ロビーナにあるジャパニーズフレンチのココット(COCOTTE Dining)へ久しぶりに行ってきました。ココットとはフランス語の鍋を意味するらしく鍋料理がある。
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この店は雰囲気も良いし、美味しくてお気に入りだったのですが・・・・
何か変わった感じ。
まずTapas(小皿料理)がいろいろあって、以前はあれもこれも食べたくて選ぶのが大変だったのですが、今回はメニューをにらめっこしつつ逆の意味で選ぶのに苦労しました。メニューは当然定期的に代わるわけですが、どうもコレが食べたい!と思う感じがしないのね。この辺はそれぞれ趣向が違うわけだから何ともいえないのだけれど、我々には訴求力が足りない感じ。
でも20種類の内の5,6種類頼んだのだけど、ポークベリー(黒豚)、キノコのグラタンは美味しいと思った。
メインメニューからは店の売りでもある。オックステイルと頬肉の赤ワインと味噌で煮込んだものとブイヤベース。ただ、まさにこれらは定番なんだけれど、またぁ?という感じがしないでもない。しょっちゅう行くわけでもないから飽きるってことでもないのだけれど、鍋料理のココットという名がついているんだから、もうすこし幅が欲しいと思った。
で、食べ慣れた(何度も行くわけじゃないけれど)せいか、定番のオックステイルと頬肉の煮込みは煮込み過ぎ、味が濃すぎと感じた。でも初めて食べたラムは美味しかった。
ここのパンも私は好きだったんだけれど、最初に食べたときにアレっと思ったのは焼き方が中途半端。それにオリーブオイルが掛けてるのだけれど量が多すぎると感じた。そのまま食べる場合はそれで良いと思うし、追加のオリーブオイル(バルサミコが付いて来なかった)を付けるのもありだろうけれど、他の料理の美味しいソースにつけて食べる分にはオリーブオイルが多い感じ(オリーブオイル無しで頼めば良かったかもね。でもそこまで頭が回らず)。で、パンは結果的に4回頼んだのかな。でもその度に焼き具合が違うのね。これは明らかにおかしい。
店に行くと必ず写真を撮る私が今回は全く取る気がしなかったは上に書いたのが理由だし、この店は内庭にテーブル席があって、これがまた雰囲気が良かったんだけれど、内庭がかなり荒れていた。数ヶ月放置したような感じで、枯れ草があちこちにあるし、大きな椰子の枯れ葉もそのまま。今は初夏で草花なりハーブの類を綺麗に植え込むことが出来るはずだけれど、全くそういう感じじゃない。
いわゆる、内庭とか草木を愛でるという心をまるで感じないのね。私はここが一番気になったところ。汚いとさえ思った。
でもま、客は一杯だし繁盛しているからそれで良いのかもしれないけれど、以前行った時の感激は我々にはなかった。
残念。