ゴールドコーストにも高級スーパーのジャンルに入れるべきお店があります。
Ferry Road Market なるスーパーがフェリーロードにありますが、似たような店がオープンしたとの情報がありました。それはハーバータウンにある日本食料品店のゴーゴーマートの一角で、ハーバータウンの道路を挟んだ反対側。見た目がフェリーロードマーケットと似ているのですぐにわかるはず。
Harbour Side Market
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店舗の中はまさにフェリーロードマーケットにそっくりなんですが、どうも調べた感じでは同じ経営ってこともないようです。
右奥に魚屋があります。左奥は肉屋。
ま、商品もフェリーロードマーケットと同じで、普通のスーパーには売っていないような高級物、珍しいものがありました。でも値段もそれなり。
ぶったまげたのがWagyu Beefです。オーストラリア産の和牛。
これって最近広がりつつあるのはいいのですが、値段も凄いことになっていました。まぁ、ランクによって値が違うのは当たり前にしても高すぎ。リブアイで1キロ100ドル!サーロインの良いところはな、な、なんと1キロ130ドル!!まぁ、日本円にすればグラム800円、1000円ってことで、日本ではたいしたことの無い価格かもしれませんが、たとえ高級品でもこの価格ってこちらではとんでもない価格です。普通の牛肉の4倍5倍ってことですから。
日本人経営の肉屋さんから和牛を買うことが多いのですが、そこのは1キロ60ドル台だったかな。値上がりして80ドル台だったっけか。私はしゃぶしゃぶが大好きなのですが、しゃぶしゃぶはやっぱり和牛が最高。でも最近全くしゃぶしゃぶを食べなくなり、またステーキもほとんど食べず、どういうわけかスーパーで売っている安い肉の塊りで低温調理で作るローストビーフが好きになっています。こういう肉って安くて、1キロ20ドルくらい?
ま、そんな感じで食生活も変わってきましたが、この和牛の値段にはびっくりです。
でも面白いのがオージーの和牛に対する評価。昔は和牛を美味しいという人は少なくて、柔らかすぎるとか脂が多いとか言う人がほとんど。確かにこちらの肉は硬く、脂が少ない部位、肉が良いとされ、そして殆どが草で育てられていますから草臭い(わかりやすく言うと牛糞のにおいがする)のが多かった。でも段々と穀物で一定期間育てた肉も増えてきて、美味しくなってきたように思います。それに会わせた様に和牛の良い話も聞くようになったし、テレビの料理番組で素材として使うようになってきました。
変われば変わるもんだ。
でも1キロ100ドルは高すぎ~~~。130ドルなんてとんでもない。
でもねぇ、これがまさにオーストラリアの発展を意味するのかとも思うんですよ。前に、大前研一の動画を紹介しましたが、日本がチンタラしている間に世界の国々はどんどんお金持ちになって個人資産も増えているのね。一人当たりのGDPも今ではオーストラリアのほうが上だし、そういう意味では1キロ100ドルの牛肉も一般に普及する価格だといえるのかもしれません。
日本は世界に置いていかれましたが、ゴールドコーストにいる私も同じく置いていかれたような思いがします。(笑)
我が家はこのような高級スーパーには縁がないのですが、なぜここに行って来たかというと、良いウニを売っていたという情報が入ったからです。
はい、売っていました。
ところがですね、ウニなんて買う人は少ないのでしょう。余って色もちょっと悪くなって、半分解け始めたウニしかありませんでした。
こういうウニは日本ではちょっと見ないですね。場末のわけわからない回転寿司屋にはあるのかも。もしスーパーで売っていたとしたら、すでに半額になっているような、いやそれでも売れずに2枚目の値引きのステッカーが張ってあるか、それとも最後にはサービスのおまけであげちゃうか。
こんなウニです。はい、買って来ました。25ドルなり。(笑)
どんな味か気になって、帰ってからすぐに食べましたが、変な味、匂いはなく、私としては合格でした。
でもゴールドコーストだから合格という意味で、日本だったらまずお目にかかることはないレベルだと思います。
まぁ、九州で美味しいものを食べてきてのこれですから、日本とゴールドコーストの落差の大きさをひしひしと感じます。
ちなみに、日本から帰ってきてから肉が食べたくなって作ったローストビーフ。これ、普通のスーパーで買いましたが2キロで40ドルしないんじゃないかなぁ。つまりグラム200円以下ってこと。
低温調理(湯煎)で作りました。
絶品です。(笑)