Lot10の4F【The Table】で何を食べる?お寿司が良いなぁとシドニーから来た次男坊

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シドニーから家族で遊びに来ていた次男坊と私、長男でLot10に行ってきました。4FのThe Tableね。

次男坊は「マレーシアのお寿司を食べてみたい」と言い出しました。

困りましたねぇ。我が家はみんなお寿司大好きですが、どこへ行ったら良いのやら。

一応次男坊は我が家のお客様ですから、「Sushi Azabu」に行こうと思ったんですよ。

ところがですね、(高級店の)Sushi Azabuのお寿司を男3人が「お好み」で好き放題食べて飲んだら大変なことになりそうですし、もっと気楽に食べて飲めるお店が良いと思いつつ、4Fをぶらぶら歩いていたのですが、「おっ!ここは?岩牡蠣があるよ」と長男。

その店はJ’s Gateの「Sakanaya Umihiko(魚屋海彦)」。

 

この店はまだ行ったことはないのですが、寿司屋というより「海鮮居酒屋」みたいな店で、我々男3人で食べて飲むのはこの店が良いとおもって、ここにすることに。私も「岩牡蠣」に釣られてしまいました。

ただ次男坊は旅行者ですし、万が一のことがあると困るということで、岩牡蠣は長男と私だけで食べることに。

岩牡蠣は久しぶりですし、きっと長男は食べたことがないかもしれない。

結構美味しかったけれど、最近、真牡蠣も食べていないし、岩牡蠣は久しぶりだし、これがどれほどの物かは分からなかったけれど、美味しかった~。

この店のメニューは豊富で、海鮮好きには良い店だと思いました。

適当に酒の肴を頼みましたが、これ、なんだったっけ。忘れた。貝とキノコの炒めもの。

近年、日本の東京湾で広がっている外来種だけれど、初めて食べてみました。ホンビノス貝。

うーむ、なんてことはないですね。家で食べるには良いけれど、久しぶりに海鮮のお店で食べるならやっぱり「ハマグリ」を食べたかった。

ネギトロ巻。これはそこそこ美味しかった。

茶碗蒸しだけれど、このホタテは合わないと思うなぁ。味が強すぎて茶碗蒸しが完全に負けちゃってる。もったいない。こういう茶碗蒸しを作る発想は日本人の職人には無いんじゃないかなぁ。

とりあえず、お寿司がどんなレベルなのか試しに頼んだのがこれ。

見た目より美味しいと思いました。もちろん寿司屋クォリティーじゃないけれど、海鮮居酒屋としては十分だと思いました。

マグロの赤身とシマアジのお刺し身。どちらも私の大好物ですから楽しみ~~~。

特にシマアジの見た目はシマアジらしくてワクワクしましたが、う~~む、味はイマイチ。惜しい~~。

驚いたのがこれ。本マグロの赤身というけれど、こういう色の薄い本マグロの赤身は見たことがない。キハダかビンチョウみたいな色。

やっぱり味も本マグロじゃないのね。何なんだろうか、これを本マグロとして出すって。

でもこの「Sakanaya Umihiko(魚屋海彦)」って全般的には良いんじゃないかなぁ。【寿司屋未満 & 居酒屋以上】で、中途半端といえば中途半端かもしれないけれど、こういう店って他に知らないので私は良いと思うなぁ。メニューは豊富だし、食べてみたいものがいろいろある。

結構、食べて、飲んで、おしゃべりしていましたが、そろそろ「ラストオーダー」だというので、お寿司をお好みで頼みました。

シマアジはお刺し身だと良し悪しがはっきりしちゃうけれど、お寿司だと結構ごまかせるのね。ゲソの握りは美味しかった~。

マグロは中トロと大トロを頼んだけれど、この中トロ、大トロも色からして本マグロに見えないし、かと言ってインドマグロでもなさそうだし、なんなんでしょうねぇ。味的にもイマイチ。でも決して美味しくないわけじゃないけれど、中トロです。大トロですと言われてこれが出てくると誰でも驚くと思うなぁ。

