ヨメさんはタイ料理が大好き。そもそもエスニック系が好きみたい。ところが私は駄目。食べられないとか嫌いとかってほどじゃないのだけれど、食べたいなぁと思うことはマレ。
でもなんとなくタイ料理を食べてみたくなりました。というか他に食べたいものが思いつかず。
近年、ゴールドコーストではタイ料理やマレーシア料理の店がかなり増えていて、住宅街の中の小さな商店街にも出来ている。
さて、どこに美味しい店があるんでしょう。ちょっと行ってみたい気になる店もあるんだけれど、友達とあちこち開拓しているヨメさん曰く、やっぱりタイラナがいいなぁという一言でラブラドールのタイラナに決定。
Thai Lanna
サウスポートからラブラドールに行って、チャリスシーフードマーケットの手前、和食の大樹の先。
最近、ヨメさんと食事に行くときにはその店の開店時間を狙っていくパターンになっていて、よっぽど混む店じゃない限り予約は不要。昨日も我々が着いた時点で入っていた客は二組だけ。
この店って結構中が広くて席数はかなりある。そして室外にもテーブルがあって、我々はそこに座りました。
私がこの店に最後に来たのはいつだろう。多分10年ぐらい前かもしれない。でも昔からタイ料理というとこのタイラナで結構好きな店。この店はかつて、今ゴールドコーストでもっとも成功している和食の店の「いとしん」があった場所。20年ぐらい前ですかね、いとしんはここからマーメイドビーチの方(今の場所よりずーーっと南)に移ったのでした。その当時、いわゆるいとしん時代からこの店には来ているので、この店に入るとなんとなく我々のゴールドコーストの歴史を思い出すような、ちょっと我々にとっては特別な店です。
まぁお約束でしょうが、お店もタイのイメージでいっぱい。
ここは室外なんだけれど屋根もあって雨が降っても大丈夫。でも表の感じが好きです。
ここはBYOなので、途中の酒屋でワインとビールを買ってきました(ヨメさんの仕事)が、とてつもなくお買い得のワインを見つけたとのこと。1本12ドルで、一本買うともう一本オマケという白ワイン。
ヨメさん曰く、一本6ドルと考えてはいけないそうで(安物のイメージになる)、あくまでもう一本はオマケなんだそうです。
南アフリカ産のソヴィニョンブランだけれど、まぁ、値段を考えても期待できるワインじゃありませんが、なんというか、昼間のバーベキューでがぶがぶ飲むようなタイプのワインとでもいうか、まぁ、ワインには全くうるさくなく知識も無い我々には十分でした。
ダックの春巻き。ダック味の春巻きってなんか異様な組み合わせのような気がしないでもないけれど、これ美味しい~~。
マネーバッグという名前がつけられた、中身は色々の揚げ物。
魚のすり身の揚げ物。酒の肴には日本人としてはこういうのは嬉しい。この写真の奥に写っているソースですが他のソースと違ってチリの他にキュウリやナッツが入っていて美味しかった。で、その時に思い出しました。ラーチューシーヤォ(中華で言うフレッシュチリを刻んだのが入っている醤油)のタイ料理版を頼むのを忘れていました。
これってタイ語でなんていうのかわかりませんが、醤油じゃなくてフィッシュソース(魚醤)のやつ。ちょっと臭いですが、エスニック料理にはこれですよね~。これがまたとてつもなく辛いのだけれど甘めのタイのソースはあまり好きではない私はそればっかり使ってました。
ということで酒の肴三種。
それとメインではないし、でもオントレでもないし、店によってはサラダの分類がされているGreen Noodle。この緑豆春雨って大好物で、具が期待以上に入っていたので嬉しかったし美味しかった。この店ではメインの分類だったっけかな。量としても十分すぎるくらい。
上の緑豆春雨でお腹いっぱいにするのはなんとなく寂しかったので、半分はテイクアウェイにしてカレーを頼みました。イエローカリーでココナッツミルクが入ってるチキンカレー。なんていうんでしたっけ?
やっぱり甘すぎる。でも美味しいことは美味しいと思いました。小ライスを頼みましたがそれも半分でお腹いっぱい。このカレーも残りはテイクアウェイ。
これだけ食べてお腹いっぱいでテイクアウェイもしてビルは70ドル。やっぱりタイ料理は安い。大満足。
でもこれと同じものをマレーシア、あるいはタイで食べたら多分2000円でおつりが来るんだろうなぁ・・・・
早く行きたいぞ、と。
ああ、それとこの店が良いと思うのは、私としては本格的なタイ料理を云々する知識も経験もないのだけれど、この店にはかなり本格的な感じがするんです。和食にしても海外ってなーんちゃって和食が多いですよね。それと同じようにタイ料理でもインドネシア料理、マレーシア料理も同じでなーーんちゃって料理が多い。でもそれってその場所の客がそれを求めているってことで店がわるいわけでもなんでもなくて、本格的なものを出してもそれがわかる客がいない、そして本格的な料理を出すにはそれなりのコストも掛かるわけで、それを受け入れる客がいない限りなーーーんちゃって料理になるのは当たり前だし、そうじゃなければ店はすぐ潰れるわけですよね。
そういう店がXX料理でも多い中、この店はタイ料理を食べたという満足感があります。(これをヨメさんに言った所、どこも同じよ、とつれない返事)
今、一件行ってみたいタイ料理の店があります。サーファーズパラダイスにある店なのですが、タイの雰囲気がむんむんしている店があります。店の外に客引きがいるんですが、これが絶世の美女で・・・、と思ったらニューハーフだった(のはず)り、食事の内容はわかりませんが、あそこに行ってみたいなぁ・・・。ニューハーフ大好き~~~~。^^
(この日に持っていったカメラはペンタックスQ。片手にカメラ、3本の交換レンズが乗ってしまうくらい小さくて軽いカメラ。センサーもコンデジと同じで小さいのだけれど、01と呼ばれる単焦点のレンズは35ミリ換算で47ミリのf1.9。これを使うと、コンデジか?と思うくらいのボケが出る。ただ暗いところはやっぱり駄目で高感度特性もコンデジと同じだけれど、その代わり光量が十分にあるとそこそこ良い写りだと思います。それとまだほとんど使っていませんが交換レンズに魚眼レンズがありまして、これで撮ると結構面白い。まぁ、トイレンズということになっていて性能的に云々言うべきレンズじゃないですが、こういう面白さが手軽に手に入るカメラとしてはペンタックスQ以外にないのかもしれませんね。
でも性能的にタイムラプス撮影するには全然駄目で、でも十分使えそうな気がする広告や仕様書には腹が立ちます。もしこのカメラでシャッタースピード2分の1で、RAWとは言いませんからJPEGで1秒に1枚撮り続ける性能があったらなぁ。本当に残念です。)