我が家のヨメさんて、あれが食べたいこれが食べたいってあんまり言わない人なんですよ。
ところが「食べたい」と言い出すと怖いのね。つい先日は「上海蟹のオスは今が旬じゃない?食べよぉ~」とか。「この前、上海蟹は食べたじゃないか」というと、「じゃぁ、毛ガニを食べよう」ともっと恐ろしいことを言い出す。それはうまくごまかしたのですが・・・。
今回は「お寿司を食べたい」んですと。生魚はほとんど食べない人なのにたまにこういうことを言い出す。
つまり、ヨメさんがいうお寿司って「ちゃんとしたお寿司のことを意味する」わけで、私としては気が気じゃないんですよ。
でもしょうがないし、私としてはお寿司なら毎日でも嬉しいので、「どこへ行く?」と聞いたら「デリバリで良いわよ」ですと。
デリバリならプラザモントキアラにある「鮨家」は我が家の好きな寿司屋でもあるし、Grabで見てみたんですよ。
鮨家の寿司なら私もいろいろ食べたいものがあるわけで、ざっと見渡したところ、3人分の金額を考えるとやっぱりRM600(1万8千円)程度にはなっちゃうのね。それもお店で食べるなら良いにしても、プラスチックトレイに入ったお寿司がRM600って、考えただけでも私としては萎えるわけです。
ヨメさんと息子がPC画面を見ながらああじゃこうじゃ言ってるのを尻目に、私はフト「ドンキのお寿司はどうだろう」と思ったんです。新しくオープンした「鮮選寿司」ではなくて、Grab foodから買えるLot10の店舗からのデリバリ。
久しぶりにメニューを見ましたが、和牛もお寿司も種類が増えているのがわかりました。
中トロの8PCとかあって、結構美味しそうで安いのね。だからそれを見ながら「ドンキのお寿司も良さそうだなぁ~~」と声を出してみたわけ。
そうしたらヨメさんも息子も「どれどれ?」なんて言い出して、彼らのPCでもGrab foodのドンキを表示しだした。(^_^)v
「あれ~、エンガワもある~~」とか結構盛り上がりだして、「ドンキのを食べてみる?」ということに。\(^o^)/
私としては作戦成功で、それぞれが好きなものを選び、サイドディッシュの唐揚げやデザートなど色々頼みました。それでもやっぱりドンキは安いのね。
デリバリされたものをお皿に移し替えましたが、ま、雰囲気としては上出来。量としてはお皿に乗り切らないほどありました。
さて、どんなもんかなと、期待を込めて一口・・・・。
安いエンガワにはありがちな臭みも全く無くて、これは当たりだと思いました。そしてホタテ・・・。味がほとんど無い。(┰_┰)
赤海老もイマイチ。
中トロは・・・・。想像より良かったというか、及第点。
ところがですねぇ、ペラペラの薄さ。それはホタテも同じ。シャリの大きさは良いにしても、ネタはこの2倍の厚さは欲しいと思いました。これじゃ「小さなアジの開き一枚で、ご飯を二膳食べる」みたいなもの。
量としてはそこそこ満足できましたが、一つ一つにはやっぱり文句といっちゃ何だけれど、注文をつけたいですね。
でもま、ドンキとしては及第点だと思いました。
サンウェイピラミッドにオープンした「鮮選寿司」ですが、やっぱりこんな感じなのかなぁ。
今回のドンキのお寿司ですが、及第点とは思ったものの、ネタをもっと大きく厚くしないと駄目だと思うし、そうすると2倍の価格にはなるんでしょう。
2倍だとしたら・・・・。安くないかもだわ。
やっぱりプラザモントキアラの鮨家が正解だったか・・・・。
なかなかうまく行きませんね。
でもとりあえず、オープンした「鮮選寿司」には早く行ってみたい。
しかし私が気になるのは、あちこちのスーパーの中に入っている「中島水産」。あの会社のポテンシャルは凄いと思っていて、彼らが本気で寿司業界に入ってきたら面白いことになるだろうといつも思っています。