以前、このブログに「楽天グループの社債の利回りが凄い」と書いたことがあります。
利回りが良いということは「社債が売られている」わけで、今後、健全な経営ができるか?というところに多くの投資家が疑問を持っているということ。このブログの読者にも若干名、楽天の債券をお持ちの方がいらっしゃるので、そして楽天の決算も発表されましたので、今回、書くことにしました。
でもすぐに倒産か?なんてことではないにしろ、将来に光が見えていないように私は思います。
楽天の社債に関して書いた日記。2023年4月17日。
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください クレディ・スイスがUBSに吸収される…
下の画像の右欄を見てください。ユーロ建、米ドル債、両方とも21%以上の利回りでした。
2023年6月4日現在はどうなっているかというと。以下の通り。画像をクリックすると証券会社のサイトが表示されます。
4月の時点より「利回りが低い」ということは【社債が買われている】ということで、投資家のリスクに対する見方が変わってきたのでしょうか。
【注意】
今の利回りを見ても「利回りは良い」わけですが、「私も買いたい~~♫」なんて簡単に考えませぬように。「債券にはいろいろ種類がある」のであって、この様に利回りが良い債券は【条件が悪い】のが普通です。「永久債」「劣後債」、「CoCo債、「AT1債」などがあり、またそれぞれ細かい条件があったり。それを理解せずに「利回りが良い」なんてその気になると、私が大損したクレディ・スイス(AT1債)みたいなことが起きるかもです。クレディ・スイスもAT2債とか普通債なら問題はなかった(利回りは悪い)わけで・・・・。気をつけてくださいね~~~、
そもそも楽天はどうなっているのか?決算発表がありましたので見てみましょう。