昨日の朝、長男を迎えにクーランガッタへ。あ、今はゴールドコースト空港というのかな。
「何が食べたい?」
「そうだなぁ。やっぱり和食。肉もいいなぁ。」
「そうか、じゃぁ、凄い寿司屋ができたんだけど、行く?」
「おおお、早速寿司ですかぁ、いいなぁ。」
「うんうん、好きなもの食べていいぞ。大トロもあるぞ。」
「マジっすか?やった~~」
そんなやりとりをしながら家には行かずに新居へ。
「これが週600?マジ?メルボルンなら1000ドルでも無理だろうなぁ」
なんてお世辞を言えるようになった長男。で、時間を適当につぶしてから、
「じゃ、寿司食いにいくか?」
「え?昼間っから?」
「うんうん、回転寿司だし」
「回転寿司・・・・・・・・・・・」
オーストラリアで回転寿司と言えば誰でも同じ物を想像するはず。それはわけのわからない巻物と握りといえばサーモンだけ。
で、連れていきました。いつもの平禄寿司。
長男はメニューーを見るなりびっくり。
「おお、ウニがある。赤貝もある。ツブ貝もだーー」
「うんうん、でも赤貝はパスしよう」
「やっぱり?」
「うん、やめたほうがいい」
新居から持っていった白ワインで乾杯して、巻物は一切頼まず握りばかり頼んだ。ヨメさんは基本的に寿司好きじゃないからあまり食べなかったけれど、長男と私は腹十二分に食べた。そして最後に中トロと大トロ。長男があんな大トロを食べるのはきっと人生で数えるほどだろうと思う。しげしげと大トロを見ながらしきりに感心している長男が面白かった。しかしまぁ、食った食った。
それから家に帰って荷物を置き、長男と次男はさっさと友達に会いに行ってしまった。
ま、それはそれで良いのだけど、子どもが大きくなってくると親は寂しいなぁ。子どもが小さい内にもっともっと思い出を作っておけば良かったとこんな時にフト思う。