金(ゴールド)は良いかもしれないと書いたのに・・&リンギットのFX

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前に、金(ゴールド)が順調に上がっていて、金投資もおもしろいかもしれない、なんて書きました。

ところがその後の下げ波動がキツくて、「様子見」の段階に入ってしまいました。この動きは、私は「手出し無用」の動きだと判断します。

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なんだ、ダボも大したことないな、なんて思うでしょ?その通りです。(笑)

というか、私は将来は神様しかわからないと思っていて、そして常に変化するわけですからそれを当てるなんてことは不可能だと思っています。

では、「将来を当てずしてどう投資するのか?」なんて思うでしょうが、将来を当てる必要なんかないんです。っていつも書いていることですが。

とにかく、過去と現在の事は誰でもわかるわけですよね。そこで、自分の決めごととして「こういうふうに動いているときは上昇トレンド」とかその逆を決めるわけですよ。手出し無用ってのも同じで、自分が好きな指標を使って、上向きか下向きか、どちらとも判断できないかってのを「判断」するわけです。これは実際に将来もそうなると読むってことじゃなくて、「暫定的」にそう決めるわけです。あくまで読むのは「現在のこと」であって未来じゃない。ここは大事なポイント。

で、それに従って、上昇トレンドならその中の「上昇波」を取りに出る。下降トレンドならその中の「下降波」を狙う。あるいは何もしないか。

ここで大事なことは「トレンドをどう見るか」と共に、その中の「上昇波」「下降派」をどう見るかってことなんですね。この細かい波動をどう捉えるかがわからないと、デイトレとかスイングトレードは出来ないと思います。つまり、いかにオシレータをうまく使うかってこと。

これは「こう動いた時にはこうする」という(自分が決めた)決め事を淡々と続けるだけのことであって、また逆に「こう動くはずなのにそうならなかった時には何もしない」ってことでしかなくて、「将来を読む」とか「予想する」とか、そんな大げさなものじゃないのね。

そんなんで勝てるのか?ってことだけれど、勝てなければ違うことをまた考えれば良いだけのことで、理論がどうじゃ確率がどうじゃって話じゃないんですよ。逆にそういう「左脳」が勝っている人って目の前の動きが見えていないんじゃないかと思うことが結構あります。

例えばですね、カラオケでもダンスでもゴルフでも良いですが、もちろん理論はあるしそれを無視しろとは言わないけれど、人間って不思議なもので、理論理屈はわからなくても「歌がうまい」「ダンスがうまい」って人がいるじゃないですか。スポーツも同じで「あの人は感が良い」とか「運動神経が良い」ってやつ。私はここは相場でも同じだと思うんです。「右脳」からのアプローチと言って良いかもしれない。

昔、私の友人で「音痴」がいたんですよ。音程が狂うだけじゃなくて、「どこから歌い出すのかもわからない」って言うんですわ。こういう人って昔は結構いて、カラオケ時代じゃなくてギターとかピアノの伴奏で歌う時代がありましたよね。その時に奏者(先生と呼んだっけ 笑)が「ハイ」って言ってくれないと「歌い出しがわからない人」っていましたよね。

でも普通は、音楽の流れで歌い出すポイントってわかるじゃないですか。それと相場は似ていると思うんです。音楽で言う「音の流れ」が相場で言う「チャートの動き」じゃないかと思うんですよ。

でもそれを数値や理論理屈で追い出すと、大事なところがいつになっても見えない。そんな風に思っています。カラオケやダンス、ゴルフも同じ。

だからこの金(ゴールド)にしてもそうで、上がるのか下がるのかといつまで考えても絶対にわからないわけですよ。でも、ここは「買いだけ考える」、「売りだけ考える」、あるいは「何もしないで見逃す」というのを「自分で決める」しかないんですね。「上がるから買う」のではないんですよ。「こういう時には買う」と決めて買うだけのこと。

