アメリカの「男女がわかる言葉を止める」のは冗談じゃなかった

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アメリカのリベラルが大好きな人もいると思いますが、私には異常にしか思えません。

ジャンダーフリーにしても、「性差別はあってはならない」のは理解できますが、「性別がわかる言葉も使わない」のをみなさんどう思います?

まさかと思いますよね。

ジェンダーフリーも行き過ぎていると私は思うのですが、お手洗いも男女の区別をしない動きがあるし、スポーツの世界では「元男性」が女性競技にでるのも問題ない様子。日本で言えば、女風呂に「元男性」、あるいは「自分は女だ」と主張する人は入れることになる。

そして下院議長のナンシー・ペロシ女史は「性別が分かる言葉の廃止」を言っていましたよね。Motherはもちろん駄目だと。

ウソだろって思いますよねぇ。

ところがそれが実際に動き出した。

バイデン大統領は「母親」という言葉を使わずに、「出産する人」という言葉を使いだした。それもホワイトハウスの予算の中で使う言葉に。

ニューズウィークのニュースです。

英語ですが、日本語訳はGoogleを使えば簡単に出てきますので、英語が苦手な方はそれで読んでみてください。

Newsweek

"Why does Biden want to cancel mothers?" one critic of Biden…

こんな感じ。

ワイトハウスの2022会計年度予算は、公衆衛生資金に関するセクションで母親という言葉を出産 者に置き換え、月曜日にジョー・バイデン大統領の保守的な批評家から嘲笑を促した。

バイデン政権の予算には、「妊産婦死亡率を減らし、妊産婦死亡率の人種に基づく格差をなくす」ための取り組みに取り組む公衆衛生セクションが含まれています。予算は特に、黒人、アメリカインディアン/アラスカ先住民と他の色の女性の間の人種格差に対処しています。しかし、バイデンの予算が発表された後、月曜日に保守的なシンクタンクの指導者や右翼メディアのメンバーの怒りを呼んだのは、母親という言葉を出産する 人々に置き換えることです。

キャピトルヒルのヘリテージアクションロビイストは、「なぜバイデンは母親をキャンセルしたいのか」と信じられないほどツイートしました。

これが性差別のない素晴らしい世界なんですかね。

私としては性別も個性と言って良いと思うんですよ。年老いていたり、まだ若かったり、それも個性。

そして「みんな違って、それで良い」と思うのですよ。【違いを容認するのが大事】なのであって、「違いを表す言葉をなくす」って・・・・。

頭がイカれているとしか思えず。

そのうち、YoungもOldも使わない時代になりそうですね。当然、「美しい」とか「醜い」という言葉もなくさないと駄目なんじゃないですかね。

「高い」「低い」も駄目でしょう。比較級の言葉(betterとか)も差別を生み出す原因だ、なんて言い出しそう。

私は海外生活の中で随分と欧米人に「捕鯨」に関していろいろ言われたことがありますが、彼らの論理は馬鹿げているとしか思えませんでした。それと全く同じことを今、感じています。

日本にも「徒競走で順位をつけるのをやめよう」「皆で一緒にゴールしよう」というのがありましたねぇ。

学校でも成績をつけるのをやめればよいのに。

彼らの理屈だと「選挙も差別」となりそう。アメリカ大統領も全国民が誰でもなりたい人は順番になれる制度にするべきじゃないんですかね。いやそこにも差別があるから、全世界の人を対象にしましょう。

彼らの「差別をなくす」という高邁に思える考え方って本当に浅はかで、今回の「母親」はやめて「出産する人」に変えたとしたら、では出産、妊娠しない人、妊娠できない人はどうなるのか。

BLMも同じで、今まで虐げられた黒人には暴力さえも大目に見るとするならば、それは非黒人に対する「新たな差別の始まり」でしかないんじゃない?

Black lives matterは良くて、White lives matter,tooと言った人は無視され、殺された女性もいたらしいじゃないですか。

私は中国共産党は恐ろしいと思うのだけれど、アメリカのリベラル、現政権はもっと怖いと思っています。

来年のアメリカ中間選挙が楽しみ。保守派には是非議席を取り戻して欲しいと心の底から願っています。

アメリカはアメリカ、なんて言っていると、「アメリカがそうなんだから」という理屈で当然、日本の(イカれた)リベラルも同じことを言い出すと思う。

お父さん、お母さんという言葉も性別が分かる言葉として排斥しようとするなんて狂っていると思いません?またアメリカには本当にイカれている人もいて、お祈りの時の「アーメン」も「A men」だからやめようとさ。民主党の国会議員だったかなぁ・・・。

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