BLM(Black lives matter)が2021年の「ノーベル平和賞にノミネート」された。
人種差別、人種偏見が世界にあるのは確か。
それを無くそうというのはわかりますが・・・・。
なんだかスッキリしないものがあります。アメリカの歴史さえも変えようとし(奴隷船の到着時をアメリカの始まりとする)、奴隷とつながりがあるリンカーン、ワシントンの名前が付くものを消し去ろうとし(銅像も壊す)、アメリカ映画の代表作である「風と共に去りぬ」も封印されてしまった。そして私達は怒っていると暴動を起こし商店を壊し略奪する。
これに賛同する白人も多く、自らが「白人と生まれたことに罪がある」と認め、暴動や略奪も容認。
そしてとうとう、BLMがノーベル平和賞にノミネート。
でもねぇ、これで平和賞ですか・・・。
警察官による黒人の射殺が続いて、そりゃ黒人が怒るのもわかる。
でもそういう事件の一部始終を見たことがあります?
私は「どっちもどっち」と思うことがあるんですよ。
警察官が言う「止まれ!」というのも無視したり、そのまま車の中から何かを取り出そうとしたり。これって「銃を取り出すかも知れない」と警官が思うのもあたりまえで、「銃を使って静止するのは認められている」のね。
車を止めて「尋問」するだけで、「俺が何をした?何もしていないぞ」とわめきたて全く警官のいうことを聞かない。「サー、車から降りてください」と警官が敬語を使っていても、それを罵倒しいうことを聞かない。無理やり車から降ろそうとすると、当然、それに反抗して暴れたり。
こういうことの連続で、撃ち殺された場面の映像も多く見たけれど、「警官が一方的に悪い」と私は思ったことがない。
でも撃ち殺すことはないだろうとも思うわけで、足を撃つとか、動けないように、反撃しないようにすることも出来るはず。銃ではなくてスタンガンみたいなものも持っているはずだから。
でもそれをいうと、「凶悪犯が何をするか知らないからだ」と言われる。アメリカの警察官がどれほど危ない目にあっているかを知っているのか?と聞かれれば返す言葉もない。
また黒人でさえも、「白人が黒人を殺すと大騒ぎになるが、私の街で殺された29人の黒人は【すべて黒人によって殺された】」という一般人(黒人)のインタビューも見たことがある。
私には現場がわからないから、なんとも言えないけれど、アメリカは病んでいると思う。
これでもノーベル平和賞?平和を求めて、弾圧に負けない勇気ある行動ということなのか。自分たちが受けた仕打ちに比べれば大したことではないのか?
シアトルなど警察がまともに機能していない都市もあると聞く。
シドニーに住む次男坊に聞いたことがあるけれど、彼も「BLMを支持する」という。(・o・)
というか、周りがそういう風に固まっているとも言っていた。そしてBLMの活動に白人が反対すると、「人種差別者の烙印を押される」と。
シドニーでさえそんなことになっている。どんどん左傾化する世界。本当にそれで良いんですかね。いや、それを皆が望むなら良いのですが、なぜ左派は「自分の敵を徹底的にやっつけようとするのか」が私には理解できないこと。これは世界中が同じ。「私達も認めてくれ」じゃないのね。「私達の言うことを聞け」となる。アメリカではトランプ支持者の徹底的な弾圧が始まっている様子。
中国に関して聞くと、彼は「中国なくしてビジネスは成り立たない」とだけ言っていた。
次男坊はシドニーの監査法人で働いているけれど、彼が担当する企業もそんな感じらしく、「俺はそうは思わない」なんてことは口が裂けても言えないんだろうと思う。そしてそうこうしている内に、それに染まっていく。
次男坊たちがゴールドコーストで育つ間に何度も人種偏見を感じて、それに立ち向かった話を聞いた。もちろんオーストラリアに人種差別があるのは、我々が上陸した1991年、すぐにそれを感じた出来事もあって、私は子供たちに「絶対に屈服するな。逃げるな。」とこんこんとしつこいぐらいに教えて来た。
それだけにBLMを理解できることもあるのだろうとは思うけれど・・・。
昔の子供たちが小さい頃の出来事を書いた日記がある。
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