今日、新居のすぐまん前のオーストラリアフェアという大きなモールに行ったのですが、ちょっと小腹がすき、さてどうしよう。食事をするってほどでもないし、ハンバーガーでも多すぎるような気がしましたので
「そうだ!久しぶりにドーナツを食べよう!」
と思い、ドーナツ屋へ。このドーナツ屋は別にどこと変わったドーナツ屋でもなく、超有名店とかそういう店でもなく、どこのモールの中にもある普通の店です。
ショーウインドウの中には時間が中途半端に遅かったせいかあまり種類が無く、私は普通のいわゆるオーソドックスなドーナツを一つか二つ欲しかったのですが、それはありませんでした。残っていたドーナツですが、チョコレートが掛かっているものとか、子供が好きそうな色とりどりの物とか。
ギョギョギョギョ
と思ったのがその価格。一個がなんと3ドル20。日本円で270円ぐらい。あの普通のドーナツにチョコがチョコっと掛かってるだけでですよ。(しゃれてる場合じゃないっつーーの)
私はこの何年もドーナツを食べた事も無ければ買ったこともありませんが、この値段にはびっくりしました。私の頭の中ではせいぜい80円から120円。そんなもんだと思っていました。
どうも貧乏性なのでしょうか。こんな値段のドーナツが食えるかと一人でイライラしながら、じゃぁ、コーラでも飲むかとコーラを買ったらなんと!!
3ドル20。ドーナツと同じ。
なんなんだこれは。日本ではワインコインでお弁当も買えるというのに、オーストラリアではドーナツ一個とコーラ一本。いやいや500円じゃ足りない。
うーーむ、マレーシアではドーナツ一個とコーラ一本でいくらするのだろうか。どなたか教えてくれませんでしょうか。
ゴールドコーストって確かに素晴らしい場所だし、老後を住むにも最適だと思います。でもこうやって買い物をしたり、お金を払うたびに段々と気持ちが離れていくようです。
ここは遊びに来る場所かな、そんな気がしてきます。私は税金は経費と同じに考えているのですが、一体ドーナツ一個とコーラ一本買うのにいくら稼がなくてはならないか。所得税が50%だとしたら単純に計算して1000円以上。他国との物価を比較する場合、この税金を抜きにして考えるのは全く意味が無いと思うのです。
もしマレーシアでドーナツ一個とコーラ一本が200円だとしたら、オーストラリアの値段は540円じゃなくて1080円だということ。でもマレーシアの200円は200円。3分の1の物価どころじゃなくなる。
所得税が掛からないってどれほど素晴らしい事か・・・・・。(でももしマレーシアで稼げば28%、約30%は持っていかれるので状況は似てしまいます。無税なのは特定の金融所得や海外からの所得のみ。我々MM2Hの多くはこの恩典を利用できるという事。)
もしマレーシアに居住地を移してからオーストラリアに遊びに来て、ドーナツとコーラ一本買ったとする。それは540円。もちろん所得税は払っていませんから540円は540円。
マレーシアからオーストラリアに遊びに来ると住んでる時の50%引きで何でも買えるってのと同じなんですね。
うーむ、この考え方は面白いかもしれない。オーストラリアを満喫したいからこそマレーシアに住むという考えが成り立つ。
正直なところ、私にはオーストラリアを捨てなければならない、出て行かなくては生きていけないという負い目、悔しさ、恥ずかしさがあります。そしてマレーシアは真に行きたいわけでもなく、どこへ行くかとなった場合、減点法でマレーシアしか残らないという選択でした。
でもここは発想の転換で、今以上にオーストラリアの生活を楽しむためにも、今後はマレーシアの居住者となるという考え方もできることに気がつきました。これならマレーシアを選ぶのは減点法じゃなくて加点法です。マレーシアじゃなければそれが出来ない!
この考え方は自分自身に対して最高の言い訳に使えそうです。いやいや、言い訳どころか、初めてマレーシア行きをワクワクして考える事ができそうです。
また一花咲かせたいという欲望が出てきました。これは無税で稼げて無税で増やせるのですからかなり面白いことになります。
そしてたまにオーストラリアに遊びに来たら、オーストラリアの税金を払う必要が無いのですから何でも半額で買えるのと同じこと。今まではこれに気がつきませんでした。
こりゃいいわ。絶対やらなくちゃだわ。
日ごろわけの分からない独り言みたいな日記を書いていますが、あーじゃこうじゃやっている間にこの考えに到達できました。これはやっぱり書いて来たからこそ考えもまとまり、進展してきたのだと思います。
ブログをやっていて良かったと思います。またいつもこんなアホにお付き合い頂いて有難うございます。
今日は久しぶりに晴れた気分。自分の奥底でマグマが動き出した快さを感じています。
よ~~し、やったるでぇ~~~~!(と、なぜか関西弁)(笑)