邦人夫婦が感電死

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9月9日にモントキアラのコンドで起きた事故に関して。

多くのブログでも紹介されていますが恐ろしいですね。どうしてこんなことが起きるのか、生まれて初めて聞いた事故なので非常に気になります。

事故の内容ですが、あちこちの情報をまとめてみますと

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旦那さんがシャワーを浴びている時に感電し、助けようとした奥さんも二次感電して亡くなられたようです。旦那さんはシャワー室のバーを握ったままだそうで、電気温水器の漏電による感電と思われます。

日本では電気温水器は必ずアースを施しますが、東南アジアの比較的古いコンドではこうした施工を怠ることがあるようです。
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事故が起きた湯沸かし器は「電気式」の湯沸かし器ですが、漏電遮断器が付いているのでそれのチェックを喚起する記事があったようです。

湯沸かし器には様々な機種があり、どれが危険とかそういう情報は見つかりません。また日本であるならばそのメーカーが何かアナウンスするのでしょうが、それも無いようです。漏電遮断器なるものがどの機種にも付いているようですが、それが働いていたのかいなかったのか、その事故調査の報告も見つかりません。普通はアースも接続されているとのことですが、それがどうなっていたのかもわからず。

漏電遮断器のテストを画像にしてくれた方もいらっしゃいます。

↓はアニメーションGIFなのでクリックして別窓に表示すると画像が動きます。このままでは動きません(ブラウザによっては動くかも)。

このような湯沸かし器が付いていない場合も多くあるようで、タンクが天井の中に入っていたり。その場合は天井に「点検窓」があるのでそこから天井内を調べるとブレイカーなどがあるようです。

しかし素人にはわからないことばかりで、自分でチェックしてもそれで大丈夫かどうかの不安が残りますよね。アースがどうなっているのかのチェックは簡単ではないはず。プロを呼んで点検してもらうのも良いかもしれませんがロングステイヤーの中にも専門家がいますし情報交換がなされていますので、チェックしてみるのも良いでしょう。

過去に何度か紹介していますが、ロングステイヤー、予備軍が集まり情報交換をするSNSがあります。あの有名な「ご褒美人生」の書籍を書かれた方が主催している団体で、会員数は2500人を越えた様子。マレーシア関連の情報はここ以上に集まっているところは無く、このような事故が起きた場合でも情報収集するには一番だと思います。

ご褒美人生の泉 マレーシアセカンドホームSNS ← クリック

感電は「電流」が一番のポイントで「電圧」ではないんですね。マレーシアは240ボルトだから怖い、日本は100ボルトだから安心ってわけでもない。また感電する時間も大いに関係があって、ビリっと一瞬感じただけのケースと伝導体を掴んだままとは大きく違う。また身体の部位でも大きく違うらしく、もし心臓直撃だと簡単に逝っちゃうそうです。

怖いのは、例えばシャワーのハンドルやバーに電流が流れていてそれを握った場合、それを離す事もできなくなることがあるとのこと。たまに映画のワンシーンで感電する場面がありますが、電線を持ったままビリビリと感電したままなんてのがあります。離せば良いのにと思うけれど、手は動かなくなり握ったままになるとのこと。

今回の事故ではご主人がシャワー室のバーを握ったままであったとのことです。

我々も注意しなければ・・・と思いますが、どう注意したら良いのか良くわかりませんよね。見てもわからないし、毎度毎度電気が流れているかのチェックなんか出来ませんし、その危険があるのは決してシャワールームだけではないでしょう。

水漏れや配線間違えなんて当たり前の様に起こるマレーシアですが、また一つ心配事が増えてしまいました。

ゴールドコーストでもプールで感電死したなんてわけのわからないことが起きるのですが、やっぱり水には注意が必要だと思いました。また伝導体を触るときには、すぐに握り締めないような癖を付ける事が必要ですね。それとお子さんがいらっしゃるような家庭では危なさそうなところには絶縁テープ、ウエットスーツの素材、あるいはプチプチ包装材などでカバーしておくなんてことも無駄じゃないと思いました。

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