世界は「感染者数は重視しない」方向へ動いているのは間違いがない

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困りましたねぇ。

私流の世界の動きから見ると、「新規陽性者数は重視しない」方向に動いていると結論づけるしかない。つまり「感染そのものを重視しない」という意味。

その最先端を行っているのがイギリスで、新規感染者数は「過去のピークに近づく」ほど増えているのに、「重篤者・死亡者は大きく減っている」のがわかる。この理由は私にはわからなくて、ただ【ワクチンが効いている】のか、それとも【デルタ株】がそういう特徴を持っているのか。あるいはこれの両方なのか。

どちらにしてもイギリスは「行動制限をやめる」方向にある。

ただマレーシアに関しては、ワクチンの接種率が上がっていない、デルタ株の比率は高くない(正確にはわからない)ことから、まだイギリスのような結論に達することは出来ず、今まで通りの行動制限を基本としている。

これに変化がありそうなのは「行動制限を軽くする」考えがあるのが政府の発表の中に見え隠れしているから。

経済を救うためにも、行動制限を我慢している人たちの為にも【行動制限の継続には限界がある】わけで、(新規感染者数が減らないにしても)いつか緩和なり解除をするしかないのは簡単に想像できる。

でもそれはイギリスのように、【感染者は多くても重篤者・死亡者は少ない】という裏付けが必要なわけだけれど、まだマレーシアはそれを言える段階じゃないと思う。

私達はここをしっかり見ておかないと、「世界はそういう方向だから」ということで、マレーシアが方針を変えてしまう可能性がある。当然、国民もそういう世界の流れを感じていれば、それを受け入れてしまうことも起こりうるんじゃないですかね。

当然、我々に決定権なんてないわけだけれど、真実がどのへんにあるのかのチェックは必要だと思うわけです。

「民意はどうなのか」が非常に大事で、行動制限の緩和を決めたイギリスですが、アンケートでは「反対が若干多い」程度で、「賛成の比率はそこそこ高い」。こういう状態だから政府は「行動制限の緩和」を進められるわけで、反対派が圧倒的に多ければ大騒ぎになる。

マレーシア、日本はどうなりますかね。

私の想像では「数字を重視し、論理的な考え方はしない傾向がある」と(勝手に)思っているので、イギリスのような決定は出来ないんじゃないかと。特に日本は左派政党やテレビのバラエティ番組が大騒ぎするのは間違いがなく、それに世論は引っ張られて動くのは今までと同じだろうと。

それと気がかりなことはまだあります。

イギリスの新規陽性者が大幅に増えているのに、重篤者・死亡者が逆に大幅に減少しているのは間違いがないものの、それが今後も続くのかどうかはわからない。これからも新しい変異株が続いて出てくるだろうし、ワクチンの効き目も限定的となる日が来るかも知れない。

これをいう専門家もいるわけで、前に紹介した「天然痘撲滅に貢献した疫学者、ラリーブリリアント氏のインタビュー」が気になります。

 

私としては彼の言うように世界が動いていくであろうと考えています。そう簡単にコロナから開放されるとは思えない。

ただし、少なくとも【今の時点】ではワクチンのおかげか、デルタ株の性質によるものかはっきりしないにしても、【重篤者・死亡者は減っている】のが世界の動きなのは間違いがない。だから私は「イギリスの決定は正解というしかない」と思うんですよ。将来の心配は将来のことで、今の時点で将来の心配をしても誰にもわからないのだから。

そして、ある意味、イギリスにしてみれば「集団免疫を得るチャンス」と見ているんじゃないですかね。重篤者・死亡者が少ないなら【感染が広がるのは悪いことではない】でしょう。

段々と「ワクチン接種が重要」なのが見えてきますね。そして世の中では【同調圧力】は強くなるだろうし、ワクチンパスポートができれば尚更。

またワクチンパスポートに関しては、「安全性が見えたから」ではなくて、【ガス抜きをしないとどうにもならない状態だから】というのが大正解だと私は思っていて、未だに「ワクチンを打ったからもう安全」と単純に考える人は少ないにしても、かなりの注意が必要だと思っています。

「反対派」「様子見派」にも変化が出てくるかな?

今回、なぜ私がこういう風に考えるかのバックグラウンドして、世界のデータがある。それに関しては、前の日記を御覧ください。ちょっと付け足しましたが、世界の動向が見えてくるはず。

Dabo's life in KL, Malaysia

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください 世界のコロナの動きを見ているとわけが…

悪いことばかりではなくて、実際に重篤者・死亡者は減っているし、また治療薬、予防薬も大々的に報道はされていませんが、前進しているような感じを受けています。

10月に入る頃には、進展があるんじゃないかと期待しています。

ただただ願うことは、コロナも「新たな役者、本命」が出てこないこと。

ちょっと気になるのは、中国でもインドでもコロナとは全く別の「感染症の拡大が報告されている」ってこと。コロナの影に隠れて大きく報道されることはありませんが、そういう時代になってしまったんですかね。

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