【トレード】時間足の設定が難しい ビットコイン

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最近、たまにビットコインのことを書きますが、「暗号通貨が良い」という意味ではなくて【ボラティリティの高いものは良い】という考え方です。だから今の時点なら為替も面白い。

ちなみに暗号通貨だから買う、買わないという考え方はおかしいと私は思っていて、どんな銘柄、商品でも上がったり下がったりするわけだから、「その波に乗れるか乗れないかだけが問題」だと思っています。

1分足という短い足でトレードするのをスキャルと呼ぼうがなんと呼ぼうが、瞬間芸であるのは間違いがなくて、その考え方で「日足で売買する」ことを最近の私は考えているわけです。理由は簡単で、年齢とともに頭も身体も弱くなり、瞬間芸が難しくなってきたから。集中力が無くなってきたのが一番の問題かもしれない。

でも日足で見るならかなり楽で、これならまだまだ続けられそう。

ということでビットコインなんですが、ボラが大きいので日足でも10%~15%を狙うことが出来て良いと思うものの、やっぱり日足だと「出番が極端に少なくなる」わけで、どうしたものかと悩んでいます。

今回の動きですが、この緑色の波動1と2なら【今までと同じ考え方で出撃できる】ので良いのですが、その後は、赤の波動3と4は私の手法では出撃できないのね。

ビットコイン 日足

大きな動きを見る時には「4時間足を使う」といつも書いていますが、4時間足だとどうなるか。

ビットコイン 4時間足

これで見ると、1234の全ての波動で出撃が可能。

どうするべきですかね。

日足の場合ですと、チャートをチェックする時間を決めて、それ以外はボーッとしていてもかまわないわけですが(笑)、4時間足となるとそうもいかない。あるいは、チャートの表示は4時間足にして、チャートのチェックは【一日に2,3回】という方法も取れるのかもしれない。これなら大きな負担は無い。

ただ、こうやって時間足を短く設定して表示すると、そりゃ「出撃チャンスは増える」わけですが、過去の経験ではこれをやりだすと「どんどん時間足を短くして見たくなる」のね。で、気がつくと1分足を見ていたり。(笑)

バカみたいですが、これって誰でも経験するはずで、酷い時には1分足ではなくて秒足とか1ティック足を見たくなるから困ったものです。

当然、短い時間足で見れば出撃回数は増えるものの、【狙う値幅が極端に小さくなる】し、かな~~り忙しくなる。

ただ私は小心者だし、「投資リスクはポジションを持っている時間に比例する」という考え方が基本なんですよ。

極論を言えば、「ポジションを持たなければリスクもない」わけで、ポジションを持つ時間が短いと「大きな変動に合うことは少ない」のね。当然、指標の発表時や要人の発言がある時には【何もしないで高みの見物】をするわけで、それがない時に大きく動くことは少ないから、「小さな値幅を拾い集めるのには最適」だという考え方があります。またリスクが少なければ【ロットを増やしても安心】なわけです。

ここは非常に重要で、私は「ロットを増やして利益を出す」べきで、【大きな値幅を狙うべきではない】という考え方。これは多くのトレーダーと正反対の考え方だと思いますが、【損失は少なく、利益は大きく】なんてのはただの理想論で、その考え方そのものが【欲が強すぎる】と思うわけです。そして「欲が全面に出てくると勝てなくなる」のは誰もが経験すること。

例えばわかりやすいFXですが、2-3pipsを狙える波動は多いですが、10-20pipsを抜きたいと思ってもそんなチャンスは滅多にない。でも多くの初心者トレーダーって「大きな値幅をどうやって取るか」ばかり考える傾向があると思うわけです。これは私も通ってきた道。

つまりですね、そういうトレーダーって【投資金額を固定して考えている】ことが多いんじゃないかってこと。ま、それもそうで、不確かなことに手を出す時って【投資額はこれを限度にしよう】と決めるのが普通だから。だからどうしても大きな値幅を取りたくなるのね。

