ランカウイは今「雨季」なのか・・・。知らなかった・・・。

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2016年にマレーシアに上陸してからもう6年になります。でも我らが3人はマレーシア国内の旅行らしい旅行は全くしていません。私達が行ったことがあるのは11年前ですか、下見にマレーシアに来た時にペナン島に行ったこと。そしてコロナ前にゲンティンハイランドに行ったこと。それだけ。

ああ、イポーには行きました。温泉に入りに。(笑)

大きなSunway Lost Worldも面白かったし、ゆったり出来るThe Banjaran Hotsprings Retreatは一生思い出に残るホテルでした。数日間、温泉にのんびり浸かるなんてことはオーストラリア時代にも無かったし(そもそもシャワーばかりでお風呂にも入らない)、何十年ぶりの温泉を満喫できました。

でも旅行の思い出らしい思い出ってそれぐらいで、マラッカもジョホールも知らないし、ランカウイを含む離島、リゾートも行ったことがない。それどころかクアラルンプールの街の観光さえしたことがないんですよ。だから知っているのはKLCC、ブキビンタン周辺とモントキアラ、サウジャナ周辺だけ。クアラルンプールの観光名所も行ったことがない。なんなんですかねぇ。行こう~~!!って盛り上がらない。

いくら仕事でマレーシアに来たにしても、我々みたいにどこにも行ったことがないって変わっているんでしょうね~。6年もマレーシアに住んで、我ら家族ほどどこにも行ったことがない日本人っていないかもしれない。

だからコロナ禍の2年、自由に動き回れない行動制限がありましたが、我が家は実はいつもの生活に大きな変化は無かったと言っても良いくらい。^^;

旅行が嫌いなわけも無いし、海は大好きだし、でもなぜか盛り上がらず、毎日毎日、同じ様な生活の繰り返し。日本やオーストラリアには何度か行きましたが、マレーシア国内はどこにも行かず。

それでもコロナが下火になって行動も自由になってきたからどこかに行こうと作戦を練っているのですが、情報が多すぎるのか焦点を定めるのが結構難しいです。

でもランカウイが良いねということで、いろいろ調べていたんですよ。行ってみたい場所もあるし、是非泊まってみたいホテルもある。

昔みたいに一日中シュノーケリング、ダイビング、釣り、島巡り、探検をして過ごすことはもうないけれど、綺麗な海を見ながら太陽と空と風を感じてゆっくりしたい。

ところが~~~~~~~~~~~

行くのは6月か7月になるのですが、その時期はランカウイが雨季だなんて全く知らなかった~~~~~。

東海岸はモンスーンの関係で「乾季に行くしか無い」のは知っていましたが、ランカウイって一年中同じなんだろうと何故か考えていた。ところが具体的に話が進む中で、東海岸のモンスーンと同じ、西海岸のモンスーンもあって西海岸は「今は雨季」というのがわかった。(┰_┰)

ただ雨季と言ってもスコールが多いだけで雨が振りっぱなしではないのは、私もグアムに長くいたのでわかるんですが、「風の向き」ってのも重要で、「海の綺麗さが大きく変わる」んですよね。ゴールドコーストもそうだし、それはランカウイも同じだと思うわけです。透明度が抜群じゃないにしても綺麗な海に行きたいと思っているのに「やっぱりこんな程度かぁ」なんてのは想像しただけで意気消沈。

梯子を外された気分です。

クラビも良いと思っていろいろ調べたのですが、位置的にランカウイと同じでやっぱり時期を考える必要がある。

クラビもかな~~り面白そうで、良いリゾートホテルも結構あるのね。クラビはKLIAから直行便が出ていて、ランカウイに行くのと大差がない。ただクラビはタイで出入国の面倒がある。

じゃぁ、6月7月なら東海岸へ行けば良いじゃないかと。今は乾季でシーズン真っ盛り。

でも東海岸となればレダン島やティオマン島が良いと思うのだけれど、昔以上に面倒くさがり屋になった私もその傾向が非常に強いヨメさんも、飛行機に乗ってそれから船着き場に移動してそこからまたボートで・・・なんていうのが非常に億劫に感じるわけです。昔は7時間運転して、そこから飛行機に乗ってグレートバリアリーフの孤島に行ったなんてことをやっていましたが、あの元気はもうどこかへ行ってしまった。

