しかし内務大臣もはっきりしたものの言い方をしませんね。新MM2Hの必要性はわかるにしても、私達もうすでにマレーシアに住んでいるMM2Hビザホルダーがどうなるのかははっきり言わない。
24日の会見です。いつものHajimechannel-JPさんが日本語字幕を付けてくれています。
これはやっぱり「MM2Hに変更は必要」だけれど、「どうしたら良いのかわからない」状態じゃないかと思ったり。でも「タイの動きを知った内務大臣は黙っているわけにはいかなかった」のかもね。
巷では内務大臣の会見から「現行のビザは現状維持」と読んで、これで【更新も問題なし】だと喜んでいる人もいる。
私はここに大きな問題があると思っているのは前に書いた通り。
「とりあえず現状維持をよしとすると内務大臣は言っている」わけですが、これは現行のビザが有効な期間はそのままでOKという当たり前のことを言っただけだと私は受け止めています。【一年以内に切り替えなくてはならない】とかそういうことはない、みたいな。でも私達は「更新も含めて【現状維持】」と考えてしまいがちで安心しているMM2Hホルダーも多い。ところが24日の会見では内務大臣は更新に関しては何も言っておらず、その前(14日)に言った「ケースバイケース」が未だ有効で、その詳細はわからないままじゃない?
多くの人からの要望、ジョホールのスルタンからも再考の要請があり、それが直接首相まで届いている。だから内務大臣も「再考したのだ。MM2Hホルダーの私達は安泰」と考えて良いんですかね?
そもそも現行のMM2Hビザを残したら、「招かれざる客は一生居座ることになる」んですよ。
新たなビザが出来るのは間違いが無いようで、2階建て方式にするのが良いと私も思うんですよ。【現行のMM2Hビザ】と【新MM2ビザ】の両建て。あるいは「改変MM2Hビザ」と「(タイみたいな)新たなビザ」となるか。
内務大臣の「現状維持発言」からも【現行のMM2Hビザ】と【新MM2ビザ】の両建てはあり得ると考えられるわけですが、ことはそう単純じゃないんじゃないですかね。
現行のMM2Hビザがそのまま残るということは、大臣がいろいろ並べていた問題点は解決しないままだし、新MM2Hが出来たところで、誰がそれを選ぶ?
だから~、新MM2Hにはインセンティブが必要なんだよと話は進む。
ではどんなインセンティブ?永住権の取得?就労の自由?
そもそも永住権の取得と言っても、先進国のような【分厚い社会保障】があるわけでもなく、就労に関してはビジネスビザと重なるわけで、新たなビザでそれが可能になったところで、そのニーズって多いんですかね?「(永住権なら)好きなだけ滞在できる」というのも、現行のMM2Hビザは更新は楽勝ですから、同じことじゃない?
永住権に関しては、私はいつも「永住権なしに海外移住はありえない(腰掛けのロングステイなら全く問題ない)」とこのブログに書いていますが、今回のMM2Hビザの改変でもわかるように、【永住権がなければ自分の意志で住み続けることが出来ない】のははっきりしましたよね。また長い人生、何が起きるかわからないから「社会保障を受ける権利」も重要。
私が永住権に拘る理由が良くわからない人もいるようですが、もし自分が日本に住んでいる時に「いつか日本を追い出されるかもしれない」「滞在許可は数年ごとの更新」「社会保障は一切ない」「就労の自由もない」としたらどんな生活になるか想像すればすぐにわかるはず。それなのに「移住しました~~~♪」と有頂天な人って、一体何を考えているのかと思うわけです。
ところがですね、現MM2Hでは【更新は楽勝】ですから、「いつまでも住みたいだけ住める」のが特徴の一つ。ここに関しては永住権と大きな差はない。また【社会保障】に関してはマレーシアに期待出来るほどの社会保障があるのか。
つまりですね、「永住権の取得」「就労の自由」に関しては、我々がイメージする先進国と比べて大きなメリットとはならないんじゃないかと思うわけです。
またマレーシアは永住権に関しては異常なくらいケチで、「マレーシア人と結婚しても簡単に永住権は取れない」ということからも、新しいビザで永住権が取れるということになったらあちこちから問題が噴出するんじゃないですかね。またマレーシアには「永住権が取れるスキーム」もあって条件はかなり厳しいけれど、新MM2Hでも永住権への道が開かれるとしたらそれとの整合性はどうするのか?
