ついでというけれど、実はアップルパイを食べたいと思ったのが先でした。 (^_^;)
でも食事の時間なのでミートパイを作ったというのが真相。
で、食事も終わってからのんびりとアップルパイを作り始めました。買ってあったリンゴはオーストラリア産の富士。これが本当に美味しいんですわ。日本でリンゴを食べて美味しいと思ったことってあんまりないのですが、ある日ある時、こちらの富士を食べて、こんなに美味しいんだとびっくり。特にジュースにすると違いがはっきりわかります。ジュースもジューサーじゃなくて、スロージューサーで絞ったジュース。普通のジューサーとかブレンダー(ミキサー)で空気も入れてかき混ぜてしまうようだと違いがはっきりわかりませんが、絞りだすと違いがはっきりします。まるで蜂蜜でも入れたかのような甘さと味わいがある。
ただ、火を通す料理に使う場合はまた違うんですよね。アップルパイにはあの青くて酸っぱい昔からこちらにあるあのリンゴの方が良いかも。
リンゴの芯を抜いて4つに割り、それをスライスしました。そしてフライパンにバターを溶かしてチンタラ煮る。そこで砂糖を入れたんですよ。ほんのちょっとなんですが、これが大失敗で、後々困ることになりました。
私はシナモンが大好きで、もしかしたらアップルパイが好きなのはシナモンの香りがするからかもしれないくらいで、シナモンをたっぷり入れようと思っていたのですが・・・・
家にあったシナモンは砂糖にシナモンを混ぜたものでした。 (┰_┰)
つまりこれをたっぷり掛けようものなら、甘さ100倍、甘いもの大好き人間でも甘すぎるかもしれない。
泣く泣く、ほんのちょっぴり掛けて作ったのがこれ。
シナモンの香りは少しだけで、まぁ、甘いのなんの。もしかしたら富士の甘さだけでも甘すぎるのかも。そして焼きすぎてしまったので全然駄目。適当にタイマーまかせにするんじゃなくてちゃんと見張っていれば良かった・・・・・。がっかりです。
おふざけでちょっと遊んでみたのですが、これも焼き過ぎ。発想は良かったのにこれまた残念です。
リンゴの薄切りでバラの花を表現しようと思ったのですが、焦げちゃどうにもなりません。巻くのはうまく巻けたからちゃんと見ていれば綺麗に出来たはずなのに・・・・。残念だ~~~~~~。 (┰_┰)
花好きのヨメサンに「プレゼントだよ」なんて気取ってみようと思っていたんですが、それもこれじゃ駄目。
ヨメサンはこれを見てなんて言ったと思います?
「ウワっ!まずそ~~~~」ですとさ。敵にはデリカシーなるものが欠如している。ったく。確かにまずそうだし、まずいだろうけれど、ものには言いようってのがありますよねぇ。(こういうものでも喜んでくれる女性に出会えなかったのが我が人生の最大の不幸) and (綺麗に焼けてもうちのヨメサンは「あたしが甘いもの嫌いなの知ってるでしょ!」って言いそう)(笑)
角度を変えてみるとこんな感じ。
甘すぎるし、シナモンの香りはほとんどしないし、焼き過ぎで焦げちゃっているし、本日のアップルパイは完敗。
最後の残りはシナモンを諦めて、甘すぎるのなら酸っぱくしてやれと思ってレモンを・・・・・探したけれど無い。 (┰_┰)
ということで、クエン酸を振り掛けてみました。Citric Acidね。
これが甘くて酸っぱくて・・・・・・うううう。でもこれが一番マトモかも。
本日のアップルパイは総倒れの全滅でした。
リベンジは・・・・・多分・・・来年にでも・・・・・・・・・・・