昨晩は次男坊と一緒に一杯飲みに行きました。場所は近くのホテルの中の日本料理屋(いつもの半額券は使えません 笑)。ゴールドコーストでは結構有名な店。で、寿司カウンターで飲んで食べた中でちょっとおかしいと思ったのがイクラ。
怪しいぞ~~~。
帰りに太巻きをお土産で作って貰ったのだけど、その中のイクラもどうも変。まず味がしない。歯ごたえが固い。というか薬のジェルカプセルを噛んだような感じ。
そこで生まれて初めての実験をしました。お湯を沸かせて沸騰している中にイクラを落としてみました。これが本物なら卵ですからタンパク質。白に変色するはず。
うーーむ、これが微妙~~~~。
回りがちょっとだけ白くなったのですが、いつまで経っても中身が白くならない。これって変ですよねぇ。で、それを食べてみるとブチュッと割れて中身が出ますが固まっていない。味もイクラの味がしない。で、皮というか回りが益々薬のカプセルかゴムみたいな歯触りになった。
今思えば中身をそのままお湯の中に入れてみれば良かったなぁ。本物なら白濁するはず。
でもフト思い出したのが、かなり昔にヨメさんと一緒に行った和食の店で食べた鍋料理。具材が並んだ皿の上に彩りの為だろうかイクラが散らばせてあった。イクラを鍋に入れるかぁーー?とか言いながら食べたっけ。で、その時は確かに真っ白に変色し中身まで固くなったはず。そうそう、間違いなく固かった。魚の目玉の芯みたいになるのね。
ということはやっぱり昨日のイクラはイクラじゃない。中身が固まらなかったし赤い透明の液体が入っているだけ。
インチキだ~~~~~~~~~~~。まさかホテルの中の日本料理屋でこんなものを使いますかね。うーーむ、オーストラリアじゃ有り得るなぁ。ましてやホテルの仕入統括マネージャーが日本食材の仕入れにはかなりうるさくて良い物が仕入れられないと嘆いた板さんの話しも思いだした。
この店は日本にも各地にある有名な店なんですよ。ここと同名のホテルの中に同名のお店がある。
で、ちょっとインチキイクラの関して検索してみました。出てくる出てくる。回転寿司の多くはインチキイクラだという書き込みもあるし、かなり広がってるみたいですね。でもま、美味しければ良いと思うんですよ。で、それなりの値段なら。
でも本物のイクラと同じ値段で食べさせられたらこれは詐偽と言っても良いんじゃないかな。
あのホテルのあの和食レストランでもインチキイクラとは・・・・。がっかりでした。
ちなみに太巻きなんですが、我が家が頼む時には必ずウナギとイクラを入れて貰います。これが美味しいと思うのだけれど、どこの店に行ってもイクラを入れるんですか?と不思議な顔をされて聞かれる。知ってる店では何も言わなくても入れてくれるのだけれど、板さんに聞いてみるとイクラを入れてくれと言うお客は私だけだと言う。これはどこの店でも言われる。
そんなもんかなぁ。
イクラが入ってるのと入っていないのとは味に天地の差があると思う。いわゆるちらし寿司と同じような物で、ちらし寿司のイクラって凄く大事なアクセントですよね。太巻きも同じでイクラがちょっと入ってるだけでガラリと変わると思うんですけど。変かなぁ。