昨日、家族三人で「業務スーパー」に行って山ほど買い込んできましたが、早速、買わなかったほうが良かったものがゾロゾロと・・・。(┰_┰)
冷凍・冷蔵物や食材系はまだ手を付けていないのですが、調味料系の味見をして、「こりゃ駄目だ、使えない」というのがかなりの確率で出てきました。こういうのは取っておいてもしょうが無いので捨てるしか無い。
昔はそういうものでも「捨てる」なんてことはせずにダマシダマシ使ったのですが、最近はもう無理に使うのはやめようと思うようになったし、メーカーもブランドもわけがわからないものが多いマレーシアではそれもしょうがないと考えるようになりました。
例えばですね、「味の素のXXXXXが美味しくない」としても、捨てるほど酷いことってないんですね。ところが見たことも聞いたこともないどこかのブランドの商品って、本当に蓋を開けて食べてみないと全くわからないし、まさかの味・・みたいなことも起きる。
これって海外に行くとどこでも同じですが、その土地で名も通っていて評判が良いブランド、製品もあれば、高級スーパーでは扱うことがない「わけのわからないもの」って安売りスーパーにはごっそりあるのね。これはマレーシアも同じで、我々外国人が行くようなスーパーと、ローカルの人達が多いスーパーってまるで品揃えが違うんですよね。一般的な家庭用品でも食料品も同じ。
でもそういうローカルに多い安いものが悪いかというとそんなこともなくて、でもやっぱり駄目だというのもあって、それを見極めるにはとんでもない時間と経験が必要なんですね。だったら昔から知っている「花王の製品」とか「世界的に有名なブランドの食料品」ならば、どんなものか大体検討はつくので、それを買うほうが安心。
今回の「業務スーパー」ですが、私達がマレーシアに来て初めて行った「ローカルのスーパー」を思い出します。
結局、どれを買うべきか、どれはパスすべきかってのは【買って試してみない限りわからない】ってこと。それで「また買おう」とか「あれはもう買わない」とか決めるわけで、そういう意味では「業務スーパー」ってわけがわからないわけで、あれやこれやと試してみるしかないんですね。
でも捨てるほどのものがあるとは私も想像していなかったのですが、果実酢で「とんでもなく甘い」なんてのは捨てるしか無い。でもそれも買ったみたからわかることで、買わなかったらずーっと「いつか買おう」と思い続けたはず。(笑)
だからやっぱり嬉しいのは「昔から知っていて、今でも使っている、食べているもの」が「ロットは大きいけれど安い」というのが一番。
そういう意味で、こりゃいいわと思ったのが「かどやのごま油」なんです。我が家はごま油の消費量が多く、やっぱりかどやのごま油が好きですがすぐ無くなっちゃうのね。そしてごま油って使う場所で「あまりこだわらない使い方」もあるわけで、その時のために「比較的安い韓国産のごま油」も併用して使います。本来はかどやのごま油を使いたいのですが・・・。
で、昨日見つけたかどやのごま油って「大きな瓶」に入っていて、500mlぐらいあるのかな。そして割安。私としてはこういう時に「業務スーパーって良いなぁ」と思うわけです。(笑)
でも「知らないブランド」で「量が多く」て、【でも安い】というのは買ってみないとわからないわけで、大当たりもあるのは先日ブログに紹介した「日本の業務スーパーの様子の動画」でもわかること。それが楽しみでもあるわけですが、「ハズレた場合は悲惨」ですよね。なんせ量が多いからどうにか消費しようと思ってもそれは【大いなる苦痛】となる。
ところがそれは「誰しもが通る道」でしかなくて、そして消費者はいろいろで「これ、美味しい~~」と思う人もいれば、「価格優先」の人もいるし、それは【自分で買ってみないとわからない】のは仕方がない。
だから今書いているこのブログも「業務スーパーは駄目だ」というつもりで書いているんじゃないんですよ。
誰しもが通る道を、我が家も歩いているってことでしかない。(笑)
とりあえず、今の時点では「大当たり」だったのはかどやのごま油だけ。他にあるかなぁ。
私としては冷凍食品、冷凍野菜で、そういうのが色々あると良いのにと期待をしているんですが、どうなりますか。
しかし買い物って楽しいけれど、本当に難しいとつくずく感じます。
ああ、それと海外での買い物で面白い経験をしたことがあります。
