醤油に凝っているわけじゃないけれど、増え続ける我が家の醤油達

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マレーシアでは様々な醤油が売られていますよね。って、日本も同じかぁ。出身地によっても売れている醤油が違うし。

我が家の食事は「日本的」であって、ボスのヨメさんは九州出身ですので、大体、どういう醤油が我が家に合っているのかは決まっているのですが、私は江戸っ子だし、そして中華も作るし刺し身も食べるし、そして「XXXの醤油は美味しい」なんて話を聞くと買ってみたくなる性格ですから、どんどん種類が増えてきました。で、「ほどんど使わない」のもあるし、「イマイチだ」というのも買って初めてわかるわけですが、だからといって捨てるわけにも行かず、在庫が増えてきました。同じ「牡蠣醤油」でもメーカーによってまるで違うし。

また家族もそれぞれ好きな醤油が違うのね。

私はベロが良いわけじゃないし、大きな違いはわからないのですが、でも好きな醤油はあって、オーストラリア時代でも日本に行くと2リットルぐらいまとめて買ってきたり、近年は「通販」で日本から買ったりしていますが、【鎌田醤油のだし醤油】が好きです。

でも醤油類は重いから「EMS料金が高く付く」し、料理にはこれは使いません。だって我が家では「高価な調味料」の位置づけで、普通に使うのにはもったいないから(笑)。でも最近は正直屋でも扱っている。17.90リンギ。600円ちょっと。日本で買うと210円~400円で「送料別」。200mlね。

日頃、どんな醤油を使うかと言えば、ヨメさんの指示でいつも買うのはこれ。マレーシアでも簡単に手に入る。でもこの醤油の良さは私はわからないし、「生」とか「しぼりたて」だから違うのだろうけれど、私には「猫に小判」「豚に真珠」と同じ。だたし、この醤油というより、「入れ物、容器」が気に入っていて使いやすいとは思うし、それだけでも良いと思ってます。そして、ヨメさんは「薄口醤油を欲しい」とはたまに言いますね。でもマレーシアで売っているのを見つけたことはない。また私はなんのことだかわからないのですが「カンタン酢」を探してくれとも言う。

その他、我が家にある醤油は「牡蠣醤油」「マシュルーム醤油」とか、その手のわけがわからない「とりあえず買ってみた」のって結構あって、でもそういう醤油って「料理を選ぶ」から何にでも使える醤油じゃないのね。返って「変な味になる」と思うことも少なくない。そういう意味で、最近は「変わった醤油」には関心が無くなってきています。

今はそんな感じですが、昨日、突然、長男が「やっぱりこの醤油は美味しいね~」なんて私がもう忘れていた醤油を冷蔵庫の奥の方から取り出して使っていたんですよ。私はてっきりその醤油はもう無くなっていると思っていたのだけれど、冷蔵庫の奥の方にあって、長男だけが時々使っていた様子。

その醤油は日本の醤油ではなくて、中国産のはず。これの出会いは何年も前のマンダリンオリエンタルホテルの中華「Lai Po Heen」に行った時のことで、「醤油がイヤに美味しい」と思ったのね。で、聞いてみたら「Pearl River Bridge」ブランドの醤油だという。でもきっとこれは普通にスーパーでは手に入らないはずだと黒服のオヤっさんが言っていた。

残念だと思いつつ、ある日、B.I.G.に買い物に行って醤油が並ぶ棚を見ていたら、なんのことはない、その「Pearl River Bridge」ブランドの醤油は売っていました。もしかしたらマンダリンで使っているのは「同じブランドでも種類が違う」「何かを足してアレンジしている」のかもしれないけれど、それを買ってみました。

正直なところ、「美味しい」とは思うものの感動するなんてことはなく(鎌田のだし醤油には感動する 笑)、中華を作る時にはそれを使うようにして(ヨメさんは使わない)、でもいつのまにか私もその存在を忘れていました。ところが長男が一人で使っていたというのが面白いと思いました。(笑)

今回、デリバリで良く頼む点心類を食べていた時に、長男がその醤油を使っていて、「点心にはこれが一番美味しいと思う」なんて言い出して、それで私もその醤油の存在を思い出したわけです。

で、私もその醤油で点心類を食べたのですが、「美味しい~~」と思いました。というか「合っている」と思ったのね。まさに何年か前にマンダリンオリエンタルのLai Po Heenで感じたのはそれだったのでしょう。

長男が「もう無くなったから買って欲しい」と私に言うのですが、料理なんか全くしない長男だけが一人でチビチビ使っている姿を想像したらなんだか笑いがこみ上げてきました。でも彼のベロは私より性能が良いのはかなり前にわかっていましたので、彼の言葉は「私より信用できる」と思っています。(笑)

新しく買うのは私も賛成で、でもB.I.G.には行かずに、早速Shopeeで検索したら出てきました。

醤油って一般的に安いけれど、これも安い。500mlで6.3リンギ。約220円。美味しい醤油だからといって高いわけじゃない。(画像をクリックするとShopeeに飛びます)

