ヨメサンが帰ってきて、これでまともな食生活に戻れると内心期待していたんだけれど、私に何か作れとうっさい。
ヨメサンが、「私が居ない間に食事はどうしてたの?」と聞くので、「適当に自分で作って食べたよ」、と答えたところ、何を作ったのか根掘り葉掘り聞くんですよ。
ここで、ろくでもないものばかりで死にそうだった、ぐらいのことを言えば良いのに、ハンバーグはかなり美味しかったし、かき揚げも何度か作ってノウハウがわかったみたいな余計なことを言ったんですよ。バカだよねぇ。
「じゃぁ、食べさせてよ」と話は進む。日本行きで疲れたから、元気になるまで料理はしたくないんですとさ。
まぁ、昔からハンバーグと餃子は私しか作らないし、揚げ物はヨメサンは一切しないから作っても良いんだけれど、なんだかなぁ。昔々の大昔、入学試験に出かける時の気分に似てる。
何を作ろう・・・・
ちなみにうちのヨメサンは揚げ物が不得手だといつもいうし、特に天ぷらだけは絶対に作ろうとしません。難しすぎるとのこと。
でもなぁ、子どもたちが小さい頃は天ぷらパーティを開いて、テーブルの上で揚げて、「やっぱり揚げたては美味しいね~」なんてやっていた頃もあったんですよ。
うーーむ、あの頃にもしかすると私か息子たちが何か気に触ることでも言ったのかもしれないなぁ。もっとサクっと揚がったら良いのにね、とか。(笑)
そういえば、今はもうゴールドコーストに居ないけれど非常に仲の良い板前がいて、ヨメサンが天ぷらの揚げ方を聞きながら練習していた時もあったんだけどなぁ。本人が納得出来ないのかな?となれば、私の天ぷらなら大丈夫なわけもなくて、私が作っても良い結果になるとは思えず。
しかし女性ってわからないと思うことが多いですわ。
いつかヨメサンが何かの料理を作った時に、「何か味が足りない?」とか聞かれて、「ちょっと塩っぱいんじゃない?」なんて言ったらそれっきり食事中は口をきかなくなったことがありましたっけ。そんな話を友達が集まってパーティをした時に話したんですが、「そんなことを言ったら、うちの女房は『食べるな』と言って料理を全部捨てるよ」という友人がいた。「嘘でしょ?」と彼のヨメサンに言ったら、「当たり前でしょう」だと。(笑)
「塩っぱい?」と聞かれても「うん」なんて事も言っちゃいけないのね。女性は怖い。
その点、うちの子供達はちゃんと心得ていて、ヨメサンが作るものは全て絶賛する。(笑)
夫婦でも本当のことを言ってはいけない。これが我が家の掟。でも一人だけだけその掟を守る必要がない人がいる。(笑)
さて、何を作ろうか・・・・・・・
魚屋周りでもして考えるか・・・・・・