寿司屋に行った外人の話

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面白い話しを聞いた。寿司屋に行った外人の話。

日本好きのある青い眼の青年がやっと日本に来ることが出来た。そして長年の夢であった日本の正真正銘の寿司屋に行くことにした。

高いということは聞いていたので、まず店の外から出し物のサンプルが見えてちゃんと料金表示のある店を選んだ。美味しそうな2500円のセットにすることにした。

引き戸を開けて中に入る。「らっしゃいっ!」という、彼の国で聞く「らっしゃいまーーしーー」とは違う本物の威勢のいい呼び声にまず大感激したそうな。見るとカウンターとテーブルがあった。彼は一人なので、彼の国では通常テーブルチャージが掛かるテーブルを避けて安く付くカウンターに座った。

和服を着た女性が来て、エコノミーでいいですか?と聞くので、彼はハイと答えた。イエスじゃなくてハイと答えられた自分が嬉しかったそうだ。

何にしましょうと聞かれたので、もちろん大好きなトロと答えた。美味しかった。そして後は目の前のガラスケースの中にいろいろ並んでいるのでそれを指さすとちゃんとそれを握ってくれるので彼は有頂天になり、あれやこれやと食べたそう。

で、帰りに支払いの時、彼はびっくりした。なんと2万円。外から見たときには美味しそうな寿司が2500円と書いてあったし、彼はテーブルチャージの掛かるテーブルではなくカウンターに座ったし、なおかつ女性はエコノミーでいいですか?と聞いてきたではないか。

彼が大好きな日本を離れて帰国するまで、テーブル席ではテーブルチャージが取られないこと。エコノミーはお好みのことであったこと。それらを理解することはなかったそうだ。

有り得ますねぇ、この話。

それともう一つ、へ~~と思う話があった。

ぐっすり寝るという言葉がありますよね。このぐっすりの語源。これは英語の Good sleep から来ているとのこと。びっくりでした。

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