私が料理に興味を持つようになってから定番化した料理があります。
まぁ、所詮機械いじりが好きな親父が興味を持ったような料理で、真剣に料理を覚えようなんて気はさらさらないわけだから大したものじゃありません。
それはシチュー。いや、ごった煮という方が当たっているかな。定期的にそれを作るのだけれど、冷蔵庫に寝ている余り物が駄目になる前に使おうという考え方が中心にあるのかもしれません。だからそのシチューに入れる物はその時々でかなり変わります。
でもベースは同じ。
タマネギを刻んで飴色になるまで炒める気が遠くなるような作業がまず最初。でも電子レンジでチンしてからだからまぁまぁ楽勝。それにチキンのスープストック、酒orワインを入れる。この辺までかなぁ、全てのシチューの共通点は。
これに余った野菜類、新たに買ってきた野菜を投入。この野菜もいろいろ買って刻んでってのが面倒なので、最近は野菜炒め用に数種類の野菜を刻んでパックしてあるものを使います。これ便利~~。
私は野菜は大きめに切って形も残っているのが好きなタイプじゃなくて、それこそ全てドロドロに溶けている様なのが好き。まぁ、ここはヨメさんといつも口論になるところなんですが・・。^^
で、問題は肉。
これもいろいろで、最近は牛の骨付きリブが多いかな。いわゆるバーべキューや韓国焼肉のカルビの部分。あるいは近年食べるようになったアキレス腱などの筋(関東人だから昔はこれを食べるものとは思わなかった)。これはトロトロにしないとならないので、シチューとは別に筋だけかなり煮込んでから後で合わせます。でも筋ばかりじゃしょうがないので、安いブロック肉も入れたり。
あるいは大好きなタン。これは前に書きましたが、塩漬けになっているものを低温調理で煮て、最後にシチューと合わす。あるいは、鶏肉にしたり。モモ肉の場合はシチューと一緒に煮ないで、フライパンで焼いた肉をシチューと合わすって感じ。でも大好きな手羽の場合は、シチューとして煮込んじゃう。
ま、こんな感じで味のベースは似ているのですが、肉がその時その時変わるシチュー。トマトのチョップしたものやトマトペーストも入れるので大体似た味かな。でも飽きそうで飽きません。
で、今日なんでこれを書いたかというと、この数ヶ月、今までシチューに使ったことのない野菜を必ず入れるようになったから。これが美味しいのなんの。
それは何か。大根です。(笑)
そもそもゴールドコーストでは、昔は大根は貴重品。冬のある時期にだけ、探せばあるという感じでした。ところがどんどん普及してきて、今では一年中、それも普通のスーパーでも売るようになった。
で、この大根ですが、今までこれを洋食に使うなんてことは、サラダは別にして我が家では一切なかったんです。
でもある時、冷蔵庫を整理していたら大根がいっぱいあった。これをシチューに入れて良いかヨメさんに聞いたら、「えーー、大根をシチューにいれるの?」なんて返事。ところがその時、他の野菜が少なかったからこれを使うしかなかったんです。
ところがこれがうまいのなんの。今じゃ、我が家のシチューには大根が必ず入ります。
最近大根をスーパーで売っているということはオーストラリア人も使うようになったということだと思うのだけれど、一体何に使うんでしょう。
まぁ、サラダかな?って思うのだけれど、いわゆる火を通す洋食として彼らが大根をどう使うのか気になります。
そもそも大根を使うのが普通だみたいな洋食ってあるんでしょうか?