で、カラオケと同じで、歌い出した瞬間、「あ、違う」って思うことがあるじゃないですか。その時にはすぐに歌うのをやめて(撤退)して仕切りなおしをするだけなんですね。

こういう考え方って左脳的な人には逆に難しいのかもしれない。またそういう人にはそういう人に合うやり方、考え方があるはずで、左脳的な人が私の手法を聞いてもわけがわからないかもしれない。また「将来を当てなければならない」と信じている人は、身のこなしも柔軟じゃなくて「自分の読みに囚われて勝てなくなる」のね。でも「当てない」「当てようとしない」ってのは言うのは簡単でも実行は難しい。だから「自分には将来のことは絶対にわからない」「チャートから将来は読めない(これは事実)」と決めてしまうのが良いと思っています。

逆に、左脳的な人は、何度かここでも紹介している「シスヤさん」という方の手法の方が入りやすいはず。あくまで数値と確率で追い込んで売買する方法ですから。興味がある方はこのブログを検索してみてください。

ま、金(ゴールド)に関しては「【大きな】上昇トレンドはまだ崩れてはいない」と読みますが、今は静観する場所まで下がってきてしまいました。1250ドル辺りが節目で、ここで陽転すれば買い出撃の形でしたが、陽転せずにそのまま下落。でもまたそろそろ陽転する場所ですが、ここでの陽転が強いとは私は考えませんので「様子見」となります。でもそれは「上がらない」という意味でもないわけです。そんなことはわかるわけがない。だから、場所的にはここで陽転してくれば、そこで「斥候隊」を出すのは良いかもしれませんね。私はしませんが。

というか、私はファンドを持ったままですから、常に「買いポジションが建っている」のと同じなんですね。だから本体は高値でオシレータがピークアウトしたあたり(赤のXがある辺り)で空売り(新規ショート)をしておくべきなんですが、私はそういう細かい手当はせずに「長期投資がどうあるべきか」を試行錯誤しているところで、もっと大きな波動で考えようと思っています。そういう意味ではまだ撤退時期ではない。でも参入するには・・・うーむ、難しいところだと思います。いつもの考え方ですと、上に書いた通り「様子見」の場所なんですが、もっと長い目で見ると、「買い場」が来たと読めないこともない。でも長期投資は全く下手くそな私にはそこのところはよくわからず。

「わからない時には何もしない」が鉄則ですが、ファンドを持っているということは「ロングポジションがある」のと同じですから、今の私の考え方って多分、どこかが間違えているんですね。それは自覚しています。間違えていることは理解している。でもどうするべきかってのはまだ理解できておらず、それは未だに勉強中。

本来はこんなことはするべきことじゃなくて、金(ゴールド)のファンドもさっさと売ってしまって、金(ゴールド)を売買するなら上に書いたように、上昇トレンドの中の上昇波だけを狙うとか、その逆をやれば良いだけのこと。

でもそこから脱皮できないと「長期投資」って絶対にできないんですね。

ジジーになると楽をしたいわけです(笑)。売った買ったの細かいことなんかいつまでも出来ませんから。

でもそれも単なる理想論なのかもしれない・・・とも思ってはいます。

多分、私には「短期トレード」が合っていて、やらない時には一切ポジションを持たない。つまりファンドも何も買うべきではないということなんだろうと思っています。でも金融資産を全て相場にぶち込むほど馬鹿じゃないわけで、またそんな必要もなく、いわゆる「資産防衛」をするためにはどうするかとなれば、それはやっぱり長期投資になるわけですが、債権を買っても同じなんですね(定期、不動産も外貨投資は皆同じ)。その通貨の買いポジションを持ったのと同じなんですから。

だから債権を買ったとなれば、その通貨の動きには注視せざるを得なくて、ヘッジは必ずしないとならない。これって話は元に戻って、金(ゴールド)のファンドを持つならそのヘッジも考えないとならないのと同じなんですね。ま、その辺の有効な方法、そしてそれは自分の能力や背丈に合っていなければ出来ないわけで、それを私は試行錯誤している最中です。

