Ninjatraderの現状、問題点

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Ninjatraderに関心を持つ方が出てきたのですが、その方とのメールのやり取りの中でNinjatraderの今の問題点を書きました。これは他の興味のある方にもお知らせしておくべきだと思いますので、メールの内容を抜粋して転載します。

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一分足でスキャルをするにしても山谷が3-5本しかないんじゃ、一体なんのサインを使えば良いのか?ってなりますよね。ストキャスやRSIならパラメータを短くすればピンポイントでわかりますが、その代わりゴチャゴチャになりますもんね。

そもそも3-5本の山を狙うってことがおかしいんですね。無理だとわかっているのにしょうがないじゃないかとそれに向かう自分が滑稽だと思います。

でもティック足なり練行足で分解するとその5本の山が大きなトレンドに見える。(笑)

これを利用しない手はありませんね。

ただNinjatraderにしても、データはどこから手に入れる?という問題があります。昔はFXなんかありませんでしたから先物でも株でもそのデータってどこのデータ屋から買っても同じなわけですが、FXって決まった市場があるわけでもなく、証券会社が勝手にデータを「作って」配信している。まぁ、動きのポイントって変わらないとは思いますが、A社のデータを見ながらB社でトレードってのも本来おかしなもんで、でもそれをやるしかないのが現状です。とりあえず私はFXCMのデモ口座からNinjatrad用にデータを引っ張っていますが、これもまたどうしようもない状態で、過去データが十分にないんですよ。ティック足ということはティックが入ってこないと駄目なわけですが、せいぜい2,3日分しか入ってきません。ただそれをNinjatraderの中で蓄積できますが、データを取り忘れれば歯抜けのまま。

ただeSignalというデータ屋(ソフトもある)がFXのデータを扱っていまして、それをNinjatraderに読み込むと言う手がありますが、見てみるとありとあらゆる業者、インターバンクのデータが混ざっているのでしょう。それはそれはピコピコ動きますし、ヒゲの長さが半端じゃありません。で、これじゃ使えないと思って諦めた経緯があります。

ただ、後日わかったことですが、eSignalはFXCMのデータも扱っているとの事。これはFXCMのデータをeSignalのサーバを通して配信しているはずですから、当然過去データもあるはず。eSignalはどんなデータでもログインし、チャートを表示させれば過去データを取り込みますが、FXCMのデータも多分そうなっていると思います。これに関してeSinalの掲示板に質問を書いたのですが、黙殺されたまま。(笑)

ま、そんなことで確かなデータが手に入れられればいいのですが、そういう問題が今の時点ではあるということ。それとFXCMのデータが完璧に取れるとしても、FXCMのデータそのものに問題点があるような感じがしています。というのはMT4はIC Marketsという業者のデータを使っていますが、同じ計算式のインジケータを表示しても微妙に形が違うんです。どうもFXCMのデータと出来高データが違う様子。ま、実際には出来高じゃなくてティック数らしいのですが、それが違いますので出来高を利用したインジケータの形が変わってしまいます。特に私が絶対に必要だと思うMoney Flow Indexは出来高を計算で使いますのでこれがMT4と同じ様に出てくれないとまるで使えないということ。

それとですね、私はメタトレーダーというソフトをいつもこき下ろしていますが、それでもユーザーの数は半端じゃなくて開発された良いインジケータがいろいろあるんですね。で、それをすべてNinjatraderに移植するのは不可能で、そこが頭の痛いところでもあります。

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