正月用に「生きているアワビ」を買ったけれど・・・ & 年末のご挨拶

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今回のお正月は、私たちはシドニーに行くことになっていますし、正月らしいことをするのは止めようという話になっていました。

ところがですねぇ、中国のコロナ騒ぎ、日本でも感染拡大し、死者も増えてきて、小心者の我が家は気になりだしたわけです。感染力がとんでもなく強いようですし、万が一私達が感染したら、シドニーの初孫に会うどころかホテルに自主隔離するべきだし、気管支が非常に弱いヨメさん、最近、具合が良くない私としては、ややこしいことになるかもしれないと考えるようになりました。

初孫にも会えない、シドニーで足止めを食らう、マレーシアにも簡単に帰ってこれない最悪のケースを想定すると、シドニー行きを「先送り」したほうが良いと思うわけです。

ということで、シドニー行きの日程は決めずに、ちょっと様子を見ることにしました。

で、今回は正月用の食材を一切用意していませんが、何かしらは欲しいなぁ、と。

ヨメさんは「年越し蕎麦とお雑煮は作る」と言っていますが、いつも食材を集める担当の私としてはどうしようか迷いました。

そんな時に見つけたのが【活アワビ】です。

韓国産の冷凍アワビは最近、安く市場に出回っていますが(大規模の養殖がなされている)、これらはかなり小さいし、「もう少し大きくて生きているアワビ」が良いなぁと。

久しぶりに「アワビのお刺身」も食べたいし。

海産物を結構買うことがある「Piau Kee Marine」で「南アフリカ産の活アワビ」を売っていて、価格もこなれていると思ったのでそれを買うことに。

Piau Kee Marine SB、クアラルンプール - 「いいね!」11,469件 · 116人が話題にしています …

ところがですね、手違いがあって早く届いてしまいました。

生きているアワビを正月まで生かしておく手立てはないし、どうしようどうしようと慌てている内に、アワビたちは「昇天」してしまいました。(┰_┰)

バカだ~~~。意味ないじゃん。orz

それに思ったほど大きくありませんでした。一人前にはこのぐらいがちょうどいいのかもしれませんが・・。

となれば、「蒸し鮑」か「煮鮑」にするしか私にはわからないし、簡単に蒸し鮑にして、正月までもたすことに決定。

日本酒をふりかけて、上に「羅臼昆布」を乗せて酒蒸し。

蒸し上がるとやっぱり食べたくなるわけで、当然、早く食べたほうが良いですから、一個だけ味見をすることに。(笑)

えへへ、美味しかった。キモソースもばっちり。\(^o^)/

正月用は殻を外してタッパに入れて保存。殻は重曹を入れた熱湯で10分ぐらい煮込んでから、綺麗に洗って干しておきました。

蒸し鮑は、手が込んだことはせずに、この動画とほぼ同じ。

2022年は今日で終わりますが、今年は戦争も起きて、インフレだ、エネルギーがない、価格は高騰、食料品も値上がり、スリランカはそれらの余波で国家破綻。日本のインフレも他国ほどじゃないけれど、受け入れがたいインフレなのは間違いがなく、どうなっちゃうんだ?と思っているところに「増税」の話。そして実質的な利上げ、年も終わる頃になって再びコロナの恐怖。

今年は何か良い話はありましたっけ?

我が家は運良く問題らしい問題もなく、初孫も生まれ、経済的にもそこそこプラスになる年でしたが、なんだかすっきりしません。やっぱり世界全体が良くなってこその自分があるわけで、経済のパイも大きくなって皆が豊かになる中で私も豊かでありたいと思う。そうじゃなければ結局は火の粉は必ず自分にも飛んでくるわけで、安心なんか絶対にできない。

美味しいお寿司だってみんなで食べるから美味しいのであって、一人でこそこそ食べて美味しい食べ物なんかこの世に存在しないのと一緒。

来年は私もとうとう70歳になるし、自分が本当にやるべきなこと、やるべきだったことをしっかり見直して、後悔のない終末を迎える準備をしたい。

やっぱり気になるのは祖国日本で、私が海外に出てどうにかやってこれたのも「たまたま日本に生まれ日本に育ったから」というのが間違いのない事実。もし他の国に生まれていたら、教育もなく、豊かさを知ることもなく、地べたを這いずり回るような人生を送っていた可能性が高い。でも日本に生まれ育って「普通に生きていただけ」なのに、海外に出るともてはやされ、そして豊かであることに気がついた。でもそれは私が頑張ったからじゃない。日本に生まれ育ったから。それが唯一の理由。

そんな日本がどんどん落ちぶれていくのを見るのは本当に苦しいし、申し訳ないと思うわけです。自分を育ててくれた両親が病に倒れ、瀕死の状態なのを放っているのと同じような感覚があります。

でも自分は微力で、母なる日本を救うことは出来ない。でも放置もできない。

諦めること無く、やれることはやるのが私の老後の責務だと感じています。

いつか私の終わりが来た時には、生まれたときと同じ様に、母なる祖国日本の腕に抱かれたまま旅立ちたいと思うわけです。その時に、日本という母の涙を見ること無く、優しい笑顔、愛に溢れる視線を感じながら眠りにつきたい。

負けてたまるか!

来年は皆様にとって、そして日本にとって、世界にとって、良い年でありますように。

このブログの読者の方々にもお世話になりました。本当に有難うございます。m(_ _)m

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