面白いニュースを発見しました。
日本人の最近の若者は内向きだと言われていますが、海外にいると海外志向の日本人の若者が溢れているのがわかる。
でもネックはビザなんですよね。これが簡単には手に入れられない。簡単に手に入れられるところはそれなりにいろいろ理由があったりするし、なかなか行きたい所へは行けないのが現状。ヨーロッパも同様。
で、オランダなんですが、なんと100年前の日本との条約があって、「日本人は労働許可を必要としない」のがわかったそうです。
これがわかったのはひょんなキッカケ。事の起こりはこういうことらしい。
松風館はオランダのロッテルダムにある日本をテーマにした文化会館で、2012年に日本茶室と庭園の建設のために日本から宮大工を招聘しました。当時、日本人がオランダで働くためのハードルは高く、EU諸国で適切な人材がいなかったと雇用主が証明する必要がありました。その上さらに、労働許可を取得する必要がありました。これはオランダ国内の雇用機会を守るための仕組みですが、松風館の場合は日本独特の建築技術が必要とされることから、宮大工の雇用には労働許可の取得は必要ないと考えていました。しかし、オランダ労働局はこの就労を違法として6万ユーロ(約780万円)の罰金を課しました。
この裁判がキッカケで、過去にオランダと日本との間に「日蘭通商航海条約(The Treaty of Trade and Navigation between the Netherlands and Japan)。100年以上も経っている戦前の条約」があるのがわかった。そしてこれを根拠とし、上の「違法就労」は無いことになったと。
そして「2015年の3月、オランダ社会雇用省が日本人は労働許可が不要であることを正式に発表した」。
なんでオランダ?なんて思う人も多いかもしれないけれど、オランダってヨーロッパ進出を考えた時には非常に有効な国だとのこと。イギリスやドイツに次いで日本企業も多く進出している国。まず英語が普及していて、非英語圏の国では特異な国とのこと。英語が話せれば仕事はもちろん日常生活に全く問題がないらしい。
この条約があるおかげで、煩わしいビザの問題が解決しちゃうってこと。それこそどんな業種のどんな仕事でも日本人なら就くことができちゃう。自営業はどうなんでしょうか。会社の設立は簡単なはずだから、そこに働いて給料を得る形を作るのは難しくないのかもしれないですね。
これがキッカケで日本におけるオランダブーム。オランダにおける日本ブームが起きるかもしれませんね。
長崎の出島が今の時代に復活する。面白いですね~~~。オランダを足がかりにEUが身近になる。
100年前の条約はまだ生きていた。オランダ大使館で聞いた日本人が知らない特権 (ライフハッカー[日本版]) – Yahoo!ニュース
日蘭通商航海条約(The Treaty of Trade and Navigation between the Netherlands and Japan)です。100年以上も経っている戦前の条約 …