当然、これは一般人には大事なことですが、そもそも新しいビザは「富裕層向け」なのを忘れちゃ困る。
つまりですね、2階建てにするにしても「現行のMM2Hビザ」と「永住権が取れる富裕層向けの新MM2Hビザ」の共存は意味がなくて、「現行のMM2Hビザで十分」となるんじゃないですかね。
私はオーストラリアの永住権を持っていますが、もしオーストラリアに現行のMM2Hビザみたいなのがあったら永住権はいらないのか?となりますが、国が変わるとそれも変わるのね。
例えばオーストラリアで就労出来るのか出来ないのかって大きな違いがあるわけです。そもそも「給料は高い」から。また自分が起業してもそこから給料を取れないのは困るわけで、「配当で受け取る」のは可能だとしても、就労の自由は非常に大切。
また社会保障も凄いわけで、「仕事が無ければほぼ一生遊んで暮らせる(65歳まで。それを過ぎると老齢年金)」だけの補助もある(そういう人たちが暮らす街もある)。年金は保険料無しで受給可能。シングルマザーは下手に働くより補助金で生活するほうが楽。子供の教育費は高校まで公立なら無料。医療費もほぼ無料。
こういう社会保障が分厚い国だと、「永住権があるのとないのとでは大きな差がある」のはわかるはず。ではマレーシアでは?
ましてマレーシアで永住権が取れたにしても、それは富裕層向けのビザだとすれば、益々「永住権はなくても良い」ってなりませんかね。現行のビザがあれば「更新は簡単」で一生そのまま住めるのとほぼ同じなんですから。
だから現行のMM2Hが継続するなら、大金持ちでもそれでオッケイとなるんじゃないですかね?永住権への道が開かれても、現MM2Hの更新が簡単であるならば永住権の必要性は薄れる。
そしてもし、現行のMM2Hで問題があると保持者が思うことがあるなら、金持ちは上位のビザを新たに申請すればよいだけのことで、最初からハードルも高く大金が必要な上位のビザを取る必要は無いんじゃない?
つまり、私が思うに、2階建て方式のMM2Hになったとしても、【現行のビザがそのままということはありえない】と思うわけです。現行のビザで多くの人のニーズは満たせてしまうのだから、新MM2Hは存在するだけとなってしまうと思う。。(更新は簡単というのが前提)
ということは、2階建てにするにしても「現行のビザを変更する」しかないんじゃない?
そして上位のビザにはしっかりしたインセンティブを付ける必要がある。
でもインセンティブと言っても永住権、就労の自由ぐらいしか私には考えられません。そしてそれが欲しいがゆえに「大金を突っ込む人がどれだけいるか」が問題。
タイで新しく出来るビザの場合は「海外の収入は無税」というインセンティブが付く。これは大きいと思います。だってタイはマレーシアみたいに「海外の収入は無税」ということはありえなくて、「全世界の収入に課税される」のが基本(これは世界の常識)。だから「税制の特典は大きなインセンティブとなる」んですね。
マレーシアのMM2Hって「簡単に取れる」「一度取れば一生住める」「マレーシアに住まなくても良い」「海外の収入(+利子などの所得)は無税」というビザだった。これほど素晴らしいビザって他の国には存在しないと言っても良いはず。
でも内務大臣は言いましたよね。「MM2Hは現在34000人しかいない(24日の会見では27000人)」と。
これは「経済的効果は大したことはない」と言いたかったのだろうと思うのですが、彼は「世界一、凄いビザなのに34000人(27000人)しかいない」と言ったのと同じこと。
これほど凄いビザなのに34000人しか来ないマレーシアであるにもかかわらず、「インセンティブを付けずにハードルだけとんでもなく高くした場合、どれほどの人が来るのか」というのを無視していると思いませんか?
