私のBBQ・焼き肉との出会い、繋がり そして今、韓国のBBQ文化の進化が面白い 日本でも流行るんじゃないかなぁ 

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私は焼肉大好き人間ですが、それの元になっているのがBBQ好きなんですよ。

かつて叔父がアメリカ生まれの日系二世でアメリカ軍として日本に駐留していた関係で、「日本の中にあるアメリカ」を子供の頃から体験していました。

まず今の代々木公園にあった「アメリカ軍関係者が住むアメリカ的な街であるワシントンハイツ(1964年の東京オリンピックの時に日本に返還)」に行ったのが初めての衝撃でした。日本なのにそこは全くのアメリカで、テレビで見たアメリカの町並みがそこにはあったのね。大きな敷地に立つ一軒家が並んでいて、広く青い芝生の庭。そして大きな犬を飼っていて、大きなアメ車があった。家の中もアメリカそのものでテレビでしか見たことがない大きな冷蔵庫や洗濯機があり、家の中の蛇口をひねるとどこからもお湯が出て、生まれて初めて「洋式トイレ」を見たのもそこでした。風呂桶はホテルにあるような浅くで細長い浴槽で、テレビでしか見たことがないアメリカに入ってしまったような感覚。これは昭和30年代で、今から60年以上も前の話。(笑)

叔父に連れられてそのワシントンハイツの友人宅に行くと、やっぱり人数が多いからBBQをやるのね。見たこともない大きな肉の塊を焼いていたり、野菜も飲み物も豊富で、昭和30年代はまだ戦後を引きずっていた日本の日常とは大違い。そもそも当時の私は家で牛肉を食べるなんてことはほとんど無かったし、ステーキと呼ばれる肉は1センチの厚さもない、でも焼き肉みたいに薄くはない、しかし大きさはハンバーグぐらいしかないとか。

叔父は渋谷に自宅を建てて住んでいましたが、やっぱり「アメリカ風の家」だったのね。普通の住宅地にある「アメリカの家」みたいで不思議な家だった。当然、トイレは洋式トイレだし、お風呂もそうで、キッチンには大きな冷蔵庫。そしてとてつもなく大きな給湯器があって、その家の匂いがワシントンハイツに建つアメリカの家と同じだったのを覚えています。

やっぱり庭でBBQをやることも多く、叔父夫婦には子どもがおらず、私が赤ん坊の時に「養子に欲しい」と言い出して大騒ぎになったことがあると聞きましたが、それだけに私をかわいがってくれたし、私にしてみると親が二組いたような感覚。

叔父がアメリカの軍属だったのは戦後数年まででしかありませんでしたが、叔父の友人には軍属が多く、「アメリカ軍基地」にゲストとして一緒に連れて行ってもらっていました。何のためにそこに行くかと言うと「食事と買物」なのね。当然、レストランもお店も「アメリカ軍関係者が利用する」わけで、「内容はアメリカと同じ」で、そして「特別に驚くほど安い」。要は「アメリカ軍の補助+免税」なわけです。レストランは食べ放題で、並んでいるものはアメリカ料理ばかり。ステーキやローストビーフも凄くて食べ放題。その施設はアメリカの軍関係者しか入れない場所で、アメリカ国民でも軍関係でなければ入れない。でも軍関係者のゲストは一緒に入れる。

でも私は「買い物」の方に興味がありました。いわゆる「PX」と呼ばれる店で、何でもかんでも「激安」なのね。大きなスーパーみたいで、日用雑貨から電化製品、あのクソでかい冷蔵庫も売っていたり。そして食品もそうで、いわゆる「アメリカのスーパーマーケット」が【免税】で基地の中にあったわけです。当時、日本では「洋酒」なんてとんでもなく高い時代に(サントリーのダルマでさえなかなか手が出ない時代)、激安で「シーバスリーガルやジョニ黒」等が売られていて、私は4.5リッター瓶を買うのが常でした。