でもそれも「諦めたほうが良い」と最近、思うようになっていて、やっぱり自分に難しいことってあるんですね。「難しいことは諦める」の重要性を最近は良く考えるようになって、そこそこ良いと思って決めた長期投資は、(不動産投資も同じ)それがどう動こうと諦めも大事じゃないかと思うんですよ。かと言って、何もしないわけには行きませんから、その長期投資でマイナスがでるかもしれないことを想定して、「日頃稼げることで稼ぐ」しかないんだろうと思っています。

この辺は正直なところ、まだ結論が出ていません。

ただ「ヘッジ」と言うほどのことはしないにしても、それには「短期売買」で関わる必要があると思っています。私の場合は資産の多くは豪ドルの債権です。それと米ドルの債権。ですからこれらのヘッジとは言わなくても、円、米ドル、豪ドルの動きは無視できないわけで、デイトレだろうがスイングトレードだろうが関わりを常に持つ必要があると思っています。でもそれは「利益を出す」というより「為替差損の穴埋め」が主たる目的。

逆を言えばですね。金(ゴールド)ファンドは私には「持っているだけでは」何の利益もないわけですから(利子も配当もない)、そもそも金(ゴールド)を長期投資として(私としては)考えるべきではないってことになります。ただ単なる「値上がり期待」でしかないんですから。今では金(ゴールド)を持ち、金投資は面白いかもしれないなんて書いたものの、「金(ゴールド)でなくてはならない理由」はないんですね。逆に余計な投資でしかないのかもしれないってこと。ここで重要なのは「上がるものは何か?」と探しては駄目だということ。これは株も同じで、相場とは「波」であるからして、その波でどう利益を出すかなんですね。「買っておけば儲かるものはないか」という発想自体がそもそも大間違いだってこと。

ま、そんなこともあって、マレーシアに行ってからは金(ゴールド)投資はやめる方向だというのは前に書いた通り。勉強にしてはちょっと投資額が多すぎてちょっと買って持っておくか~じゃ済まない。とにかくもうジジーで残り少ない年月ですから、悠長なことはやめて、目の前の実利をいかに積み上げていくかに集中するつもりです。

つまり、私の場合は「本業」は「DAXとSP500のE-mini」(先物)のデイトレが主体であって、米ドル、豪ドルも先物で「スイングトレード」を(将来)するということ。多分、為替をデイトレする余裕はないと思います。それに手を出すならDAXとE-miniにもっと集中するべき。そして資産はやっぱり債権投資であって、それは当然長期投資となるわけで、債権の動きそのものから利益を出すことは考えません。

ややこしいですが、投資には二種類あると分けて考えています。この2つは全く別の考え方で動かします。

◯ 基本収入。これは日銭と言っても良くて、デイトレで稼ぐ。ここから生活費を出す。こっちは年間利回りの目標ってなくて、レバレッジも効かすし毎日何回も回転させるから投資額そのものは少ない。またデイトレの性質上(あるいは私の手法では)大きくしたくでも出来ない。これは投資というより、「海へ漁に出る」「裏山にイノシシを捕まえに行く」に似ている。これに必要な投資額は「釣り船、釣り竿や針、餌」「猟具」を買うのと同じようなもの。(笑)
◯ 資産運用での収入(レバレッジ1倍)。年間利回り7%目標(近年はほとんど無理)。利息や配当には手を付けず再投資。基本収入での余剰分をこちらに移して長期投資に向ける。リスクコントロール(想定される為替差損の穴埋め)としてその資産の通貨は「スイングトレード」をする。