グレートバリアリーフの中のLady Elliot Islandという島は本当にアクセスが悪かったけれど、私の経験の中で一番海がキレイだった島。ウミガメの産卵時期に行ったのだけれど、真夜中にリゾートの中をウミガメがゴソゴソ動き回っていて、泊まっているシャレーの真横で穴を掘っていたり。

ここでのダイビング、シュノーケリング、ウミガメとの出会いの感動は一生忘れることはないと思う。

同じ様なところがマレーシアにもあるはずだと思っているのだけれど、なかなかわからないし、行くのならああいう感動がほしいと思うわけです。

そんな時に、スバン空港からレダン島への直行便が出ているのを発見。\(^o^)/

よしこれなら良いぞと思ったら、飛行機に乗るときの預け入れ荷物は「一人7キロまで」ですと。で、手荷物は3キロ。嘘でしょ?状態。当然、荷物が増えたら超過料金を払えば良いのだろうと思うのだけれど、飛行機会社(SKSairways)にメールを書いても返事が来ない。(┰_┰)

じゃぁ自分の車でジェッティー(Merang Jetty)まで行くか?荷物は好きなだけ持っていけるし、途中でどこかに泊まるのも面白いかもしれない。

今じゃそんな気分になっています。ま、直行なら休憩を挟んで6時間ぐらいでは行けそうな距離。フゥ・・・・・

そんなことを考えつつ、「他に面白そうなリゾートはないか」探してみたんですよ。すると出てくる出てくる。面白い。

例えば、レダン島の近くに「半端じゃなく海が綺麗」と言われる【プルフンティアン島】がありますが、その中間にある島もかなり良さそうなのがわかった。

それはランテンガ島。ここも半端じゃなく海が綺麗だそうで、「穴場」らしい。

結局ですね、私はグアム(サイパン、ロタ)に入れ込んでいた若い時期があったし、25年住んだゴールドコーストも半端じゃなく綺麗だったし、中途半端な海には行きたいと思わないのね。ニューカレドニアでさえ、子供たちは「ゴールドコーストのほうが綺麗」と言ったぐらいでやっぱりあの感動を超えるものが欲しいと思うわけです。だからボルネオはサバの方とかモルジブに行くしか無いのかな、なんて思ったり。

ところがどっこい。マレーシアのリゾートを調べていくと、上に書いたランテンガ島みたいな島、リゾートがいくらでもあるのね。それらは聞いたこともない、ブログや出版物で読んだこともないけれど、かな~~りキレイなとこがマレーシアの沿岸にもいくらでもある様子。決してボルネオに行かないと駄目ってことでもなさそう。

それらの島は、なんとジョホール州にある。東海岸でシンガポールから見ると北東の位置。ティオマン島の下辺りに多くの島、リゾートがあるのがわかった。

例えば「Rawa island」。

この様な島が結構あるみたいなのね。今はまだ調査中ですが、そういうリゾートも良いんじゃないかと思っています。

ただ私もヨメさんももう歳を取っていて、若い頃のように「キレイな海があるならバンガローでもオッケイ」というわけにはいかないのね。決して最高級のゴージャスなリゾートに行きたいわけじゃないのだけれど、私が若い頃、そして子供たちが小さい頃にヨメさんと共に行ったあちこちはやっぱりそういう年代、ファミリー層向けの場所だったわけです。つまり、高級リゾートって私たちは知らないんですよ。

もうジジババになって、あの頃のような元気もなくなった今、今まで行ったこともない泊まったこともないようなリゾートが良いんじゃないかという考えが強くなっています。

あとどれだけ元気でいられるかどころか、いつ死んでもおかしくない歳になると、やっぱり「今、出来る内にやっておきたい」ことがいろいろあるわけです。

ヨメさんは若い頃から「(タヒチの)ボラボラ島へいつか連れて行って欲しい」と何度も言っていましたが、それは叶わなかったし、「素晴らしくゴージャスなリゾート」に連れて行ってあげることも出来なかった。

私も趣味のシンセサイザーを使うコンピューターミュージックで「タヒチのミュージッククリップ」を【自分で撮影した画像、動画で完成させる】のが夢だったんですよ。でもその夢も叶わず。

