スーパーで売っている牛肉(もも肉)、そして生卵も使ってユッケを食べるなんて、食中毒は怖くないの?なんて言われそう。
はい、怖くないです。(笑)
というか、若い頃から生鮮食品なんて無いと言っても良いようなグアム、そしてゴールドコーストで「危ない生モノ」には鍛えられていますので、マレーシアで自作するユッケなんて全く問題がないのと同じレベル。いまだかつて家食であたったこともありませんし。
ただ何も考えないで肉を買って使ったり、生卵を平気で食べるわけでもなくて、私の中にはそれなりの基準がありまして、ちょっとでも危険を察知したら食べませんし、肉も必ず洗浄し、場合によっては消毒もします。ただ肉も卵も「危ないのは外側だけ」で、「中は大丈夫」だと思っています。皆さんもステーキで中心が赤いものや、和食の牛のたたきを普通に食べるでしょうし、お店ならユッケも生卵も食べることがあるんじゃないですかね。
ただ一般的には「自宅では怖いけれど、お店のは大丈夫」と考える傾向があると思うのですが、私は全く逆で、家で食べるからこそ安全性を自分でコントロールできると考えています。特に海外のお店では安全意識の高い日本の職人さんが作っているわけでもないことが多いし、私の経験上、危ないのは素材よりキッチン周りだと思っているし、肉でも「調理前の状態」を確認できませんから、私はお店で食べるほうが不安。ここは海外、それも東南アジアのマレーシアなんですから。
そして自分で作るってことは、味も好きなようにできるのね。
私は「醤油+コチュジャン+キムチの素+焼肉のタレ+お酢+ごま油」をベースにして作ります。
そしてですね、「卵の黄身」を【好きなだけ使う】。このユッケも卵の黄身を混ぜ込んで、なおかつ上に乗せてある。(笑)
そして昔から、ユッケに重要なのは「梨」で、これがないとどうも物足りなさを感じるんですよ。
でもたまにはキュウリも良いなと思うし、玉ねぎを混ぜ込むこともする。そして全く違う洋風を作ってみたり。
そして量も好きなだけ。(笑)
コスパは抜群。
私はお店でユッケを見つけるとかなりの確率でそれを頼んで食べますが、それは「家で作るときの参考にしたいから」なんです。
そして実は不満もないわけじゃない。それは肉。
普通、ユッケとかタタキでも「赤身を使う」のが一般的ですが、やっぱりほんのちょっとサシが入った和牛を使うとかな~~り美味しいのね。でもユッケに合うような和牛は見たことがありません。できることならA3クラスのランプかもも肉が欲しい。(プラザモントキアラの韓国人肉屋の韓牛(ランプ)も美味しい。並びにあるベルギー料理のLe P’tit Belgeのタルタルステーキはこの肉を使ってる)
な~~んて贅沢を言う必要もないぐらい、私はスーパーの牛のもも肉で十分幸せを感じています。でも今の所、ユッケに使うもも肉はB.I.G.@パブリカで売っているものだけ。ビレッジグローサー@ワンモントの肉類はどうも相性が悪いです。