やっぱり「横田基地」の施設の規模は凄くてなんでもあった。横須賀は一度連れて行ってもらいましたがあまり覚えていません。でも一番多く行ったのは「麻布にあるPX(ニュー山王ホテル)」なのね。今でもあるはずですが麻布と言うより広尾なのかな。そこにも「治外法権のアメリカの軍施設」があって食事+買い物に連れて行ってもらうのが本当に嬉しかった。大きな「肉の塊」を買うのも楽しみの一つ。

叔父もそこへ行くのが楽しみで、叔父が行くときにはいつも連れて行ってもらっていました。

私が青年になってからは、夜の街に遊びに行くと六本木あたりには必ずと言って良いほど「アメリカ軍の兵士」が遊んでいたのね(今も同じでしょう)。そして彼らと友だちになると「軍施設に呼んでもらう」なんてこともあって、日本の中にある「アメリカ、免税店」をゲストとして良く利用していました。

ああああ、そういえばその施設の中には「カジノ(スロットマシン)」もあったっけ。当然、キャッシュでやり取りします。その施設の中は「治外法権」で日本の法律下にはないのね。

そしてパーティーと言うとやっぱりBBQなわけです。

また私は18歳に生まれて初めて海外に行き(1971年)、それはグアムですが、そこでカルチャーショックを受けてその後グアムに惚れ込んでしまい何度もグアムに行くようになり、また、グアムに会社を設立していろいろやっていたわけです。ヨメさんも結婚前に3ヶ月だけグアムに滞在したことがあって、私達はホテルには泊まらず、長い間親戚づきあいをしているローカルのグアメニアンの家にいつも泊まっていたのですが、まさにグアム人の食生活の基本はBBQなのね。一軒家のすぐ横に「小屋」があって、そこが主なキッチンで薪を炊いて料理を作る。家の中の普通のキッチンは「簡単な料理だけ」みたいな。

私達がオーストラリアはゴールドコーストに永住権を取って移住してからもBBQは頻繁にやっていましたし、BBQはオーストラリアの文化であり、もしかしたらアメリカ人以上にオーストラリア人はBBQをやるんじゃないだろうか。オーストラリアではあちこちの公園に「無料で使えるBBQ施設(電気)」があって、簡単に誰でもBBQができるようになっているのね。だからちょっと旅行に行ってもそんなところを利用したり。

だから私は今でもBBQ好きだし、研究もしたし、「焼き肉」はその延長なのね。

でもマレーシアに2016年に渡ってきてからは「一度もBBQをやっていない」わけで、そういう意味でのストレスは結構溜まっています。焼き肉でさえもコンドミニアムの部屋では出来ないし。(┰_┰)

ま、そんな生き方をしてきましたので、BBQや焼き肉の「進化」には興味があって、ユーチューブでもそっち関係の動画をよく見ています。家の中では当然BBQはできないし(笑)、焼き肉も出来ない環境ですが、それなりに「新しいエッセンス」を仕込んで自宅での料理にそれを使うことは可能なのね。

私が「ローストビーフ好き」なのもそれが理由で、低温調理にも早い時期から入れ込んで、低温調理器なんて売っていない頃から「お湯を沸かして、温度計を使う」方法でやってきたわけです。ただ、マレーシアのコンドミニアムには「備え付けの大型のオーブン」が普通にありますが、私は昔からオーブンを使うのは苦手なんですよ。とうにも難しくて「経験が物を言う世界」なのね。だから「作るたびに出来上がりが違うのが普通」で、本当にオーブンって難しいと思う。でもま、「丸鶏を焼く」「魚を焼く」「グラタンを焼く」程度にはいつも「卓上型多機能オーブン」を使っています。

そんな私がこの数年、気になるのは「韓国」なんですよ。

日本の焼き肉も「韓国から来た」と言われていますが、今の韓国を見ていると「焼き肉はBBQの一部」という感じで、「日本の焼き肉とは全く違う進化をしている」と感じます。

でも焼き肉に関しては、私は日本が世界一だと思っていて、それは「お寿司」「ラーメン」「揚げ物」と同じで、元は海外からの真似事だったのが独自の進化をして「本場を凌ぐレベルに達している」と思うのね。だから焼き肉目当てで韓国に行ったり、「韓国料理屋」に行くと「なんか違うんだよな~感」がある。

