クアラルンプールの【どの地域が危ない】のか

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感染者マップがありますが、どこが危ないのか。

前にも紹介した「Location Tracking Map(Outbreak.my)」ですが、このサイト(Outbreak.my)は結構頻繁に見ているものの「主要な数字」以外の更新が遅い、中途半端な気がします。

でもこういうマップはこれしか知らないし・・・

(4月12日)自分の住む地域の「どこ」で感染者がでたのかの目安にはなる。これはクアラルンプールだけじゃなくて他の都市も同様。

それぞれの赤丸をクリックすると、「コンド名」までわかったり、「感染者の細かい情報」までわかるのもある。でも全てではない。そして全体像は全くこれからはわからない。

クアラルンプールの感染者は4/12現在で803人。新規は44人。

やっぱりクアラルンプール在住者として気にすべき数字はこれで、全体を見ていても状況はわからない。日本も同じですよね。東京在住なら東京の数字を見ないと。

そしてクアラルンプール全体では4つの地域が「レッドゾーン指定」となっていて、そこに「感染者が集中」している。803人中759人。

(注)これらのデータは保健省が発表する数字ですが、それに間違いがあるのがわかりました。KLの感染者数と4地域の感染者数が【同じ】となっています。ですので、これから下に書いてある「KLで感染する確率はゼロに等しい」というのは全くの誤りとなります。

あら~~、下のデータ(画像)は4/11のでした。ごめんなさい。でもこのままで話を進めます。

比率でいうと94.5%がこの4つの地域に集中している。

それぞれの地域がどういう地域であるかは在住歴が長い人はわかるだろうし(私はわからない)、そこに住む人種、職業、生活パターン、生活行動範囲なども検討は着くんじゃないですかね。外国人労働者が多く住むコンドが「完全封鎖」されましたが、それは「Lembah Pantai」の区域となっているはず。

我々が出かけるとしたら、それはスーパーであったり市場であるわけですが、これらの地域の人たちが「どんな店に行くのか」も想像できるのかも。

またこの地図に、自分の住まいから「半径10キロ」の円を描いて、どの程度の距離があるのか見てみるのも重要かと。

我が家からはどの地域も10キロ圏内になっちゃいますが。

こういうふうに考えて行きますと、我が家はモントキアラ在住ですが、まず感染者と出会う確率はほぼゼロなのがわかります。発表されている感染者は「入院」あるいは「隔離」されているはずで(あるいはすでに退院、死亡)、「感染しているけれど無症状で市内を動き回っている」人がどれほど多くても、【今の時点では】感染者と出会う確率はほぼゼロだと思っています。

KL全体の「新規感染確定者」は4/12に44人。この100倍の感染者(4400人)がウロウロしているとしても、自分の地域にどの程度いるかを「地域別の感染者数の【割合】」で計算しますと(94%は4つのレッドゾーンに集中している)、6%の人(260人)が他の地域に広がっていて、その地域は広く、モントキアラ周辺にどれくらいいるかと推定しても、MCOが行われていますから、「出会う確率はほぼゼロ」となる。

もし仮に「数万人の感染者がいる」としたら(そういう心配をする人もいる)、どうしたってその80%程度の人たちは発症するわけですから、「毎日の感染確認者数」はこんなもんじゃ収まらないんじゃないですか?病院も「医療崩壊すると大騒ぎ」になっているはず。

この話を(論理的な話は嫌いな)ヨメさんにしたんですよ。そうしたら「ウッソ~~~~。まるでイメージと違う。なんで?なんで?」ですと。(笑)

ただ、スーパーで働く人達、デリバリ、あるいは住んでいるコンドで働く人達がどこに住んでどんな生活をしているのか全くわかりませんから、注意すべきはそこかもしれない。

出会うことがなくても、感染者は「足跡を残して動き回る」わけで、やっぱり大事なのは「手洗い」「消毒」ってことになるんでしょう。

ま、こんな推測は「気休め」でしかなく、そもそもこのコロナの感染は「まさかの場所で【時限爆弾が炸裂する】のと同じ」でどこでクラスターが発生するのかはわからない。

ただ世界を見ていても、どんな場所で感染が広まったのかはデータとして多くあるわけで、自分の身の回りの「近寄るべきではない場所」「注意する場所」はそこそこ【具体的に】検討はつく。