でもこれを売っている業者を調べていたら、この醤油(Light Soy Sauce)には3種類のグレードがあって、最上位版(Premium)があるのがわかった。でも上位だからもっと美味しいってわけでもなくて、まるで「醤油の性格が違う」こともあるからそれが良いのかどうかはわからないのね。でもそれを買うことに。5割高だけど9.90リンギ(330円程度)。

その他、「Pearl River Bridge」ブランドのDark Soy Sauceもあって、それは「マシュルームフレイバー」が加味されているものですが買ってみました。我が家はDark Soy Sauceって「豚の角煮」を作る時ぐらいにしか使いませんが、焼きそばに使えば福建ヌードルみたいに(真っ黒だけれど)コクのある焼きそばになるし(塩っぱくない)、肉骨茶みたいな料理にも必需品なので一応、在庫としては持っていますが、それももう残り少ないので、買うのも良いと思いました。でも「使い切る」のは何ヶ月もかかる醤油。でもこれらの醤油は「小さな瓶」でも売っていた。

それと「Pearl River Bridge」ブランドってなんだか良さそうに思うし、マンダリンオリエンタルのLai Po Heenでも使っていたことから、「米酢」ももしかしたら一味違うかもしれないと思って買ってみることに。5.3リンギ。180円。安い。(笑)

我が家の中華では「赤酢」「黒酢」が非常に良い仕事をすると思っているので、このブランドのものが欲しかったのですが、残念ながらこのブランドのそれは見つからず。

マレーシアの通販の良いところは、送料がメチャ安いことだと思う。この3本の運賃は7.42リンギ。約250円。安くて申し訳ないと思うほど安い。(500mlの大きめの)醤油2本と米酢1本の商品代金と送料を入れても合計で1000円ぐらいにしかならない。安いよね~。

この醤油が日本人家庭の普通の料理に合うかどうかはわかりませんが、点心や中華一般には合うと思っています。だから一本、持っているのも良いんじゃないですかね。これで食べる餃子や焼売も一味違うかも。でもフレーバーが足されている美味しさじゃないのね。「点心に合う普通の醤油」という感じて、日本の醤油で食べたときより満足感があります。オススメ。

ただし、今回買ったPremiumという最上位版を選んだのは、もしかしたら大間違いだったかもしれない。今まで使っていた一番安いのよりも明らかに美味しさが違っていたら良いけど、どうなりますか。

我が家は「良くて、高くて、美味しい食材」を自由に買える家ではないけれど、「調味料」だけはケチらないようにしています。それは昆布や海苔、塩、バター、山椒や唐辛子も同じで、それらがあるだけで「普通の家の料理が大幅に変わる」のがよく分かるから。

でもやっぱり欲しくてもなかなか手が出ないものもある。それは「旭ポンズ」。旭ポンズを使うと、本当に「家の料理が料亭の料理に変わる」と思う。(原了郭の黒七味も同じ)

旭ポンズって日本でも高いし、液体で瓶詰めで重いから「日本で買って送付してもらう」にしても送料が高く付くし、結構な値段になってしまう。またマレーシアでも売っていることがあって、いつも売っているわけじゃないけれど、マレーシアでも買えるのは嬉しい。

ブログ友達が送ってきてくれた画像。ドンキで売っていたと。

これは自分では買いに行かずに「買い物代行」で買いましたが、高い。41リンギって、約1400円。360mlだから、家族3人で普通に使うとあっという間に1本は使い切ってしまう。

ちなみにこれを輸入しているのはドンキじゃなくてあの日本人には有名な「Focal Marketing」なのが裏のシールを見てわかった。おおおお~~と思ってFocalに連絡をしたら「ドンキのための輸入代行」みたいな感じで、Focalとしてはそれを小売することは出来ないと。残念。

だから我が家では「真面目に鍋物を作って食べる時」ぐらいにしか使えなくて、「餃子を食べる時に使ったら死刑」と決めてある。でも家族3人共、その重罪を何度も犯していて死刑は執行猶予中。「だって美味しいんだも~~ん」と言われれば情状酌量するしか無い。(笑)

普通のポンズの消費量は我が家では結構多くて、でも私とヨメさんは「ゆずポン派」で、息子だけは「味ポン派」。買い物は私の仕事だけれど、面倒くさいったらありゃしない。スーパーに行けば、両方とも売っているというわけじゃないから、ポンズの為だけに数件回るとか、通販で買ったり。

前に読者から「ポンズは自作すれば美味しいものが作れる」と聞いて、やってみたいとは思うのだけれど、柑橘類なら何でも良いわけじゃないし、柚子もカボスもスダチもマレーシアでは手に入らないからやる気は出てこない。いや、「日本産」なら手に入るけれど、目玉が飛び出るような価格だから使えない。それで作ったら「旭ポンズ」の何倍もの原価になってしまう。

でもマレーシアの柑橘類で作ったら「激ウマ」かもしれないかもね~~。

やってみるべき?

私としては「出汁を効かせる」のも重要だと思っているんだけれど、それは「出汁醤油の自作」も同じで、作れたとしても「保存が効くとは思えない」のね。出汁はすぐに味も香りも変わるし、もちが悪いわけで、ポンズにしても「その作った日だけは美味しかった」なんてのじゃ意味がないし。

それがネックかな?なんて思ったり。

 

 

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