コロナに感染した場合、一番のポイントは【酸素吸入】ですよね。
肺炎などで呼吸が困難になり、酸素の血中濃度が低くなるとヤバい。当然、死に至る。
だから「パルスオキシメーター」で【血中酸素飽和度】を【常時計る】ことになる。
これはコロナに感染したかどうかの指標にもなるわけで、「私達個人がパルスオキシメーターを持っていることは重要」と言われる所以。
調子が悪くなって救急車を呼ぶにしろ、保健所や病院に助けを求めるにしろ、【苦しい~~】【息ができない】【死にそうだ】と騒いだところで、それを聞いている方は【みんな同じことを言う】と思って聞いているだけでしょう。
でも私達がパルスオキシメーターを持っていれば、私達自身もどういう状態なのかわかるし、保健所や医者に助けを求める時も、【パルスオキシメーターの数値はXXです】といえば、相手はすぐに状況を理解できる。
だからパルスオキシメーターは必需品。
私が買ったのはこれ。
でも、実際に息苦しくなって、パルスオキシメーターで測った数値が95を下回り、85だ、75だと下がってきたら当然、助けを求めるわけですが、「救急車が来るまでどうする?」と思うわけです。私達は「病院に向かおうとしていた政治家がその途中で亡くなった」のは覚えているわけで、【自宅で酸素吸入が出来たら良い】のは間違いがない。
ということで、私はスポーツ選手や登山家が持つような「酸素ボンベ」を購入したのは前に書きました。
私の血中酸素飽和度って通常時でも95しかないのが普通で、ちょっとヤバいんじゃないかと思っているのですが、その酸素ボンベで酸素を吸入すると【瞬時に数値が上がる】のね。へ~~、大したもんだ、なんて感心したりして。(笑)
ところがですね、これって「携帯用、緊急用」でしかないのね。これで何時間も酸素吸入をすることは不可能。そもそも容量が1リッターしか無い。これって100~200回、呼吸が出来る程度でしかない。つまり「吸い続けた場合は10分ももたない」んじゃないですかね。
ま、手つかずのものが4本あるのでそれで良いかも知れないですが、いろいろ考えると、やっぱりもう少しまともなのが欲しいなと。
日本も同じですが、「自宅療養」となった場合、酸素吸入はどうなるんですかね。どうも私が見ている限りでは、酸素吸入器はなさそう。でもパルスオキシメーターは渡してくれるらしい。
駄目じゃん、それじゃ。
急に具合が悪くなったら、手元に酸素があるのかないのかじゃ大違いでしょう。良いんですよ。電話をすれば5分、10分の内に救急車でも医者でもすっ飛んで来てくれるなら。でも今はもうそういう状況じゃない。
ということで、容量が多い酸素ボンベを買おうと思ったんですよ。(コロナは関係なくして、ちょっとボーッとするときでも酸素を吸うとスキッとする)
以前、上の携帯用酸素ボンベを買った時に、ちゃんとしたやつでも意外に安いのはわかっていたので、小型のを買おうと思いました。
一番左のタンクは700リッター入り。上の携帯用の700倍。それで130リンギット。安いですよね。これが2本もあれば、まぁ安心。
ところが~~~~~~~~~~~~。
販売店に連絡をとったら、全く在庫がないのですと。
この手のボンベじゃなくて、酸素発生器もあるじゃないですか。
こういうの。これも全く在庫がないのですと。
みなさん、やっぱり考えることは同じですね。
でもこういうのがあるのとないのとじゃ、天と地の差。生死の分かれ目と言えるかも知れない。
まさかインドで起きたように、ガスボンベを持ってそれに充填してくれるところを探して街中を走り回るなんてことが起きないと良いですが・・。
ただ少なくとも、自宅療養の人たちが酸素吸入を受けられない状況ってのは簡単に起きそう。
ところで【血中酸素飽和度】を計る「パルスオキシメーター」が重要なのは今では常識と言って良いと思うのですが、もしまだそれさえも入手していない方は是非これをお読みください。
新型コロナウイルス感染症の重症化の目安となる血液中の酸素飽和度を測定できる「パルスオキシメーター」が注目を浴びている。麻…
この中にこんな記述があります。
何らかの体調の変化を感じた場合、微熱であっても酸素飽和度をマメに測定し、「90%未満」あるいは「ベースラインよりも5%以上低下」がみられる場合には、「かかりつけ医師」「発熱外来」「保健所」などに電話して「受診すべき病院」などの指示を仰ぐことを強くお勧めしたい。