でもそんな自分に都合の良いようなことは起きない。

これをどう克服するかが大事なポイントだと思うのですが、逆に限度額ギリギリを使うのではなくて、100単位の資金があったら、その10分の1の10単位で細かいトレードを繰り返すのが良いと思っているのは過去に何度か書いています。

もしそれで勝てなければ手法を変えるなり、トレードを諦めるなりすればよいだけのことで、これの利点は100単位の資金を無くすことはないということ。そもそも「大きく負けるから、それを取り返そうともっと大きな額をつぎ込む」のがこの世界で、ギャンブルも同じじゃないですか。

だから多少の損失が続いても問題ない小さな額から始めて、「手法を確立する」「あるいは諦める」のが良いと思うわけです。

これでどうにか勝てるようになったら、【建玉のルールを作る】のね。いつまでも10単位のトレードを続けるのではなくて、【利益が出たらそれでロットを大きくする】必要があるわけで、そこにルールを作る。たとえば、10単位のトレードを続けて利益を含めて20単位になれば、ロットを15単位にするとか、30単位になったらロットを20単位にするとか。

と同時に、「負けたらまた前の単位に戻る」ことを続けるわけです。

これをやっているとなかなか大きくは出来ないけれど、大きく損をすることもないのね。そして訓練としてはかなりの意味があるわけです。

自分が無理なく勝てる手法を探すのは一番大事ですが、この建玉法を守るのも同じ様に大事だと思います。

勝てるようになると「大きく張りたくなる」のも普通ですが、それもせずに「建玉のルールに従う」ことが重要。そしてですね、ルールに従っていたら「建玉が大きくなりすぎた」と感じるときがいつか来るのね。そのときにも「恐怖を抑えてルール通りに増やす」のが大きく育つ重要なポイントだと思います。

ここで重要なのは「もし全額損をしても、それは今まで儲けた額範囲である」ってことなのね。これがないと「恐怖を乗り越えるのは難しい」と思います。

それでも「もうこれ以上は大きく出来ない」と思う時が来ると思います。これが私がいつも書く、「どこまで大きくなるかは、そのトレーダーの【腹の大きさ】による」ってこと。ロットが大きくなると、理屈を超えて「アドレナリンの制御ができない」ことも起きて、手は震える。過呼吸になる。なんてことも起きるし、そういう状態ではまともな判断は出来ないのね。

だから「大きな資産を作ったトレーダーってお金をお金と思っていないフシがある」と私は感じるわけです。「大きな額の損失を出してもケロッとしているトレーダー」っていますが、それは「その損失は今までの利益の内だから問題はない」と自分を言い聞かせているのとは違うものを私は感じるんですよ。

そういうトレーダーとは逆に、「今までの利益のその一部を損しただけ」でも、【もう俺は駄目だ】なんて落ち込むトレーダーもいるのね。まさに私がそのタイプです。(笑)

でもま、そういう違いって、「人間の本質的なところ」に関わっていて、それを乗り越えるのって半端じゃなく難しいし、私は諦めています。「これが自分の限界」だと。

でももしそれを乗り越える方法があるとしたら、それは「負けても大きな損失は出ない【建玉のルールを作る】しかない」のね。【大きな損失は出ない。でも勝てたら大きくなれる建玉のルールを作る】ということ。でもそれさえも限界があると思っていますが、そのルールがないとしたらめちゃくちゃになるはず。

相場の世界って面白くて、あっという間に数千万円を稼いだかと思うと、いつの間にかいなくなったり、自社ビルまで建てたのに、それを売ることになったなんて話は山のようにある世界。

私はギャンブル好きではあるものの、そういうアップダウンを楽しみたいとは全く思っていないし、【塵も積もれば山となる】ことを何よりも重視したいと考えています。そして「塵を山にする」にはちゃんとした【建玉方】が大事だし、それが結局出来ないにしろ「大きな損失も出さない【建玉方】が重要」となると考えています。

