牛たんのことは何度かこの日記で書いていますが、大きくて美味しそうなのがありましたので買ってきました。
私は大きいものが美味しいと思います。皮付きで「塩漬け（Corned）」にしてあるもの。
約１．５キロ。キロ３ドル６９で５ドル３８です。安いですよね～。
これを今日は新しく買った圧力鍋で調理しました。水から煮て、圧力は「高い」で蒸気が出てきてから弱火にして１０分。そして放置。圧力鍋じゃ無い場合は、沸騰してから弱火にして1時間ってところでしょうか。熱が冷めた頃、流水につけながら皮を剥きます。火がしっかり通っていれば簡単に剥けます。煮る時に水には何も入れなくてOK。もしかしたら酢とかショウガ、クズ野菜、強めの香辛料を入れるのも良いかも。煮たお湯は捨てます。ストックには匂いが強すぎて使えないと思います。
まずあまり美味しくない先端（固くて脂が乗っていない）を切り落とし、残った部分の３分１のところを切り、太いところは半分に割り、ブヨブヨした部分を切り落とします。このブヨブヨ部分はその場で味見として食べちゃいます。（笑）
真ん中の部分（上の写真の左下）は酒のつまみに最高で、これはラップして冷蔵庫へ。食べる時には薄切りにします。先端の美味しくない部分は刻んで玉子焼きやチャーハンに入れますが、今回のタンは大きいので先端もかなり美味しく、これは根本の太い部分と一緒にタンシチューにすることにしました。火はしっかり通っていますし、かなり柔らかくなっていますので、シチューはタンを投入する前にしっかりしたものを作って、タンを入れてからは長時間煮こまないのがポイントでしょう。
真ん中の部分だけ取り除いたのをタンシチュー用にスライス。
このタンシチューだけでも４－５人分にはなるんじゃないでしょうか。これだけの量で、原価は５００円弱。ヽ(^。^)ノ
タンはどこでも売っていますが、「塩漬け（Corned）」を買うのがポイントだと思います（塩漬けを売っていないスーパーも多い。我が家はいつもサウスポートパークのウールワース）。茹でると塩は落ちますし、塩蔵してある分、味わい深いものがありますね。塩漬けしていないものだと何か足りない感じがします。また大きなものを買ったほうが脂のノリが良くて美味しいと思います。というか、本来は大きいのが当たり前だと思うのですが、1.5キロ級はこちらでは珍しい。
また皮が付いていると気持ち悪く感じますが、しっかり茹でると簡単に剥けます。また牛たんを中村さんの店で買うと、皮を剥いてくれます。でも中村さんの店では塩漬けタンは売っていないかもしれません。でも焼き肉で食べるならこちらの方が良いですね。半冷凍の状態で薄切りにする。
タンシチューも美味しいですが、塊を冷蔵庫の中に入れておいて（ちょっと固くなる）、時々薄くスライスして食べるのも良いと思います。私はソッチのほうが好きかな。（笑）
ちなみに温度男というアダ名をもらった（笑）低温調理に拘る私ですが、牛たんだけは低温調理は意味がないかも。まず皮が簡単に剥けませんし、脂がしつこく残りますね。
でもタンシチューにする時には調理温度、時間を考えないと脂が全部抜けちゃって美味しくなくなる。
オーストラリアで牛たんを使わないのはもったいないと思います。コスパはピカイチじゃないでしょうか。
今まで10年以上使っていた圧力鍋が壊れ（蓋のガスケットが駄目になったのかも）、同じメーカーの新しいの（Te-Fal Acticook 6L）を買いましたが、蓋が今まで使っていたものと同じ径でした。うれしい～～～。これで８リットル、６リットル、２．５リットルの鍋を使い分けられます。でも蓋は一つしか無い。（笑）
ガスケットを変えるだけで古いものも使えるかもしれませんが、もう１０年以上使っていますし、交換用ガスケットだけでも４０ドルしますので、新しい機種の新品の１７０ドルは私は安いと思います。それと新しい方の最高圧力が古いのより高いようで、これもちょっとだけ嬉しいです。＾＾
この店の通販で買いました。ここはかなり安いと思います。私のは６８％引きでした。 ← クリック