このお店ってメニューを見たり、他の方々のブログを見ると、結構良さそうなものがあるのね。だからそういう意味では、今回は「残念だった」と思うのだけれど、このお店って【通ったら良い店】かもしれない。ちゃんとネタケースの中をチェックするなり、日本人の板前さんがいるのかどうかわからないけれど、スタッフとそれなりに人間関係が出来ると「オススメ」や「入荷したばかりのネタ」とか、あるいはこちらの趣向も伝えられたら合うものが食べられるかもしれない。

でも気が利かないローカルスタッフしかいないとすると・・・。何を話しても「暖簾に腕押し」なんですよね~。話しかけなければ良かった、なんて思うことがマレーシアでは当たり前のように起きますもんね。

でもこの店はまたすぐにでも行きたい。

何度か通わないと、この店の良いところがわからないもしれない。

そういえば、ドンキの寿司の【鮮選寿司】ってまだ行ったことがないけれど、この「Sakanaya Umihiko(魚屋海彦)」と比べてどうなんだろうか。まさかここより美味しいなんてことがあるんだろうか。ユーチューブで見ると、良さそうに見えるのね。

でもそれを言ったらこの「Sakanaya Umihiko(魚屋海彦)」も同じで、写真を見ると美味しそうに見えるんだよね~。(笑)

やっぱりある程度は通わないと駄目そ。

シマアジにしても他の刺し身にしても【入荷したその日】だったらかなり良いかもしれない。

でもお店としては「古いものから出す」のが当たり前だから、やっぱりこういう店も「人間関係」って大事だと思う。「私を優遇してくれ」とは思わないし、そういうのって好きじゃないのだけれど、お店の人も「お客を喜ばせたい」と思う人は多いし、「分かる人にはそれなりのものを出そうと思う」のは当然なんですよね。

そうじゃないと「顧客」なんて絶対につかない。

マレーシアって寿司のカウンターがあって眼の前に板さんがいるのに「アイパッドで注文」みたいな店が多いけれど、ちゃんと板さんと話ができて話が通じる店だとこちらの希望、趣向に合わせたものを出してくれるのね。でもそれはアイパッドのメニューには無かったり。プラザモントキアラの「鮨家」もそうだし、高級店に行かないと美味しい魚介類が食べられないというわけでもない。

魚って部位によっていろいろなわけで、シマアジや真鯛、カンパチにしたって「腹」もあれば「背」も「尻尾」もあるわけで、やっぱり板さんと人間関係が出来ていないと何を出されるかわからないのね。何度も書くけれど「私を優遇してくれ」みたいなのって私は大嫌いで、そうしてもらって喜ぶようなオヤジじゃないのだけれど、「腹の美味しい部分があるのなら欲しい。なければいらない」ぐらいの注文はしたいわけです。

当然、良いものを出してもらえば「値段が高くなる」のもしょうがない。例えば「海鮮丼のマグロを本マグロにしてもらう」「ネタを増やしてもらう」「ヒラメのエンガワ(本物)があればそれを入れて欲しい」とか。

また「今日のXXXは美味しいね~~」というと、「わかりました?」なんてニコっとする板さんもいるのね。彼らだっていつも機械的に同じものを出していて、客の反応も関係ない、腕の見せどころもないと思う人も多いと思うんですよ。だからこちらから何か投げかけると、「やってみましょう」なんて話も出るし、「今度、取り寄せますね」なんて話にもなる。褒めるべきところはしっかり褒めると本当に嬉しそうにする板さんって少なくない。だから私はそうするし、たまには手みあげを持っていくとか、スタッフたちに上げてねと「心づけ」でも置いていけば、板さんの顔も立つし、私はやっぱりそうやって店と客と「より良い環境を作る」のがあるべき姿なんだと思っています。

通り一遍のメニューから選んでアイパッドで入力して、スタッフとも余計な話もせずに、会計をして帰るときには「ごちそうさま」とだけ背中を向けて言い、スタッフも客の目も見ずにマニュアル通りに「有難うございました」というだけの店って、ほんと~~~~~~~~~~~~~につまらないと思います。

これって高級店なら・・なんて話じゃなくて、ションベン横丁の焼き鳥屋、おでん屋だって同じなんだよね。

ま、マレーシアでそういうのを望むのはそもそもの間違いというのもわかるのだけれど、たまに「たいしたもんだ」と思う店もあるから面白い。

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