また毎度のことで話が長くなりましたが、そういう細かいトレードは「歳を取ると難しくなる」のね。だから「日足を見るトレードで利益を積み上げることが出来たら良いな~」なんて夢見るわけです。(笑)

でも現実的には、今回のビットコインの動きのように、【自分の出番は決して多くはない】わけで、なかなか難しいというのがはっきりわかったこの3ヶ月でした。

でもデイトレードなら問題はないわけです。出撃チャンスはいつでも来ますから。でもこのビットコインの日足チャートですと、ここまでの動きで「私の出番はもう無い。これにて終了」と感じるわけで、それのまとめとして今これを書いているわけです。

でも4時間足で見ると違う世界が見えてくるわけで、「デイトレードでもない、日足中心の短期売買でもない、【その中間】があるかもしれない」と今は考えていて、その実験をしてみようかとも思っています。

ここで「手法を変えたら?」という考えも出てくるはずですが、私は【もう手法は変えたくない】のね。「これが自分にはベスト」というのがあるわけで、それは「リスクとベネフィット」「自分の性格、得手不得手」を加味して、時間を掛けて作り上げたものだから、そして私ももう若くはないから【スクラップ&ビルト】なんて出来ないし、するべきでもないと思うわけです。

私は「カンナしか使えない年老いた大工」みたいなもので、他の技術を習得したり、一級建築士を目指そうなんて気も全くありません。若いうちはいろいろトライするべきですが、もう私にはそんな時間が残されていません。

ということで、話は戻ってチャートは4時間足。チェックするのは一日に2回。そんな感じで出来るのだろうか。

4時間足だと12時間で3本の足が出来るわけで、大事なポイントを見逃すであろうことはまず間違いがなさそう。でもそれを気にしだすと4時間毎にチャートのチェックを始めて、そしてやっぱり1時間足だと、段々と時間足を短くして見るようになるのもわかりきってるのね。

どこかで区切って、心身への負担がない妥協点はあるはずで、それを探すしかないのかも。

でも私としては「一日に一度のチェック」に拘りたいんですよ。それでどうにかやれるノウハウを蓄積するのが、これから先も相場から離れないで済む唯一の方法のような気がするから。

しかし今回のアメリカ発の「金融クライシスが起きるのか否か」に関して、私はかなり打ちのめされてしまいました。落ち込んだなんてもんじゃありません。

細かいトレードをするA資金で稼ぎ、稼いだものはB資金として【裏庭に埋める】みたいなやり方を長年続けてきたわけですが、今回、初めて【裏庭に埋めておいたものが腐りだした】みたいな感じです。

でも反省点は間違いなくあって、あの銀行の債券を買う時に【ちょっとギャンブルをしよう】なんて考えたのね。だからリスクが多い銘柄を選んだし(でも過去に何度か債券を買ったことがある銀行だった)、本来なら分散するのにまとめてそれに突っ込んでしまいました。

やっぱり「年利が10%以上」というのは半端じゃない魅力で(8%程度はいくらでもあった)、これに賭けて額も大きければ、【私の目標達成は目前だ】みたいに思ってしまった。

これってまさに「不安と欲望」に負けたってこと。

良い勉強になりました。

って、いつまで勉強を続けないとならないのか・・・。

今の世界の動きを見ていますと、間違いなく【円高になる場面が来る】と見ていまして、米ドルしか持たない私はそれにどう対処するべきか、それで頭がいっぱいです。そもそもリスクのある債権を買ったのも、それが頭にあって、少しでも利回りで稼ぎたかったから。

ハァ・・・・

しかし気になるのは「楽天」です。米ドル建ての既発債で年利14%ですと。私は持っていませんが、読者の中には買った方もいらっしゃるようでどうなるんですかね。

 

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