「スーパー、卸問屋、運送会社」も感染者が出れば閉鎖するのを忘れるべきじゃない でも過度な心配は「今の時点では」不要でしょ

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世の中の反応を見ていると本当に皆さんそれぞれ。

私が気になったのは

◯ 食料品店などは開いている

◯ 武漢でさえスーパーは開いていた

だから【慌てる必要はない】という考え方。

呑気な人ってこういう状態になっても呑気だなと思いました。あるいは「嫌なことは考えたくない」という本能が働いているのか。あるいは「政府発表や報道」をそのまま受け止める真面目な人か。(笑)

大手スーパーは「自社で在庫を持つ商品」もあるのと同時に「品揃えは卸問屋に丸投げ」(消化仕入れ)と両方あるわけですが、B.I.G.やビレッジグローサーを見ていると、卸問屋に丸投げの商品が多いのがわかります。私は流通に興味があるので、「棚に商品を補充している人たち」に話しかけることが結構あるのですが、「お店のユニフォーム」を来ていない人も多いのがわかりますよね。彼らは卸問屋の人で、棚への商品補充もやっている。「和食材」はほとんどそれじゃないですかね。生鮮モノ(刺し身、肉、魚、野菜)やノンハラルも同じく。

今回の政府の発表では、「食料品は大丈夫」との印象を受けますし、政府は当然そこを保証すると言うしか無いし、「パニック買い」は起きない方向でアナウンスするしかない。

だから大丈夫だろうと思いたいですが・・・。

世界中どこでも起きていることですが、スーパーでも会社、店舗、工場でも「感染者が出た場合、そこは封鎖して消毒をする」のが普通ですよね。

つまり「開いているはずの店も閉まることがある」ということ。

卸問屋で感染が出た場合は、その会社、倉庫は封鎖して消毒をするんでしょう。では彼らが毎日歩いていた【小売店舗】はどうするんでしょうか。

またスーパーなどの小売店舗で感染者が出れば、当然、そこも封鎖して消毒。

運送会社も同じ。

これは「想像ではない」のであって、世界中で行われていること。

「全国的に【食料がなくなることはない】のはその通り」でしょう。

でも局所的にはそれが起こりうる。そして「小規模な店、トーチャンカーチャンの店」は感染しても「ただの風邪に決まってる」と自己判断して営業を続ける可能性も高い。「働くのをやめられない人」が少なからずいて、そこからの蔓延を想定しないわけにはいかない。

武漢だって発生源と言われている「海鮮市場」をなぜ速攻で閉鎖したのか?

私としては、マレーシアでこういう通達が出ているのに関わらず、もしも大勢の感染者が出るとしたら、それは「マーケット」であろうと想像しています。ローカルのマレー人が好んで使うのがマーケットですし、「宗教行事」で感染した人たちがどういう行動を取るか想像するのは難しくない。

また半端じゃない数の「不法労働者」「日当がないと生きられない人」が一体どういう事を考えるか、何をするかという想定も大事で、「開いている店でどうにか職を探すであろう」とか「犯罪が急激に増える可能性」だってある。食えなくなれば人殺しだってやるのが世界の常じゃないんですかね。普通でさえ犯罪が多いマレーシアで、経済が停滞したら何が起きるのか。

だから「備蓄をするのは大切である」「外出時は注意が必要」というのが私の結論。

またぁ、ダボは神経質だから~~~~~という声が聞こえてきそう。

ま、私の場合は一族5人KLに住んでいますし、買い物に行けない、売っていない、食べ物がないなんてことは絶対に起こせないわけで、万が一の時に一緒にどうしよう~~~なんて言えませんから、やることはやる。

ただし、「今から備蓄分を消化する」という考え方も持っていません。

備蓄分は備蓄であって、日本で言う「災害時のための備蓄」と同じ考え方です。だからこれからも「普通に買い物に行く」つもりでいます。備蓄分は「買い物にも行けない」「店に行っても売っていない」「店が閉まっている」場合に消化しようと考えています。

今後、外出するのに感染の危険があるのか?