動画ではそれがマレーシアのためになると言うし、それはわかるけれど、「絵に描いた餅」のような気がするんですよね。でも大臣は「人口の1%以下に押さえる」と力説していますが、どうも【何万人でも申請者は集まる】と思っているフシがある。なぜそう思えるのか。現行のMM2Hはハードルがめちゃ低いのにも関わらず、現在27000~34000人しかいないのに。
今までマレーシアで生活していてそれを継続したい場合、我が家がまさにそれですが、その場合は「新しいビザを取ることも考えないとならない」わけですが、もし私達が「今から渡る国を考える」としたら、私ならマレーシアのその新しいビザは取らずにタイのビザなり、他の国に目を向けると思う。あるいはオーストラリアに残ったまま違う作戦を練る。
結局ですね、私には「マレーシアのMM2Hビザは暗礁に乗り上げている」「四面楚歌」に思えるんですよ。
上に書いたように内務大臣が「とりあえず現状維持をよしとすると言った」というのをそのまま受け取ると、「内務大臣は全面降伏したのと同じ」ことになりませんかね。たとえ2階建てにするにしても、新たな富裕層向けのビザに重要なインセンティブを付けるのは難しいわけで、上位のビザは「ハードルが高いだけ」の【絵に描いた餅】になるんじゃない?
でもま、2階建てにすることもなく「現行のMM2Hビザを今から申請することは出来ない」とすれば、マレーシアは現存のMM2Hビザホルダーがいつかいなくなるのを待てばよいわけですが、もうすでに私の息子がそうであるように「30代でMM2Hビザを持つ人達は決して少なくない」状態でしょ?
つまりですね、やっぱり「簡単に更新をさせてはならない」と内務大臣が考えているのは間違いがないと思うんですよ。でも少なくとも「今のビザを1年以内に新ビザに切り替えろ」みたいなことは無い。これが彼の言う「現状維持」の意味だと私は捉えています。決して【更新も今まで通りという意味の現状維持ではない】と思うほうが妥当じゃない?
ではどうなれば良いと私が思うのかですが、やっぱり「マレーシアのプライド」もありますから、【タイの新しいビザに比べて見劣りがするものは駄目】で、そして「世界で増えているアッパーミドル層、ノマドの人たちを集めて経済的にも意味がある方策は大事」だと思います。これは世界の流れ。
でも「良い事づくしだった現行のMM2H」でも34000人しかいないという現実がある(タイの目標は2026年までに100万人)わけで、【マレーシアの立ち位置を無視した理想のビザ】を考えるのは無謀としか言いようがないと思います。
タイの新しいビザとマレーシアの現行MM2Hビザの違いって【就労が出来るかできないか】ぐらいの違いしか無いと私は思います。タイが掲げているインセンティブの「海外からの収入は無税」というのは、マレーシアでは税制そのものがすでにそうなっているわけだから。
これは2階建てにしても同じで、1階のハードルが低ければそれに申請者は集中するはずで、2階はお飾りになると私は思う。
だからマレーシアが狙うべきことは「タイよりは低いハードル」で、「マレーシアに経済的な利益が増える」ビザにすることじゃないですかね。
だから20年間ほぼ変更がなかったMM2Hのハードルで上げるべきところは、
◯ 「定期預金の増額」
◯ 「ビザ料金の増額」
そして「更新時は申請時の条件を満たしていること」も大事で、これがあれば食いっぱぐれた人たちは国外に出ないとならなくなるわけで、逆にそれがないと食いっぱぐれても居残って犯罪に手を出したり、底辺の生活を続けて(内務大臣が力説していた)「税金で維持している社会インフラにタダ乗りしている」ということも起きる。
そしてそして、今までもずーっと思っていたことですが、
マレーシアに住んだら、「海外の収入、利子所得などには税金が掛からない。相続、贈与税もない」ということを全世界に向かって大きく宣伝すること。
