久しぶりの【グアム(チャモロ)料理】を作った。美味しい~~~

このブログの古くからの読者は私がかなり若い頃からグアムに惚れ込んで入り浸っていたのはご存知だと思います。

私にとってグアムが「世界の扉を開けてくれた」のは間違いがなくて、グアムに住もうとあの手この手を考えてグアムで会社も起こしましたが、結局は断念。遊んで暮らすことなんか出来ませんから。(でも親戚以上の付き合いをしていたグアム人には【お前一人ぐらいどうにでも養えるから、ずーっとここにいろ】と言われた)

数年後、またグアムで仕事を始めて行ったり来たりしている間に、ヨメさんも連れて3ヶ月滞在していたことがあり(婚約時代ね)、私達はいつもグアム人の家庭に居候するのですが、食事は常に彼らが作ったものを食べるわけです。彼らは外食をするという概念そのものがないみたいで、自分の家以外で食事をする時は、親類や友人たちと一緒にその家で食べるぐらい。その代わり、そういう小規模のパーティー(20~30人程度)、大規模パーティー(数百人規模)は月に数度、必ずどこかで開かれている。(私達がレストランやホテルへ食事をしに行くと「なんで行くんだ?」といつも怒られた。マクドナルド以外は 笑)

だからほぼ毎日、毎食彼らの食事を食べるのですが、料理好きのヨメさんはいつのまにか料理を手伝う内にかなりのグアム(チャモロ)料理を覚えたのね。

その中で一番美味しくて、週に3度は食べた(食べさせられた?)グアム(チャモロ)料理が【チキンキャラグィン】という料理。

なんてことのない料理なんですが、本当に美味しい。そしてグアムの家庭では「食卓には必ず出てくる調味料」があるんです。日本で言えば醤油みたいなものですが、これを「フィナデニソース」という。これがまた大したもんで、冷えた白米にそのフィナデニソースを掛けるだけでも美味しくて、私がどうしても食べられないグアム(チャモロ)料理の時は、そうやってご飯だけを食べていたのを思い出します。

チキンキャラグィンもフィナデニソースも、日本の一般家庭で作ろうと思えば簡単に作れます。ただし、絶対にないと駄目な調味料があるのね。それは「生のココナッツ」です。これがないとグアム(チャモロ)料理にならないと言ってもよいぐらい。ココナッツミルクでも駄目だし、乾燥パウダーでも駄目。古いココナッツの内側についている【生のココナッツ】が絶対に必要となります。(若いココナッツのブヨブヨも駄目)

この白くて硬いのを削り取って使います。(そしてそれを絞ったのがココナッツミルク)

大量のチキンキャラグィン。鶏の骨なしモモ肉を8枚使いました。

フィナデニソース。

ご飯。油(オリーブオイルは駄目)、塩、ココナッツ、(場合によってはコンソメを入れる)

生野菜は適当に切って乗せれば出来上がり。

目をつぶってこれを食べると、あの40~50年前のグアムが脳裏に蘇ってきます。

今のグアムはそれなりに発展していますが、私が初めて行ったのは1971年。当時は島に信号機が一つしか無くて、ホテルの数も少なくて、本当にのんびりとした良い島でした。そしてグアム人(チャモロ人)の気質が素晴らしいのね。ある時、英語の観光案内本に、「世界で一番幸せな人達」という記述がありましたが、本当にその通りだと思いましたっけ。信心深くて本当に優しい。

私が何よりも驚いたのは、とにかくパーティー好きで、常にどこかでパーティーが開かれているのですが(有名な大規模パーティーもあって、それは数千人規模)、【そのパーティには基本的に誰が参加しても良い】のね。もちろん無料で、年末はどこもかしこも大きなパーティを夜通し開いていますが、4,5箇所のパーティをハシゴする(もちろん知らない人の家のパーティ)なんてこともやりました。

とりあえずパーティに行ったらその家の主に挨拶するだけ。するとあれを食え、これを飲めと半端じゃなく歓待してくれる。

まぁ、パーティが好きで、誰かが足を折ったなんていうと皆が集まって慰めパーティーを開き、完治したとなればこれまたお祝いのパーティ。そしてお金持ちのパーティではバンド演奏があったり、お約束なのは【豚の丸焼き(レチョンバブイ)】と【コウモリのスープ】。私はコウモリのスープを飲んだことはありませんがヨメさんは試していたっけ。私には獣臭くて全然駄目。グアム人はコウモリが大好きで、特に好まれるのが【頭】です。ある日、知人のパーティーに行ってきたお世話になっている家のご主人が、頭だけ4つ5つ持って帰ってきて、それを冷蔵庫の中に嬉しそうに並べていた【図】が忘れられません。冷蔵庫を開けるとコウモリの頭とご対面ですから。

チキンキャラグインを食べながらヨメさんと思い出話をすると、何時間でも話していられる。

私にとってグアムって本当に大事な場所で、もしグアムとの出会いが無かったら今の私もないはず。

私とグアムの関わり、思い出を書いた日記がこのブログにあります。

興味がある方は検索して読んでみてください。へ~~、ウソだろ?みたいな話が山盛り。

「グアムウルルン物語」で検索してみてください。

とりあえず、グアムウルルン物語 その1はこれ。

Dabo's life in KL, Malaysia

グアムウルルン物語 その1 オーストラリアに住んでいるのになんでグアムの話しなのか。グアム。それは私の心の故郷。東京生ま…

あああ、それとチキンキャラグィンやフィナデニソースは「家によって特徴がある」のが普通で、どこも同じということはないのね。

でもま、基本はこんな感じ。

 

 

フィナデニソースはどんな料理にでも合うと思うし、今回、かなりの量を作りましたが、息子のリクエストで同量をまた作りました。

私も久しぶりで嬉しかったし、「これって素麺にも合うんじゃないか」と思って素麺を茹でて食べてみました。美味しかったです。日本でいうと「ポン酢」に近い味。

     
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