これに関しては、今までも平気で出かけていましたし、政府のあの発表があったからと言って「世間にリスクが増えるわけではない」と考えています。ましてや「移動制限」「不要な外出はしないように」という通達が出ているわけで、以前より安全かもしれないぐらいに考えています。

ただしそれは【今の時点では】ということ。

マレーシアでの確定感染者数は3月17日現在566人。この数日で大幅に伸びましたが、これって人口比でいうと0.0017%でしかなく、10万人に1.7人。

そしてその多くの人達は「入院」「自宅待機」をしているはずで、我々が街を歩いても出会う確率はほぼ0%。

問題は「感染が確定していない、気がついていない【感染者】」となりますが、こればかりは誰にもわからない。

確定感染者の10倍もいますかね?いませんかね。

10倍だとしても10万人に17人程度。千人に対して一人以下の0.17人。またすれ違った程度では感染しない。

でもこういう確率って意味がなくて、感染は局所的に起きますがそれがどこで起きるのかは誰にもわからない。

だとしても「心配しすぎ」は「宝くじの一等に当たったらどうしよう~~」レベルだと思っています。

でも彼らが移動すればウィルスを撒き散らすのは間違いがなくて、大事なのは「手洗い」であり、「手で触るものに注意」であり、「手で顔を触らない」であり、アメリカでは「マスクをしない」(健康な人は不要だとCDCがアナウンスしている)しかし「手袋をする」のが流行っている、それも「利き手だけ」というのは理にかなっているような気がします。

やっぱり「正しく恐れろ」というのが正解であって、パニックにならないようにするためにも備蓄は大事で、「スーパーも開いているのだから大丈夫だ」というのは「正しく恐れていない」ことになると思っています。

では備蓄として何が必要なのか。

これもまた誰にもわからないはずですが、「最悪の事態になるまで備蓄は使わない」という前提で、多めの米、麺類、味噌・醤油等があればサバイバルには問題ないと思っている私。(笑)

ただ野菜類がないのが気になりますが、それはサプリメントで補う。

トイレットペーパーが多く必要だとは思っていませんが、消毒の機会は増えるわけで、「ティッシュ・キッチンペーパー」は多めに必要だと思っています。トイレットペーパーの売り切れ続出というのは「ティッシュやキッチンペーパーよりコスパが良い」からじゃないですかね。別にお尻を拭くためじゃないと思っています。

消毒用のアルコールがあればよいですが、それがない場合、絶対に必要なのは「ハイターなどの(塩素系)漂白剤」。これを100倍に薄めれば(500mlのペットボトルにキャップ一杯の漂白剤と水)立派な「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」が出来るはずで、ウィルスの殺傷能力は抜群。ただタンパク質を溶かしますし(手がヌルヌルするのはそれ)、それでウイルスの外膜を壊すわけですが、お肌にはよろしくない。ま、私は気にしませんし、最後は流水で流せばなんてことはなし。でも流石にそれで顔は洗いませんが、石鹸ってのは洗い流すだけで殺傷力は弱いので、あまり信用はしないようにしています。

また消毒液をシュッシュっと吹き付けるだけでは、その水滴がついた場所しか消毒にならないから、やっぱり拭き掃除は大事なはずで、でも金属は錆の原因にもなるからちょっと注意ってことじゃないですかね。

そして「安全であるはずの自分の家」でも「消毒液を使った拭き掃除」は重要かと。私は自分も含めて家族が感染していないという確証を持っていませんから。だから「濃厚接触」もしない。(笑)

「不要な外出は控えるように」ってことですから、外出の機会も減るでしょうが、私は小さなプラスチックボトルに漂白剤から作った消毒液を持ち歩くようにしています。ただ、漂白剤は光や空気で分解してしまうので、適当な間隔で取り替える。でも私は「匂いをかぐ」ようにしています。あの漂白剤の匂いがすれば良いかな、と。でも1週間以内には取替え。

そして最も大事なことは、身近な人を二人ぐらい助けられる余裕を持つことじゃないかと思っています。

万が一、近い友人知人から助けを求められた時、「米もない?」「消毒液がない?」「体温計がない?」「マスクがない?」しょーもねーなーと思いながら、一人が二人を助ける余裕を持てば、何が起きても怖いことはないと思っています。「何か困ったことがあれば遠慮しないで言いなよ」という余裕が欲しい。

311で世界に見せた日本人の底力。自分が助かれば良いという考え方じゃない行動をした人が大勢いた。

マレーシアでも有効にその力を使いたいと思います。

ましてや私達の多くは「マレーシア政府が助ける義務を持たない【滞在ビザ】保有者」でしかない外国人なんですから。

そして嵐が過ぎ去った時に、「何もなくてよかったな~~」と皆で大酒を食らう。(笑)

それを楽しみにして乗り切ろうと思ってます。

もし今の時点で何か困っていることがありましたら、【メール】で連絡をください。何が出来るかわかりませんが・・・・。でも「運転代行」は時間の都合で難しいと思います。ただ「買い物代行」ぐらいならお手伝いできるかも。その前に「宅配」が出来ないのかどうかのチェックが必要ですが。

 
 
 

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