結婚と離婚

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ちょっと離婚のことを考えることがあって、日本の結婚率、離婚率はどうなっているのか数値を調べてみました。ところがこれって意外にわかりずらい。

厚生労働省が出している数字を見ると、なんだこりゃとまず思う。結婚率は0.6%、離婚率は0.2%とかそういう数字。コンマ以下のパーセンテージ。意味がわからん。よくよく見てみるとこれは人口に対する比率なのね。上の図は1000人当たりの人数。総人口が分母になっているってことは赤ん坊から年寄りから全て含まれていて、その中で何%の人が結婚した離婚したという比率。これって意味があるの?

ただ年月と共に大きく数字が変わっているのは面白い。100年以上前は離婚が今以上に多かったのはなぜだろう。家を守る、離婚はすべきではないという考え方は近代に入ってからだったのか。

では結婚した人の離婚する割合はどうかというと、この結婚率と離婚率を比べることになる。上の図の下の方がそれ。出てくる割合は結構大きい。近年は0.35つまり35%が離婚。

でもこれもおかしいというのがすぐわかる。結婚率は変動していて近年大幅に下がってきている。そして離婚する人は結婚率が高かった頃の人が今離婚するわけで母数が大きい。だからこれを単純比較しても意味が無いんじゃあるまいか。調べるとするなら、今現在結婚している人達の数と離婚数を比べるならわかりやすいと思うのだけれど、残念ながらその数字を見付けることは出来なかった。意味ないじゃん。

でもこんなのがあった。結婚している年数別の離婚率の推移。結婚年数によってこのような傾向があるのを知らなかった。

20年以上結婚が続いていれば離婚する確率が減るだろうことは想像できるけれど、それなりに増えているのがわかる。いわゆる熟年離婚ってやつか。また近年件数が減っているのは離婚が減ったというより今までの離婚の多さ、結婚の少なさで母数が減ったから離婚数も減っていると考えても良いような気がする。だから離婚が増えている傾向は変わっていないのじゃなるまいか。やっぱり結婚している総数に対する離婚の比率の推移を見てみたい。

ま、どちらにしても単純な比率で離婚対結婚の比率が3割を越えているのは凄いと思う。

自分の家庭を考えてみても、正直なところ離婚を考えたことは何度かあった。でも今のところ離婚はしていない。我慢?そうかもしれない。でも我慢が出来なかった人達が3割もいるということは、後の7割が幸せということではなくて、我慢組、離婚予備軍とでも言える夫婦を入れると凄い比率になるんじゃなかろうか。そして別に離婚は考えてないけれどズルズル年月が経つだけの夫婦が一番多いような気がするし、本当に幸せな結婚をしている人達は意外に少ないのかもしれない。

さて、我が家はどうなるのだろうか。

今日も車の中で大喧嘩をした。子ども達がマレーシアへ行くのを飛行場に送りに行ったその車中で大喧嘩。ヨメさんとは飛行場から別行動。タクシーで新宅の方へ帰ったはず。こんな時には、もうこのままやっていくのは無理だろうな、なんて思ってしまう。ヨメさんも同じ事を考えているだろう。

離婚の前に別居というクッションが入ることが多いと思うのだけれど、今ちょうど我が家は引っ越しの最中で新宅にヨメさん、旧宅に私というように別々に住んでいる。ちょっとこのまま時間を置いてみようか。

お姫様と下僕の関係のままこれ以上歳を取りたくないのが私の本音。そしてちょっとしたトリガーでその思いに火が付く。ヨメさんは今以上にお姫様と下僕の関係を強化したいと思っているのがわかるし、今の状態でもヨメさんは不満。この二つの思いにはかなりの距離がある。このまますんなり行くことはないだろうなぁ。

どちらも歩み寄りをしていないのじゃなくて、精一杯歩み寄りをして今の状態ってこと。

我々の将来がこの厚生労働省発表の数字のどれかを増やすことになるのか、そんなことを考えてしまう。

実は子ども達ももう腹をくくっているところがあるのは私もわかっていて、子ども達に離婚を勧められたことも過去にあったくらい。

そんな中でのマレーシア行き。すんなり行くとは思えない。やっぱり私は行かないとヨメさんが言い出す可能性も高いと思う。これは彼女がマレーシアが嫌いという意味ではなくて、誰も知らない、何もわからないマレーシアで私と二人だけの暮らしになるのが嫌という意味。マレーシアへ行ったら逃げ場も何もなくなるだろうことが恐いってこと。私への信頼、信用はとっくの昔に崩壊している。

さて、着る物も下着もないから少し買ってこよう。洗剤も買わないと。

(上の図は社会実情データ図鑑より転載。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2777.html)

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