自分が持っている知識と技術をすべて出し切って作った曲(Moorea)のミュージッククリップを未完成のまま終わらせるのは悲しいけれど・・。

この曲の途中のピアノソロ(1:44から)は、これほど自分が頑張ったことがあるのかと思うくらい注力したし、私の人生に常に影響を与えていた「海と音楽と写真」の集大成としてどうにか完成させたかった。

画像は借り物でとりあえず形にしただけの未完成のミュージッククリップ【Moorea】。(曲はアナログではなくてMIDIで作りシンセサイザーで鳴らしたもの)(大好きなベースに重点を置いて、音量を上げると窓が振動するほどの【圧】を掛けています。笑)

是非、1:44からのピアノソロを聞いてみてください。私の全精力をつぎ込んだパート。

私の人生って全てが中途半端で目標を達成できたことは一度もない。でもま、それをただただ受け入れるしか無い歳になってしまった。

だから人生の仕上げ、ヨメさんとの思い出作りに今まで行ったことがないようなところに行ってみたいと思うんです。

そういう目線でマレーシアのリゾートを見ると、なかなかこれぞというのはなくて、やっぱりランカウイとかレダン島に目が行ってしまう。

ヨメさんは「キレイな海」はいくらでも知っているけれど、「素晴らしいリゾートホテル」は行ったことがないわけです。

だからこんなところへ連れて行ってあげたいと思うのだけれど・・・。

ランカウイは雨季ですと。アホ~~~~~~~~~~~~~~~~。

ランカウイは12月~2月に行く作戦を立てて、それとは別にちょこっとマレー半島の東海岸のリゾートに行ってみようと思ったり。

我が家は子供たちが小さい頃、良く「クラブメッド」を利用したんですよ。バリとかニューカレドニアとか、クラブメッドって退屈する時間がないのね。子供たちはキッズクラブで一日中遊んでいるし、大人はその間に観光でも買い物も出来るし、夜は夜でどんちゃん騒ぎ。ニューカレドニアでは夜中からオープンする「ゲイバー」まであって本当に面白かった。

そんなことを思い出して、マレーシアの東海岸の「クラブメッド チェラティン」にも行ってみるのはどうかと思ったり。海の綺麗さは全く期待できないにしても。

バリ島のクラブメッドだったか、変な日本人のオヤジと知り合って、彼は一年の内、半分はどこかのクラブメッドでウロウロしている有名人だった。いつも一人旅だけれど、クラブメッドで退屈したことはないと断言していて、ああいう歳のとり方も良いなと最近になると思い出しています。

さぁて、どこか良いところが見つかるかな?

ちなみにヨメさんに「どんなところへ行きたい?」「海が抜群にきれいなところもあるぜ」と言っても「別にぃ~~~」だから困ったもんだ。

若い方にはわからないと思うけれど、夫婦も歳を取ると「夫婦で出かけても面白くない」ってなることが多いのが私も最近やっとわかってきたんですよ。仮面夫婦じゃないけれど、レストランで口も聞かずに黙々と食べる老夫婦の姿、なんてよく見かけますが、ああいうのがわかるように私もなってきました。

だからこそ、どこか素晴らしいところへ行って、リセットしたいわけじゃないけれど、かつて一緒にあちこちにいって感動を共有した時代を思い出したい。そんな風に思っています。

ヨメさんと仲の良い夫婦として二人だけで旅行に行ったのはバヌアツが最後かもしれない。もう10年も前の話。バヌアツも変な国(島)で、世界の発展とは無縁で開発は全く進んでいないし、「生活の中に古代がまだ色濃く残っている」ような不思議なところでした。(未だに文明を否定し距離を置く部族がいる)

当時、私は59歳。ヨメさんは53歳。

さてさて、時間を巻き戻すことは出来るんでしょうか。

なんで我が家は夫婦で出かけずに息子と3人で行くと思います?それは二人だけだったら「行きたくない」とヨメさんが言うのに決まっているから。

息子はもう30過ぎのオヤジなのに「子はかすがい」状態。(笑)

実は我が家はそういう夫婦。世の中、いろいろですね~~~。仲の良い老夫婦を見ると羨ましいと思う。

我が家がどこにも出かけないのはこれが本当の理由だったりする。

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