やっぱり日本って「突き詰めるのが得意」「細かいところに拘る」「適当なところで妥協しない」という他国では珍しい気質があると思うのね。

これは産業界も同じで、昔は「アメリカが発明したものを日本が商品化する」なんてことを言われていた。

マツダのロータリーエンジンもそうで、ロータリーエンジンを発明したのは外国企業。でも商品化は出来なかった。でも我らがマツダはロータリーエンジンを商品化し、進化させて一世を風靡した。今の時代でも「日産のGTR」というスポーツカーは有名ですが、かつて「カーレースの世界」で王座に君臨していたGTRをロータリーエンジン搭載車が蹴散らした時代もあったのね。

家電製品もそうで、日本の白物家電が世界を凌駕して、「世界一の家電だったアメリカ製を駆逐」した。それは自動車産業でも同じ。半導体の世界でも同じ。かつての日本が誇る戦闘機である「ゼロ戦」も世界が恐れ慄いた時もあった。

ところが~~~

日本を追う韓国や中国が日本に追いつき、追い越されという事態になって、今に続く。

やっぱり日本って「突き詰めて良いものを作る技術、気質は凄い」と思うのだけれど、「手を抜いてでも売れるものを作る」というのが苦手なんだろうと思う。だから貧しい国々が勃興してきて「品質が悪くてもそれを手に入れたい人々」には高価な日本製品が売れない(マレーシアでも同じ)。「売れるものを作る」前に「より良いものを作る」ことを優先してしまうんでしょう。「品質第一主義」というのでしょうか。

だからこそ「日本製品は素晴らしい」し、それは「和食」という分野でも同じ。また洋食の世界のコンクールでも世界一を日本の料理人が取ったり。

でも逆を言うと「幅の広さを広げる」のが【苦手】なんだろうと思う。血液型でいうA型気質? (笑)

食の話になりますが、日本の長い不景気のせいで「安いものを作る」という点でも日本は頑張ってきたと思うのだけれど、その発想は「より良いものを作る」のに似ていて、「幅を広げる」ことに関しては苦手なのかなと思うんですよ。「一点集中型」としてのチャレンジ精神は凄いけれど、「浅く、広く」というのは得意じゃないのかもね。

で、話は焼き肉に戻るわけですが、長くてすいません。(笑)

焼き肉は韓国から渡ってきた食文化ですが、その韓国がどうなっているのかというと、「世界の焼き肉、BBQ文化を取り入れて進化している」様に見えるのね。

韓国って「真似するのが上手い国」だと私は思っていて、実は過去には上に書いたように「真似るのが上手い日本」と言われていて、松下電器も「真似した電気」と呼ばれる時代もあった。でもその「海外を真似て昇華させる」ことにおいては、【今は韓国の方が上】だと思うことがあちこちで起きている。

つまり、日本では「真似るのは恥」という文化が根底にあるんでしょう。「真似することは盗みと同じ」と考えてしまうのかもしれない。それは鉄砲の伝来から黒船、そして明治維新も真似の歴史で、「その真似をしてきた歴史への反省」なのかもしれないけれど、「真似するのは悪いことじゃない」「技術を盗むのも良いじゃないか」という韓国、中国は「真似する文化、技術を進化させてきた」ような気がするんです。

それが韓国の焼き肉文化にも見えるのね。そもそも「肉文化」は日本より遥かに長くて、日本人が魚と葉っぱばかり食べている頃から彼らは肉を食べていた。

だから韓国では、私達が考える「焼き肉」は韓国BBQ文化の「ほんの一部分でしかない」様になっている様子。日本人が真似た「韓国焼肉」は韓国の長い焼き肉・BBQ文化の中の「ある一瞬だけ」を取り入れたと考えるべきかも。

