいつか世界が「不思議な国、日本」に学べというキッカケになるかもしれない。

日本、頑張れ!

人口100万人当たりの死者数は「日本だけが世界に比べて少なく、指数関数的に増えていない」のは間違いがないのだから。

この理由を世界の誰も、今の時点で説明できないでいる。

もしかしたら「神風」が今、吹いているのかもしれない。

Y軸の数値に注目してくださいね。このグラフは「急激に増える数値を見やすい様に【対数グラフ】にしてある」のであって、これを普通の線形グラフにしたら、【日本だけがほぼゼロで横ばいになっている】ように見える。

と、まぁ、私の妄想もSFの粋に入ってきました。

どうせ妄想なら、上に書いたようなことじゃなくて、「いつの日か、新型コロナが【潮が引くように消えていった】」なんてことが起きれば良いのになぁ。

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*(注1)

1533年、スペインから来たピサロは、あっという間に、インカ帝国を滅ぼしてしまった。

なぜ、そんなことが起きたのか?確かに、スペイン側は、鉄砲や鉄製の剣があり、鉄製の鎧かぶとをつけ、馬もあった。それに対し、インカ人は木、石、青銅製の棍棒しかなく、馬もなかった。言語はあったが、文字がなく、ヨーロッパの情報を知らなかった。

ピサロは、8万人もの兵隊に守られた皇帝アタワルパと会見した際、たった百数十名の兵隊で、皇帝をすぐさま捕虜にし、インカ人を数千人殺してしまった。それでイインカ・・・、なんて言っている場合ではない。実は、インカでは、少し前にスペイン人がもたらした天然痘が大流行し、全体の人口が激減し、皇帝までもが2代に渡り天然痘で死亡したため、その後、皇帝の座をめぐって、内戦が起こり、ようやくアタワルパが皇帝になったばかりであった。

たかが感染症と侮あなどるなかれ、新大陸が発見された当時、南北アメリカ大陸には2000万人の先住民がいたが、その後200年間で、人口が100万人に激減した。その原因の多くが、天然痘やインフルエンザ、チフス、麻疹など、ヨーロッパから持ち込まれた感染症によるものであった。先住民達には免疫がなかったのである。

歴史を紐解くと、いかんせん・・・・、感染症が少なからぬ役割を果たしていることに気づく。感染症、恐るべし!
引用:健康アラカルト(91)インカ帝国はなぜ滅びたか?

 
 
 

     
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