しかし本当に「美味しい本マグロ」を食べるのが難しいです。赤身ね。
一歩一歩前進していたかと思うと、突然、谷底に突き落とされるようなことが起きています。
これも本マグロ赤身ですが、これほど不味いのを食べたのは初めてかもしれない。昨日の夜食に漬け丼にしたんですが・・。
私が手に入れる「本鮪の赤身」の品質そのものが悪いとは思えないんですよ。値段もそこそこですし。
今回は「冷凍もの」でしたが、解凍方法、その後の保管方法が悪いのか。
解凍方法もいろいろあって、日本では、最近、「温塩水解凍」や「氷塩水解凍」が主流の様子(最初の5~10分だけで、その後は冷蔵庫)。それも試しましたし、真空パックして「氷温水解凍(半解凍まで)」とか、それらの組み合わせとか、私が調べたいくつかの方法は全て、それも何度も試しているのですが、【どれも駄目】なんですよ。
本当に不思議。
だって今の時代、寿司屋でも「冷凍物」を使うし、マレーシアでも冷凍物を使う店は少なくないはずなのに、こんな美味しくないマグロを食べたことがない。
ただし、「冷蔵物(冷凍していないもの)」を購入し、2,3日の内に食べてしまうのなら全く問題なし。本当に美味しい。
ところが~~~~。
そういう冷凍ではない冷蔵の本マグロって「小さなロットでも最低1キロはある」わけですよ。
1キロの刺し身って結構な量で、それを2,3日で食べるのはまず不可能。だからどうしたって「半分程度」は自宅冷凍するしかないわけですが、そうすると当然、味も舌ざわりも全くの別物になってしまうのね。
冷凍ではない「ナマ」の本マグロの天身柵。これで1.2キロはあって1万円は超える価格。
マジで美味しいなんてもんじゃないですが、これを2,3日で食べるのは不可能。いや、食べようと思えばどうにでもなりますが・・・。^^;
今日食べた「冷凍物」は「日本から冷凍の状態で送られてくるもの」ですが、本当に酷いなんてもんじゃない。
でも私は無駄な抵抗をしているのも間違いないかもしれないのね。
というのはブログ友のご主人が現職の板前さんなんですが、「冷凍物は無理」とはっきり言っているそう。
それを聞けばそれを信じるしか無いのですが、そのご主人は「超有名店」の板前さんで、彼が駄目と言っても「私には十分OK」かもしれないという思いが捨てきれないんですよ。私は最高のものが欲しいわけでもないし(私のボーダーラインはかなり低い方 笑)、それに今の時代、日本では寿司屋でも冷凍物のマグロを使う店はいくらでもあると聞きますし。
でも今日、私が食べたような本鮪の赤身を出したら、もうその店に来る客はいなくなるのは間違いないはず。(笑)
難しいですねぇ。
皆さんご存知の「Forcal Marketing」で売っている「インドネシア産インドマグロの赤身の冷凍」ですが、それの満足度は決して高くはないものの「どこでも売っているキハダマグロ」よりは美味しい。そして今日、食べた【本鮪の赤身の冷凍】よりも美味しい。
私が手に入れる「冷凍物の本マグロ」ですが、おみくじで言えば「大凶」と「凶」ばかりで、「中吉・小吉」も出たことはないみたいな。(笑)
この際、この「間違いなく美味しいナマ」に決め打ちして、1キロを頑張って2,3日で食べちゃう?大好物ですからそれでも良いのですが、そんなことをしたらバチが当たりそうで・・・。
お刺身でも十分美味しい。
「本鮪の赤身を食べたいだけ食べよう週間」を月に二回ぐらいやって、あとはFocalのインドネシア産インドマグロで誤魔化すなんて手もある。
Focalのインドネシア産インドマグロ。あらら、10%以上、値上がりしている。キロ単価130だったのに・・。
これはどこにでも売っているキハダマグロよりは間違いなく美味しい。当たり外れがあってがっかりすることも多々ありますが。
悔しいです。本当に悔しい。
まだ白旗を上げたくないんですよ。じぐそ・・・・。