BBQ文化はアメリカ、オーストラリア、ブラジルにもあって、それを韓国ではうまく取り入れて「自国の文化と融合させて進化している」様に見える。

だから韓国の「焼き肉」をユーチューブで見ると、「世界の焼き肉文化の集合体」で進化を続けている様に見えるのね。

つまりBBQ好きの私としては、昔ながらのBBQを固持してあまり進化が見えないアメリカ、オーストラリア、ブラジルより、【韓国ウォッチング】をするほうが面白いんですよ。かつての韓国ってかなり貧しい国で(朝鮮戦争停戦後の1950年代は世界最貧国の一つ)、ソウルオリンピック前に韓国によく行っていたのですが(1970年代)、韓国人の友人に「日本からのお土産は何を欲しい?」と聞いたら「日本の牛肉~~~~」と言われて驚いたことがあります。私は韓国で焼き肉を楽しみしていましたから。でもそれは遠い昔で、韓国にも和牛と同じような「韓牛」がある。

そして今、「こんな店に行ってみたいな~」と思う店も多い。そういう意味じゃ今までのBBQ大国のBBQって、20年前も同じじゃん、みたいな感じで今更また行ってみたいとは思わないのね。

日本も焼き肉業界は激戦の様子だけれど、私は「ブレイクスルーのネタは韓国にある」ような気がするのね。だって、「こんな店が日本にあったら是非行ってみたい」と思うから。また私が若くて飲食業界にいたら、「こんな店をオープンしてみたい」とも思う。

もしかしたら「韓国勢が日本に殴り込みをかけてくる」可能性すらある。韓国の新世代の焼き肉をそのまま日本に持ち込んでも難しいだろうけれど、なぜ彼らが伸びているのかのエッセンスを上手く取り入れれば良いんじゃないかなぁ。

でも日本では、そういうチャレンジ精神より「アメリカやブラジルの有名店」を日本に持ってくるようなことを今でもやっている。確かに「地元では有名で繁盛している」のかもしれないけれど、それって「日本にディズニーランドやユニバーサルスタジオを持ってくれば受けるんじゃないか」という発想と同じで、なんか違うんでないの?と私は思うのね。

でも日本は独自の発想で始めた大型遊園地リゾートみたいなのはことごとく失敗してきた歴史があるから、独自なものを作るのに怖気付いているのかもね。でもユニバーサルスタジオジャパンも「上場廃止になる危機」も経験して、今は順調みたいだけれど、「日本らしさに欠ける真似文化」にしか私には見えない。

また日本独自の文化もそうで、「ある地域の良いところを他の場所で再現する」みたいなことも多く、築地にあった魚市場を豊洲に移転して、豊洲に作った一般向けの施設を見ても「独自性なんかゼロ」で、雰囲気を作るだけに一生懸命に見える。でも本来の日本文化ってそんな上辺だけの安っぽいものじゃないはずなのね。

そういう意味でも「韓国の焼き肉文化」は「海外の焼き肉文化を取り入れて独自進化をしている」ように私には見えるんですよ。

だから、「真似をするなら韓国を真似る」のが良いかもしれない。それによって「世界の焼き肉文化と日本文化との融合の大事なところが見えるキッカケになる」と思うのね。そして韓国焼肉や中華ラーメンを日本の独自の文化に昇華したように頑張ってほしいと思う。

今、見るべきは「焼き肉文化の範疇」だとすればアメリカ、オーストラリア、ブラジルではなくて「韓国」かもしれないということ。

ただ「料理を真似る」のでは今までと同じで、そうではなくて「店のコンセプトを真似る」のが面白そうだと思ったり。

でも日本人が求める品質の高さと美味しさを考えると、「コストがとんでもないことになりそう」とも思うし、韓国だからできることでもあるんだろうと思ったり。でも「韓国の進化の過程」を見るのは、日本の焼き肉業界にもプラスになるんじゃないかなぁ。今の日本って「狭い分野で競争をしているように見える」のね。でもその狭い分野が「日本人の大好きなツボ」なのかもしれない。