「海外の収入、利子所得などには税金が掛からない」ことに関してはタイの新ビザがインセンティブにしたことでもあるわけで、これはかな~~り重要なこと。そもそも昔からなぜ多くの人が香港やシンガポール、そしてドバイに移ったのかはこれが一番の理由でしょう。
企業もなぜ世界のあちこちに会社を立ち上げるのかと言えば、多くの理由の一つが「税金が安い」ってことでしょ?日本国内でも「法人税を上げる話はせずに、新設の税金や他の税金を上げる話は出る」のもそれが理由。
マレーシアに来たら「海外の収入は無税」「金融から生まれる利子なども無税」「相続税も贈与税も無い」という普通ならありえない税制だということを世界に知らしめるだけで大きく状況は変わると思うんですよ。
近年はマレーシアにも若いトレーダーやノマドの人たちが増えているけれど、私が思うに彼らもかつては「マレーシア?ああ、年寄りが行く国ね?」という認識しかなかったと思うんですよ。
でもあるとき、「自分の収入には税金が掛からない」ことに気がついた。相続税、贈与税もないことに気がついた人も増えた。(ただし、相続・贈与に関しては10年縛りがあり、海外に出ても10年間は日本への申告納税義務は残る)
私はこのブログで、タックスヘイブンのことや海外を利用して相続や贈与を無税で行うこと、それの歴史は古く、とんでもない数の人達がそれをやってきたことを書いてきましたが、まずそれをやるには、少なくとも数年は「相続税、贈与税がない国に住む」ことが絶対条件なわけです。それは日本の税制を離れて「非居住者」となるために。
ところがですね、「家族で数年、海外に住む」って簡単じゃないわけですよ。ハワイが良いね、アメリカ西海岸が良いね(相続・贈与税はある)、オーストラリア(相続・贈与税はない)も良いんじゃない?なんて言っても「ビザを取るのは簡単じゃない」のが一般的。
かと言って、簡単に手に入る「観光ビザ」であの手この手を使って日本国外に出ていたとしても、それじゃ日本の当局は「非居住者としては認めない」のね。例えば豪華客船に乗って2年間、世界を回り続けていても非居住者とは認定されない。
日本には183日ルールもなくて、そもそも183日ルールというのは「183日以上滞在したら納税義務者となる」という意味であって、「183日以内なら納税義務はないという意味ではない」のね。
日本では「居所がどこにあるか?」という基準があるのみ。当然、住まいはどこにあるのか、仕事は?家族は?収入の源泉は?とか、日本での滞在日数も無関係ではないけれど、「海外に住んでいるという客観的証拠」が重視される。だから世界中を観光して回っていても駄目なわけです。あるいは留学で5年海外に出ていても日本の居住者とみなされる(自分で学費や生活費を稼いでいる場合は別。親の仕送りだと駄目)。
つまりですね、海外に数年出るとしても、家族でそれを実行するのは簡単ではないのね。
ところが~~~~~
マレーシアは?
ここなんですよ、ミソは。
マレーシアほど簡単に居住ビザが取れて、家族で移り住むことが可能な国って本当に珍しいのね。だからそれをすれば「収入には税金が掛からない」「贈与も無税」というとんでもないことが可能になるってこと。
これをマレーシアは全世界に向かって宣伝するだけで、とんでもない注目を浴びるはず。
世界にはタックスヘイブンと呼ばれる国や地域は結構あって、そういうところに移り住む人って少なくないのだけれど、家族で移り住むにはそういうタックスヘイブンっていろいろ問題があるわけですよ。南海の孤島だったり、生活に支障がある場所も多く、「別荘に行くつもり」じゃないと住めないような国ばかり。
でもマレーシアみたいにタックスヘイブンではないけれど、実質的なタックスヘイブンは存在して、だから多くの日本人は香港(私の従兄弟も永住権を取って移住した)、やシンガポール、そしてドバイに渡った。
でも皆さんご存知のように香港やシンガポールへ家族で渡るにはハードルが高いわけです。そして生活費も高い。
大金持ちはそれでも良いし、それだけ魅力のある場所でもあるわけですが、大金持ち以外には無理。
マレーシアは?
大金持ちじゃなくても住めるでしょ?
