本日、買い物に行ったのですが前に話しに出たヤム芋を見つけました。オーストラリアフェアという糞でかいショッピングセンターの中にある中華食材店でです。
このヤム芋ってあたりはずれが大きくて、アクが強い、青臭いことが多く、山芋をすって生で食べるのが好きな私にはちょっと難しい芋です。一時期これに懲りまして、自分の家で栽培したり(未だに生息しています 笑)美味しく食べる方法を探したのですが、ある頃から諦めて食べなくなっていました。
でもこのブログで話題に出たこともあって、何年ぶりかで買ってみたのです。
1キロ8ドルぐらいでしたが、これを割ってみるとこんな感じで見た目はOK。
ヤム芋にも色々種類があるようで、これはパープルと言われ中が紫色のものです。でも紫色は強くなくて皮をむいたらちょっとそれが見える程度。
普通は皮をむいている間にもどんどん酸化して変色してくるのですが、今日買ったのはそういうこともなく変色なし。変色が凄い場合は薄めた酢に漬けると大丈夫なのですが、そうするとどうしても酢の匂いが着いちゃうんですね。今回は酢を使う必要も無かったので万々歳。
摩り下ろしてみるとこんな感じ。
ドロドロというかボッタボタというか、摩り下ろしても団子状態でかなり粘度が高い。私はそれはそれで一向に構わないのですが、どうも見ているだけで口の中、口の周り、そして体中が痒くなりそうなので出汁で薄めました。そして醤油、生卵。あとはほんのちょっぴり山葵を入れれば完璧。
諦めていたヤム芋ですが、今回のは十分美味しかったです。多分今まで食べたヤム芋の中で一番美味しかったかも。
ヤム芋ですが、そもそも南洋の芋のようでグアムとかあの辺でも普通にあります。ポリネシア系の人たちも食べるようですね。タロ芋の方が有名ですが、ヤム芋も彼らの大事な主食のようです。
でも生で食べるってのは日本人ぐらいでしょう。グアムではこれをすってケーキにしていました。油で揚げて作ります。中国人はこれをどうするのでしょうね。かつて紫色の饅頭みたいなものを食べたような気がします。
この味ならお好み焼きに入れても全く問題ないというかバッチグーでしょう。
また買って来ようかな・・・・。
これって秋と冬にしかないはずでこちらはそろそろ冬も終わり。今のうちに買っておいた方がいいかも。
でもそれをヨメさんに先読みされまして、今日は大きな塊を二つ買って来たのですが、まずはそれを食べてから次のを買うようにと釘を刺されました。
でもさぁ、次に買おうと思ったときってもう売ってないことがあるんだよね。だから買えるときに買って置かないと、ですよね?新聞紙に包んで洗濯場にぶん投げておけばいいし。
明日の買い物が楽しみだ。ケケケ