日米関係の今がよく分かるニュース

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日本と中韓と問題があるのはそれとしても、アメリカとの関係がどんどんおかしくなっていると感じます。これってそうなるような流れがあったわけで、それのわかりやすいニュースがありました。

さて、これからどうなるのでしょうか。日本が我慢して諸外国と仲良くするのが良いのか、それとも我慢どころか安倍さんは狂っていると考えるのか、あるいは日本は日本の道を押し通すべきか。

日本的な考え方ですと、全方位外交とでも言いますか、「仲良くしようよ」的な発想が多いようですが、私はこれには反対です。そもそも外交とは仲良くすることではないと思うし、世界の近現代史を学べば学ぶほど外交は恐ろしいというか、弱肉強食、駆け引きの世界で、ニコニコして握手する姿は単なる民衆向けでしかないのがよく分かります。

では自国の言い分だけで押し通せば良いのかというとそうではないわけで、妥協点は探さないとならないはず。

でもねぇ、どうです?最近の各国の動き。なんだか皆が一般個人みたいに言いたいことを言っている感じがしませんか?これは昔からそうだったのかもしれないし、日本はそれを言われるたびにフラフラ動き、迎合してきた歴史があると思います。またそういう日本を戦勝国が作ったし、戦後の棚ぼたで力を得た敗戦利得者がその路線を継承してきたと思うんです。教育の世界も同じで、左翼に独占された状態が続いた。まぁ、私が若いころの学生運動もそうで、あれを先導したのがまさに大学の教授陣であったのは記憶に新しい。

あの当時の学生たちはどこに行ったのでしょうか。今、世の中の中枢にいるはずですが、何を考えているのか。

私はノンポリでしたし、どんな世の中になっても生きていくことだけを考えていました。正直なところ、日本がどうあるべきかなんて自分には関係ないと思っていたくらい。ただの一人の弱者でしかありませんでしたから。でもいつの頃からでしょうか、保守思想に触れ、また三島由紀夫氏の言葉に心が揺らされ、やっぱり日本はおかしいと思うようになった。

でも私は決して右翼ではないし、多分保守層の中の左派かもしれない。近年盛り上がりだした保守思想というか、特攻服を着て街宣車に乗り、大声で日本を美化するのに似た風潮はかなりうまくないと思っています。これってやっぱり真実から離れていて、かつて左翼思想に洗脳させられたのと同じことが起きているように感じます。

さて、安倍さんは一体何を考えているんでしょうか。彼の経済政策を見ていると全くのリベラルで、保守思想なんてまるで無さそうに感じます。でも「日本を取り戻す」というところに保守層は期待を持っている。でも「戦後レジームからの脱却」にしても、一体具体的な目標がなんなのかはわからない。私としては「史実を見直そう」という動き、それも「日本国内」では良いと思っているのですが、戦勝国が作った世界秩序の中でそれを認める国は無いし、あくまで国内問題だとしても、どこの誰が何を言ったのか、逐一海外に漏れて批判を受ける。困りましたよね。議論もろくに出来ない。

歴史って視点が違えばまるで中身が変わるわけで、日本には日本の歴史があってしかるべきだし、それどころか「日本から見た世界史」も大事だと思うんですよ。でも「世界史」は海外から学ぶものだと多分日本中の教育者も民もそう信じている。だから今の「グローバル化」と同じような発想で、日本から海外に出て「海外から見た世界史」を学んだ人間たちが、それを日本で教える。もっと学びたい者は世界に出る。ここが変だという人はまずいない。

最近思うに、やっぱり日本と海外と大きく違うところがあると思ってます。日本は2600年という世界に例を見ない国家の歴史を持つわけ(国そのものが何度も変わった中国とはまるで違う)で、その長い年月の中に培った日本独特の価値観があると思うんですよ。でもそれは古いもの、くだらないもの、間違ったものとして切り捨てるのが近代化であると誰しもが信じた。ところがその「素晴らしい海外」をよくよく見てみると、まさに弱肉強食で殺戮、侵略の歴史。そして宗教もそれを正当化するために使われた。そんなことを繰り返すばかりで、国も人民も繰り返し消された。日本にも戦国時代があったじゃないかというけれど、これって世界の戦争を見てみるとまるで違うのがわかります。悪く言えば日本の戦争は「おままごと」あるいは「兄弟げんか」みたいなもので、国も民も歴史も抹殺し書き換えてきた世界史とはかなり違うと思うわけです。私としてはそういう視点で「世界史」を見たら面白いと思う。未開人が文明人を見るような目ではなくて、母がやんちゃな子どもたちを見るような目で世界を見たら全く違うものが見えてくるはず。

日本人が秀でているとそういうことではなくて、日本には日本の価値観があるという観点で世界を見るべきじゃなかろうかと。今の時代「洋行帰り」も「憧れのハワイ」も死語になりましたが、その思いは日本人の奥深くに巣食っているのは昔も今も同じ。優越感を持つ必要はないけれど、劣等感を持つ必要もないはず。というか、優越感も劣等感も同じ紙の裏表で内容は一緒。そこから離れて世界を見たいと常に思っています。

話は戻りますが、今、日本は正念場にあると思います。海外からの圧力にまた再び屈するのか。それとも日本は日本の価値観があることを捨てずに世界と一緒にやっていくのか。これだけ海外からの圧力が強いと、もうそろそろ手を上げて降参したくなる気持ちをどうすればコントロールできるのか。

安倍さんはどうするべきだと思います?

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