ろくでもない写真ばかりで・・・

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バヌアツで撮った写真やビデオの整理をしているのですが、あまりにもろくでもないものばかりでちょっとやる気がなくなっています。

本当に写真もビデオも難しいと思います。

今回の9日間の旅行で何枚の写真を撮ったでしょうか。5-600枚かなぁ(タイムラプス用は3000枚ぐらい)。その内、まぁまぁかなと思えるのが10枚にも満たないんですよ。ましてや永久保存したいなんてのは皆無で、思い出のスナップ写真集としてもあんまり面白くない感じ。タイムラプス撮影も天気が悪かったのと、時間が掛かるので今回はゆっくり撮る機会がありませんでした。ま、それでも何回かタイムラプス撮影をしたものの、これまた使えるのがほとんど無い状態。一体何をしてたんだ?

ビデオはビデオで、どうもうまくない。ほんとにちょっと撮ってみた程度のものばかりで、見ていてもイライラしてきます。

写真もビデオも今回気がついたのは手ブレ、被写体ブレが多かったこと。素人丸出し。

もう少しまともに構えるとか、いつもは絞り優先なのですが、シャッタースピードも考えてISOを上げてみるとか細かいことはほとんど考えずに撮っていました。これじゃだめですよねぇ。それと今回はソニーのRX-100というあのコンデジを持って行ったのですが、これがやっぱりかなり凄い写りなんですね。だからたかがコンデジだからと適当に撮っていると、まさに適当な写真しか撮れない。でもしっかり三脚を使うとそれはそれはしっかりした写真になるのがわかりました。まさかあんなちっこいコンデジに三脚なんて面倒くさいと思うけれど、写りが良いカメラだけにちょっとした手抜きがはっきり出ちゃうのがわかりました。

ビデオも三脚を使ったものは見られますが、手持ち撮影はどうにもならないものばかりです。また三脚を使っているのに水平線が斜めになっていたり、本当にバカじゃないかと思うくらい。(これを編集ソフトで直すのは簡単じゃない)

私はコンピュータを使って写真や動画をいじる、修整することに全く違和感を持たないタイプなのですが、それをあとでやればいいや、みたいな安直な考えがあったのも間違いが無く、それが写すときの真剣さの欠如となるのでしょう。

タイプラプスですが、こんな写真から作ってみました。あの小さな玩具みたいなGoPro Hero2というカメラですが、いろいろ出来るもののやっぱりそれなり。でもプロの作品やプロモーションビデオを見るとびっくりするぐらいの高品質ですが、それはやっぱりGoProの癖をわかった上で、良く写るシチュエーションで使っているってことなんですね。暗いと色が全く出ませんし、ダイナミックレンジも狭いですから明暗の差が大きい構図だとどうにもなりません。

たとえばGoPro Hero2からの撮って出しはこんな感じ。酷いでしょ。これじゃどうにもなりません。

これをエディタ(アドビのライトルーム4)を使って弄繰り回すわけです。で、こんな感じにする。ネット用ですからちょっと大げさにした方が見栄えが良いのでかなり派手にいじってます。

これを約700枚、繋ぎ合わせて作ったのがこのタイムラプスです。

大きく見るにはこれを  ←クリック

ちょっと派手すぎるし、細部は完全に潰れてヌメっとして、これは失敗作としか言い様がない。

ただ私は高性能のエディタを持っていないので、でも静止画に関してはアドビのライトルーム4は凄いと思っていて、かなりの事ができます。ただ、それを動画にするとなるとそれなりのソフトが必要になってきて、ケチな私はフリーソフトや安いソフトを使いますのでなかなかうまく行きません。一枚一枚別の写真ですから明暗の違いがあれば繋いだときにはチカチカするフリッカーになるのでそれの除去をしたり、また動きがカクカクするのでモーションブラーとか掛けるのですが、それぞれ違うソフトだったり、またその為にはフォーマット変換しないと駄目だったり、いじっている間にどんどん画質が劣化してしまいます。

で、出来たのがこれ。なんだかヌメっとした変な動画になりました。どこでこうなったのか原因を探してまた最初からやらないと直せそうもないのですが、ちょっとその元気もないし、所詮面白そうな動画でもないのでこれはもうこれで終わり。

やっぱり、ちゃんとしたカメラでちゃんと設定して写し、まともなエディタを使わないとなかなか良いものはできません。過去にはまぁまぁ気に入ったものもあるのですが、それは偶然、たまたまそうなったという感じでしかなく、これからはもっと頑張らないと~。

また今回はHDR合成をしようといろいろ実験をしてみました。つまり露光を変えて3枚なら3枚撮ってそれを合成してダイナミックレンジが広がった様な写真にするアレです。ソニーのRX-100にもNEX-7にもカメラ内でHDRを合成する機能がありますが、これってカメラ任せで微調整が出来ないので使えないという結論。やっぱり露光を変えてプラマイ2EVなり3EVで複数枚写して専用ソフトでHDR合成するのが良さそうに思えました。

とは言うものの、最近のカメラはそこそこダイナミックレンジが広いので編集ソフトで結構いじれるのがわかっています。つまりHDRで言えば複数枚から作るのじゃなくて1枚から作ってしまうアレです。私にはそれで十分にも思えました。というか、1枚でどうにかなる程度の明暗差の場所が多かったということでしかないのですが、南洋の島、それも太陽光が強い場所のHDR写真でも一枚だけ使う手法で結構いけるのがわかりましたので、私はこの線で行こうと思っています。

例えばこんな写真。水上レストランで食事をしたのですが、さて外の風景に注目するのか、それとも写っているのはヨメサンですがそれがはっきり、あるいは店内の様子もわかるようにするのか、いかようにもいじれるのが面白いと思います。

元の画像はこれ。なんだかポイントのない、わけのわからん写真です。

シャドーを持ち上げると人物、店内が明るく出てきます。そして背景は減感させてコントラストも上げて強調する。まさに一枚で作るHDRもどきですね。(こういう写真はフラッシュを焚かない限り絶対に撮れない)

これとは逆に人物と店内を暗くしてシルエットにして、背景をもっと強調しメインにするとこんな感じ。

露光を変えてある雰囲気を狙うにしても、写真を撮る時点でどういう風にするか考えて設定して撮ればその通りに撮れるわけですが、まぁ、とりあえず適当に撮っておいてあとからいじれるってのが私みたいなズボラな性格には合っているようです。

こういうことが簡単に出来るのもアドビのライトルーム4を使うから。世の中にはたくさんの種類の画像関連のソフトがありますが、私はこのライトルーム4はかなり良いと思います。トーンカーブがいじれるかどうかなんてどころじゃなくて、ある部分だけコントラストや色を変更するとか、グラデーションを掛けるとか、またノイズリダクションもそこそこ優秀で、ある場所だけ狙って掛けることも出来るので非常に便利。また、これは画像エディタではなくて、基本的には画像データベースソフトで、何万枚もの画像管理も簡単。まぁ、盛りだくさんの統合ソフト。画像というとすぐフォトショップが頭に浮かびますが、フォトショップを使う人でもこのライトルームは手放せないという人も多いようです。いわゆるこのライトルームを母艦にしてライトルームでは出来ないことは他のソフト(例えばフォトショップ)へ渡してまた戻してという使い方をする。

このソフトがあると、本来なら捨てるべき写真を生き返らすことができる。超お薦め。

アドビライトルーム4 ← クリック

(検索タグ GoPro timelapse lightroom Vanuatu)

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どうも納得がいかないのでちょっくら作り直してみました。タイムラプス。

ここ  ←クリック

うーーむ、やっぱり素材が悪いか・・・・・

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