これを世界の人達はまだまだ知らない。
だから私としては、まだ新規で人を集めるのは可能だと思っていて、新MM2Hを作るにしても、(人質の)定期預金や、ビザの料金を上げるだけで十分利益は出るし、その人達が落とす生活費も半端じゃないと思うんですけどね~~。
ただし、現行のままというのはやっぱり駄目だと思う。
私達が「楽だ」と思う基準ではやっぱりマレーシアに大きな経済的利益はないと思う。
とは言うものの、どの国でも「観光客の誘致」には一生懸命。それは観光客がお金を落とすから。それはMM2Hだって同じなはずで、MM2Herはケチかもしれないけれど(笑)、それは観光客とて同じで、観光客が二泊三日で滞在するとすれば、MM2Hは365日滞在するわけだから、一人のMM2Herは120人の観光客に相当する。
こういうMM2Hが「マレーシアに利益をもたらしていない」というのなら、「ケチな観光客はマレーシアに来るな」と内務大臣ははっきりいうべきだと思いますわ。またMM2Hは34000人しかいないと言うけれど、観光客に換算すれば100万人以上の金を落としているのは間違いないと思うんですよ。
でももっと儲かるとマレーシアは想定していたんでしょうねぇ。
MM2Hのハードルを上げるにしても「収入の額」を大きく上げてしまうとインパクトは大きいはず。でも日本人の特性として「キャッシュは持っている」ケースは多いわけで、今の定期預金の額を上げるのは耐えられるかもしれない。
そして現行のビザの維持費も安い。年間90リンギですからタダみたいなもん。これが新MM2Hでは年間500リンギと大幅アップですが、私はもっと高くても大丈夫だと思うんですよ。
そして10年のビザって異常な長さで、5年というのは妥当だと思うし、【更新時には申請時の基準を維持していること】が重要だと思います。今はそれはないどころか、申請時に給料をとっていてそれで申請をし、マレーシアに渡ってからはその収入はなくなるケースでもかまわない。私はMM2Hビザの最大の問題点はこれだと思うくらいです。
だから内務大臣が言うように「経済的に大したことはない」ということも起きるし、さらに更新時にはもっと貧しくなっていようが更新できちゃうって、本当に変なビザだと思います。
随分前に、私の友人から聞いた話を思い出します。
彼女が日本人会館へ行った時のこと。一人の日本人の老人があの入り口の事務所で泣きついていたのを目撃したと。その老人は「もう金が無い。もう生活が出来ない。助けてくれ」と泣きついていたと。
やっぱりこういう人たちは帰ってもらうしか無いし、こういう人でもビザの更新は出来てしまうかもしれないというのはどう考えてもおかしい。
「貧しい人を切り捨てるのか?」と思う人もいると思うけれど、これって「コンドを借りて、家賃を支払う金もなければ出ていくしか無い」のは世界共通で、MM2Hビザは温情で私達を住まわせているわけでもなく、マレーシアが日本人にボランティアをしなければならない理由もない。
そもそも海外で遊びながら住むなんてのは「金持ちの道楽」以外の何物でもないじゃないですか。でもマレーシアなら「大金持ちである必要はない」というだけの話で、「お金がなくても大丈夫」という話じゃない。
ま、毎度のことで今回もダラダラと長く書きましたが、「現行のMM2Hビザを持っている人はそのまま続行」「高いハードルは新規申請者のみ」と考えるのはあまりにも甘い期待じゃないかと思っています。また2階建て方式も良さそうだけれど、上に書いた理由から難しいと思うし、ましてや現行のMM2Hビザがそのまま残ることは有り得ないと思っています。
でも会見を聞き直してみると、現MM2Hビザホルダーはそのまま更新もできる様なニュアンスだとも思うんですよ。また彼は新しいビザでは人口の1%以内に押さえると、なんだかいくらでも人が集まりそうな言い方をしているのが気になります。でもま、それが勘違いだろうと新しいビザが出来ればマレーシアに多大な貢献ができると信じているなら、是非それを信じ続けて、「今のMM2Hビザホルダーはこのまま更新させても構わない」として欲しい。(笑)
でもだとすれば、「ケースバイケース」と14日に言ったのはなんなの?ということになる。
私が望むことはもちろん「現MM2Hビザホルダーはそのまま更新条件も継続」です。
無理だろうとは思うけれど・・・、望みは捨てない。
内務大臣も「そのまま継続ですよ。更新も。そのつもりで発言しました」なんて言ってくれないかな~~。
今、読み直してみましたが、ちょっと書き方がうまくないですね。わかりずらいでしょ?
きちっとまとめて書き直そうと思いましたが・・・・。
ご勘弁ください。m(_ _)m