ニューカレドニアに行った時の事ですが、ローカルのスーパーでいろいろ買物をしたのですが、クノール(Knor)というブランドがあるじゃないですか。日本では「味の素」が生産しているのかな?で、ニューカレドニアで買ったKnorスープがメチャクチャ美味しくて驚いたんですよ。私は世界的に統一されているものとばかり思っていたから。でも味が違っていて半端じゃなく美味しいのね。で、パッケージを見てみたら「Made in France」だったわけ。
またそのスーパーではシャクータリー類も売っていて、パックされたハム類がこれまた美味しいのね。それもフランス製でした。「Fromage de tête、Brawn(豚の頭で作る)」も売っていて、これって私はニューカレドニアでしか見たことが無い、オーストラリアでも売っていないという経験もしました。
あの時、フランスって凄い国だと感心したし、そういう食品がニューカレドニアで売られているのにも驚きでした。また、ニューカレドニアには【フランス料理店】も多くあるのね。そしてとんでもなく美味しかったのを思い出します。
つまりですね、「世界的に有名なブランド」でも、生産国から直輸入しているケースもあれば、その国や地域に合わせて【その地で生産している】わけで、世界ブランドもあてにならないなということでもある。
これはマレーシアで売っている日本ブランドの電化製品も同じで、日本で売っているものとは【全くの別物】なんですよね。
そういう意味で「業務スーパー」は【日本で売っているものと同じ】みたいですが、そもそも「輸入もの」もあるわけで、それらは「日本経由でマレーシアで買う」ことになるし、そんなことならマレーシアのスーパーで買ったほうが良くて安いなんてことも起きるはず。
どれがどれとは言いませんが、業務スーパーで「原料を韓国から大量に買い入れて、日本で日本語のパッケージに詰めて売る」ものもあるのがわかりました。当然、生産国でパッケージまでやるOEMも多用しているんでしょう。そしてそれを私たちは日本製だと思って買うみたいなことが起きている。商品をよーくチェックしないとそれがわからない。
とにかく「食費を減らす」意味では業務スーパーって良いと思いますが、良いものを激安で売っていると期待するのは期待しすぎでしょうし、マレーシアのローカルスーパーをうまく使えばその方が良いケースも多々あるんでしょうね。NSKもそう。TTDIもそう。
でも私としてはまだまだ「業務スーパーに期待している」のは間違いがなくて、それはやっぱり「冷凍食品」ですかね。
マレーシアでは生鮮物を買うのは難しいし、かと言って日本人が好むような冷凍食品は少ないし、そこのところを【業務スーパー】に期待しています。
ただし、「多少高くても良いものが欲しい」と考える人達には業務スーパーの良さってあるのかどうかはわからず。
例えば我が家は「素麺と言えば揖保乃糸」と決めていますが、業務スーパーではRM19.20。
FocalではRM14.80。
我が家は揖保乃糸の消費量も多いし、皆さんご存知のFocal Marketingから買うのですが、FocalではRM14.80です。これってたかだかRM4.40の違いとみたら駄目で、【業務スーパーではFocalより3割高い】ってことなのね。もちろん、正直屋や伊勢丹で買えばRM23ぐらいはしますから、業務スーパーはそれより安いのは確か。
でも和食材に関して言えば、Focalなり、Sumingなり、そして日系の和食材の輸入卸専門業者が【直売もしている】わけですから、そういうところから「まとめ買い」したほうがお得なケースって結構あるはず。業務スーパーは、Focalみたいな輸入卸業者から直接買う日本人が多いってのを知っているのだろうか。
でもそういう卸業者って対象が「飲食店」ですから、私達消費者が喜ぶような物って決して多くはないんですね。
私が業務スーパーに期待しているのはその部分で、私としては「冷蔵・冷凍食品」が気になっています。またマレーシアには「輸入卸業者」は結構多いわけで、そういうところから「卸値で仕入れて、業務スーパーで売る」なんてのも私たちに取っても良いかもしれないですね。上に書いた揖保乃糸もマレーシアで仕入れているのかもしれないし、冷凍庫に入っている「ホタテ」もそうかもしれない。商品の裏のシールを確かめてみるべきでした。
それと「通販」も早く始めて欲しいなぁ~~~~~。醤油じゃなんじゃ、冷凍食品等が安くてもクソ重いものをいろいろ買って持って帰るなんて出来ないわけで、それなら「ビレッジグローサーなり、ジャヤグローサーに行った時にいつもの商品を買えば良いや」ってなりますもんねぇ。