これって考え方は単純なんですが、運用はかなり難しいんです。日銭で1日100万円稼ぐのって損するときもあるし簡単じゃないですが、資産運用の方ではちょっと為替が動けばすぐ100万円は消えていくんですね。だからデイトレがどれほどうまく行って稼げても、大きな流れに着いていけないと簡単に資産は吹っ飛ぶわけです。円とドルだって数十%の幅で動くわけで、デイトレでいくら稼いでも焼け石に水ということが起きる。だから長期投資は難しいとか不得手だと言っていると、いつか泣くことが起きるのね。つまり、デイトレは続けられる限り続けて、もしものときに備えなくてはならない。でも「(リーマンショックみたいな)何かが起きると」ちょろちょろためたものなんか簡単に吹っ飛んでしまう。長期投資もしっかり出来るようにならないと駄目だってことなんですね。少なくとも日頃からその大部隊の方の(起きるかもしれない)為替差損を埋めるべき行動も続け無くてはならないはず。orz

この考え方って「日本に住み、日本円の資産を持っている普通の日本人」でも必要な考え方だと私は思っていて、「日本に住んでいるんだから為替は関係ない」なんて考えてはならないんじゃないでしょうか。円高は「世界的に見て資産増」になりますが、円安は困る。「自分がどこに住んでいようが視点は世界に置くべき」で、日本から一歩も出ないとしても「世界的に見た【資産価値】の維持」は大事だと思います。つまり、円安というリスクを無視せずにその対処方法を考えるべきでしょう。為替を意識すると、毎日毎日自分の資産が何十万円、何百万円単位で増減しているのがわかってゾッとするはずですが、ここから目を背けてはいけないはず。

起きるかもしれない為替差損ですが、そもそも「利回りの良い通貨は下げ方向の力が働いている」ってのを忘れてはならないわけです。利回りが良いとどうしてもそちらに釣られてしまいますが、過去を見ればわかるように「金利に釣られて儲けるのは難しい」のね。マレーシアの金利が良いと思っていても同じことが起きる。逆に円は将来的に円高に向かうと私は見ています。世界の経済がおかしくなれば尚更です。これは日本の景気がどうじゃとか、政府の借金(日本の借金ではない)が1000兆だろうが関係ない。「日本円は破綻するだろうから外貨に・・」なんてのはあまりにも単純で錯覚と言っても良い論理だと思っています。でも円を持っていてもそこからは何も生まれない。困りましたよね~~。少なくとも「実質金利」に注目するべきですが、海外在住者は日本でお金をつかうわけじゃないから実質金利も関係ない。

金利が良いと言われるリンギットも、インフレ+その他の経年に寄る支出増を考えれば、決して有利ではないのは明白。それプラス為替の動き。ま、どこにも良い話なんかないのが現実なんですね。

マレーシアに渡って、リンギットを多く持とうとは今のところ考えていないのはいつも書いていますが、これもマレーシアに渡って月日が経てばまたいろいろ面白いものも見つけるんでしょうし(笑)、リンギットは持たない、なんて言わなくなる可能性もありますし、なんと言ってもリンギットで生活するのは間違いがありませんから、リンギットのFXはやることになるんだろうと思っています。

ところで、リンギットのFXがあるのか?と思う方も多いと思いますが、それが存在するのはこのブログの読者に2013年に教えていただきました。IG証券です。今でもあるのかな?見てみましょうかね。

間違いなくIG証券でMYR/USDがあります。以前、動かしてみたチャートを出してみましょう。

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これはIG証券のチャートですが、私はこの設定(一目均衡表とMFI)だけで十分スイングトレードは出来ると思っています。ただし、スプレッドや手数料、値動きから考えて「デイトレは不可能」だと思いますし、あえてリンギットでデイトレをする必要もないと思います。FXのデイトレをやるならEUR/USDで、また円が動くときにはUSD/JPYもありでしょう。どちらにしても私が米ドル、豪ドル、円に関わるときには先物でやります。オプションもありますし。

リンギットのFXはここ。

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