そして私が思うに、「よっぽどの三密との接触がない限り、なかなか感染することはないのではないか」ってこと。

やっぱり世界で言われているのは「Social Distancing」、つまり「人との距離を保て」ということが一番で、それに注意し、手洗い、消毒に心がけていればまず感染はしないのかもしれない。

不思議なのは「日本の満員電車」で、これは1月2月3月とずーっと続いていて、そこからの感染報告は無いに等しい。「感染経路がわからないケース」はここに入るわけですが、それにしても「本来ならここから感染爆発がスタートしてもおかしくない」のに、【それは起きなかったのは間違いない】。

なんででしょうねぇ。本当に不思議。

いやいや、そこで感染した人たちがごっそりいて、感染者の数はとんでもない数字になっているはずだと考えがちですが、1月2月3月に感染して未だに症状が出ない人はかなり珍しく、大量感染しているとしたら「初期の時点で【感染経路不明の感染者】が爆発的に出る」のが論理的でしょ。でもその報告は無い。

もしも「満員電車で感染した人たちは【ほとんどの人が無症状】である」とするなら、そして「ほとんどの人は【知らない内に完治する】」とした場合、まだ完治していない感染者はごっそりいることになるんでしょうが、そんな推測をしたなら、なんでもありで、統計なんて世の中に必要がないということになりませんかね。

「検査も十分にしていないのだから、感染者がごっそりいるはずだ」というのなら、今の時点で、日本は武漢やイタリア、ニューヨークのようになっていないとおかしいんじゃない?いや、これから起きるのだというのなら、では「なぜ今までそうならなかったのか」の説明をしてくれないと困る。

私は「日本は海外のようにはならない」「感染者は海外のように多くはない」といっているんじゃないのはお間違いのないように。ただ「わからない」というのが正解だと思っているだけ。

それにしても不思議な国がもう一つある。それは「タイ」。

私はコロナの話題が出た時に、中国の次に恐ろしいことになるのが「タイ」そして「日本」だと思っていました。それは「濃厚接触どころではない超々濃厚接触」「粘膜接触」さえする「性産業が盛ん」だから。そして「中国人はお得意様」。もちろん、タイは欧米からの女性をお目当ての旅行者もごっそりいたはず。

私はタイでは「感染爆発」が起きると思っていました。

あの世界ってクラスターの個別追跡は出来ないし、「感染者は【どこで感染したのかは思い当たらない】と絶対言うはずで、とんでもないことが起きると想像していたのに、それは起きていない。今頃になって、日本で「風俗業(接待業)」が問題になっている。なんで今頃?と私は不思議に感じています。

どちらにしても「感染する確率」って「宝くじで高額当選する」のと同じ様なものかもしれない。そして「高額当選しない為」には「皆が宝くじを買わない」ようにするしかない。「ほとんどの人は当たらないのがわかっている」にしてもです。

そして私達が忘れてはならないことは、「緊急事態宣言」「MCO」「ロックダウン」が行われようが行われまいが、私達のやるべきことは【集団免疫を獲得するまでは変わらない】ってことじゃないでしょうか。

マレーシアでもMCOの解除を心待ちにしている人も多いと思いますが、私は聞きたい。

「貴方は何を待っているのか?」「解除されたらどうするつもりなのか?」と。

終息したように見える中国ですが、何を今やっているのか、今後どうなるのか、そこを注視して行こうと思います。

元の生活、元の経済活動に戻ったのか?

それとも過去の生き方とは全く違う「New Normal」の生き方をしているのか?

あるいは・・・・・・

 

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