【すき焼き】ってどう食べたら良いのかわからない・・・

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皆さん、すき焼きって良く食べますか?

我が家はすき焼きって全くと言って良いほど食べない家で、そもそもすき焼きってどう食べるのかが良くわからないんですよ。

私の感覚ですと、まず鉄鍋に牛脂を溶かして、そして「牛肉を焼く」ことから始まって、そこに割り下を入れて牛肉をそれに絡ませて、生卵に付けて食べるって感じなんですが、その最初は良いんですよ。

でもその次からの牛肉って「割り下の中でしゃぶしゃぶをする」みたいな感じで、これって全く違う食べ物になってしまうのね。焼けた美味しさは皆無になりますから。

また牛肉を多く入れておくと、牛鍋みたいになってしまうし、「すき焼きってなんだ?」と思うのね。

これはヨメさんも同じで、「どう食べるものかわからない」と。

それなのに「今日はすき焼きにしよう~~~」なんて言い出したわけです。「どうやるの?」と聞いたら「好きにすれば良い」ですと。

こういうのって困るんですよね~。

用意したものはこんな感じ。

牛肉はWmartで買った激安の日本の和牛で、私と息子は400グラムづつ。

まず牛肉を焼こうと思っていたら、息子が割り下を鍋に入れてしまったので、とりあえずその中に牛肉を入れてみた。

そしてちょっと火が入った程度で取り出して、生卵で食べる。

美味しいのは美味しいけれど、しゃぶしゃぶの「味変」みたいな感じで、これはきっとすき焼きじゃないと思いながらそのまま食べ続けました。

そして適当なところで野菜や豆腐を入れて・・・。

そのまま食べていると、「生卵の味が薄くなってくる」じゃないですか。ということで、生卵を追加。

この時に、何十年も前のまだ小さな頃を思い出しました。

当時は家ですき焼きを良くやっていたのですが、あれは牛鍋であってすき焼きじゃないと思うのだけれど、そもそも牛肉を使っていたのか豚肉なのか、鶏肉なのかも思い出せません。牛肉は非常に高価だった時代だから、豚肉だったろうとは思う。ただ強く印象に残っているのは、それを食べる時には必ず「鶏の提灯」が入っていたこと。提灯って卵が生まれる前の「未成熟卵」ね。

でも鍋でしっかり煮てしまうからカチンカチンかパサパサになって美味しくないのね。

そしてですね、やっぱり食べている内に「生卵の味が薄くなってくる」わけですよ。でも当時、「卵は一つだけ」という暗黙の了解が我が家にはあって、「もう一つ生卵を・・」なんてことは思っても口には出せませんでした。それって「とんでもない贅沢だ」というのは家族皆がわかっていたから。

でも大人になって、自分ですき焼きを食べに行った時、「何個でも生卵を食べられる」わけで、【大人になって自立することってなんて素晴らしいことだ】と思ったのが忘れられません。

ですからすき焼きを食べることってあんまりないのだけれど、すき焼きというと「提灯(未成熟卵)」と「生卵をお代わりしたかった」って連想するし、「大人になった喜びを感じた」のを思い出すわけです。

そんなことを思い出しながら、二個目の生卵を割り入れたのですが、タレで薄くなったところに次の生卵を入れても美味しくないのね。やっぱり器を変えて、「新しい生卵から始める」方が美味しいと思ったり。

でもそれもまたすぐに生卵の味はぼやけるわけで・・・。かと言ってまた新たな卵なんてやっていたら「病気になる」ような気もしてくるわけで・・・。(笑)

そんなことを考えながら食べていると、なんだか全く美味しくなくなってくるのね。

すき焼きってやっぱりちゃんとしたお店で「仲居さんに作ってもらう」のがベストだと思ったり。

そうじゃないとしたら、牛鍋と割り切ってしまって全部入れて煮込んだほうが良いのかもしれない。

でもそれじゃ「美味しい牛肉の場合はもったいない」と思うし、やっぱり【しゃぶしゃぶの方が良い】んじゃないかと。

とまぁ、かな~~~り久しぶりに食べた我が家のすき焼きのお話でした~~。

 

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