下の動画は「かなり長い」ですから、「3倍速&早送りで見る」のが良いと思います。肉の塊を見て「部位がわかる」人は結構参考になるんじゃなかろうか。

どちらにしても、私が今、行ってみたいのは韓国。

海産物関係のお店も日本では見たことがないようなすごい店が多々ある様子。是非行ってみたい店も多い。

ただ、もしかすると「韓国の方が日本よりお客はお金を使う」から店も良くなって来ているのだろうとも思ったり。韓国の貧しい時代を知っている私としては、最近の韓国の「お店の紹介動画」を見ると隔世の感があります。料理に使っている食材も決して悪くないと思うし。

こんな豪勢で美味しそうな「ユッケビビンバ」なんて見たことも食べたこともない。使っている素材も悪くないのは上の動画を見るとわかります。

最近、日本の焼肉屋の動画を見ると「食材、焼き方、食べ方」にとんでもなく凝っているお店が結構出てきたけれど(オーナーシェフが客の前でいちいちウンチクを垂れて食べ方まで指導する)、私が思う「あるべき進化の方向性」ってそっちじゃないと思うのね。「異常なほどの凝り性、オタクに受ける店」ってそんなに需要があるのか。差別化は何よりも重要なのはわかるけれど、私はそういう店には興味がないのね。やっぱり「普通の客」が「見て、食べて、おお~~~~」と感動する店に行ってみたい。で、韓国のお店の紹介動画を見ると「行きたい~~~~~~」と思う店が非常に多い。海産物系も同じく。

焼き肉・BBQのお店で使う肉の部位も多種多様で、そこも日本とは大きな違いがある。これってやっぱり日本では「肉を食べる歴史が浅い」からだと私は思っていて、そして「肉とは高級品である」という思いが強いからでしょう。だから日本人って「牛肉と言えばリブロース、サーロイン、テンダーロインぐらいしか知らない」人は多いし、最近は他の部位も「希少部位」なんて半分嘘みたいな呼び方をして売っている。食べる店も「歴史的にホテル、一流レストラン、鉄板焼」「焼き肉といえば叙々苑」みたいな高級イメージがあるんだろうと思う。確かに私が幼い頃も大人になっても「焼肉屋に行くことそのものが贅沢の内」だったし。

これに関しては「和牛を育てる牧畜家」も困っているそうで、「A5和牛しか良い値段がつかない」ような話を聞いたことがある。それも売れる部位は「リブロース、サーロイン、テンダーロイン」という高い部位が中心で、卸問屋も困っているそう。あるいは「特定の部位しか売れない」というべきかもしれなくて、今は「ハラミ」が品薄で良いものを手にいれるには「抱合せで他の部位も買う」ようなことをするらしい。

しかし不思議なのは、和牛が一頭700キロとして、精肉はその内の400キロ。そしてその内のリブロース、サーロイン、テンダーロインは5分の1以下なわけで、「圧倒的に多い他の部位はどうなるのか」「A5じゃなくてA3とかB3はどうなるのか」って話。ましてや和牛ではない交雑牛、ホルスタインの精肉はどうなるのか。また「(子どもを生んだ経験のある)経産牛」もかなり安いらしい。だからそういう肉を有効利用すればかなり「焼き肉・BBQ業界」も面白いことになると思うんですよね。

でも日本人は「高級な肉が好き」なのね。でも高いと駄目だから「値段勝負」になってくる。逆に韓国は「牛肉を食べる文化」は古くからあるわけで、でも「貧しい時代を長く経験した」こともあって、「牛肉の有効利用」は日本以上に上手いんじゃなかろうか。「内臓を食べる文化」も韓国から入ってきたんじゃないかなぁ。

面白いのが牛肉大国のオーストラリアで、まず「内臓は食べない」のね。ほとんどが輸出されるそう。私の大好きな「牛タンや頬肉」もかつてはただみたいに安くて(1キロ数百円)、その手の肉は牛肉売り場の端っこにある「ペット用の肉売り場」の棚に並んでいたこともある。その代わり、「精肉のいろいろな部位」は普通に売っている。ここが日本との大きな違い。マレーシアもそうだけれど、「歴史の違い」なんでしょう。

日本人は「海産物」に関しては外国人が驚くようなものを平気で食べるのに、牛肉に関しては全くその逆というのが面白いですね。

韓国に行ってみたい・・・・。

 

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