初めて使うフードプロセッサー

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嬉しさとドキドキでいっぱい。生まれて初めて使うフードプロセッサー。ワープロじゃないですからね。(笑)

梱包を解いて内容物をしらべ、すぐに組み立ててみました。まぁ、モーターの入っている土台にプラスチック製の容器を乗せて、何種類かあるブレードをくっつけてフタをするだけで簡単でした。ねじ状のものを回して装着するとかそういうこともなく、ポンとはめるだけ。

洗剤で洗って準備完了。マニュアルも一切読まずに使ってみることにしました。

とりあえず昨日肉を買ってきてありますので、オコチャマの私の大好きなハンバーグにトライ。

買ってきた肉は最近気に入っているオーストラリア和牛のブロック。1キロ19ドル99セント。安いでしょ。部位がBladeと呼ばれる部位だから安いわけですが、Rampでキロ40ドル。リブアイでキロ99.99ドル。サシが綺麗に入っているランクの高い肉はキロ120ドルぐらいします。私としては普通のステーキ(大体キロ28ドル)より安いこのキロ19.99ドルのが方が美味しいと思ってます。和牛の味がしますし、固いとか筋っぽいなんてこともなし。

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肉そのものはこんな肉。これがキロ19.99。日本風のグラムで言えばグラム180円。

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さて、これをミンチにするわけですが、他に刻まないとならないのは2つだけ。玉ねぎとお麩。この程度の量なら普通に包丁で刻むか、お麩は手で潰せば良いのですが、せっかくのフードプロセッサーですから全てこれでやってみようと思いました。肉は約1キロ。

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このフードプロセッサーには内側に小さな容器がありまして、刃も小さなものが付属しています。これは少量であったり、ナッツや穀類を少量粉砕、粉状にしたり、様々な材料を混ぜてソースを作るようなときに使います。お麩は少量ですからこれを使いますが、あまりにもお麩が軽く、容器の中を踊っているようで、30秒ぐらいかかりました。出来上がりは良い感じ。パン粉みたいな出来。

次に玉ねぎ。これも少量ですのでその小さい容器に玉ねぎを大雑把に切って投入。その後、ボタンを押して約4秒。これが失敗で、たった4秒なのに細かくなりすぎました。摺り下ろしたほど細かくはないけれどベビーフードを連想しました。マニュアルを読んでいませんが、野菜の細切れはこの歯じゃなくて円形のものを使うのかもね。

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さてさて、メインイベントである肉のミンチ。とりあえずぶつ切りにして半分ずつやってみることにしました。

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ボタンを押すこと2回。2秒ずつ。それでここまで細かくなりました。

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全てをバットに出してチェック。細かくなっていないものがあるか、どのくらいの細かさになっているかのチェック。まぁまぁって感じかな。思ったほど早く簡単でびっくりしましたが、これじゃミンチの細かさをコントールするのは不可能なのはすぐにわかりました。もっと細かくするのは簡単ですが、粗挽きにするには時間を短くしたにしても均等に出来るとは思えません。

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まずここでフードプロセッサーを洗ってみようと思いました。水を適当に入れてキッチン用の普通の洗剤を投入。30秒ぐらい回してみたところこんな感じ。

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シンクで濯いでみるとこんな感じ。全然駄目じゃーーーん。がっかり。

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気を取り直して(笑)、とりあえず味見をしてみることにしました。ただミンチにした状態ですが、これをまとめてそれに塩コショウするだけ。いわゆるステーキの感じ。

繋ぎは何も入れていませんし、ひっくり返すのが早すぎたのか、やっぱり割れてしまいました。

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ステーキと同じことなので生焼けでも問題なしで、ミディアムレアってところでしょうか。結構美味しい。和牛の味。

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さて繋ぎがないとバラバラになるのは当たり前で、卵とゼラチンを少量入れてみて焼いてみました。やっぱりまとまりが全然違います。

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和牛100%ハンバーグとしてはこれで良いと思うのですが、調理実験としてはここで終わったらつまらないので、これに玉ねぎと牛乳に浸したお麩を混ぜてみることにしました。

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こねるときには歯をこね用に変えるわけですが、これが思ったように混ざりません。すぐ出来ると思ったらそうでもなくて、結構長い時間動かさないと駄目。でもそれだけ時間をかけるということは、歯が付いていないプラスチック製のブレードだとしてもペースト状になってしまうはずと思いました。

ちゃんと混ぜようと思うとやっぱりペースト状になってしまいました。これじゃツブツブも無くなるし、歯ごたえがハンバーグらしくできないじゃんかー。

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でも焼いてみると、歯ごたえ以外は素晴らしかったです。レストランで食べるハンバーグの味になりました。やっぱり肉が違うと違うのね、って当たり前か。そうじゃないと困りますもんね。(笑)

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さて、ハンバーグの餡は冷蔵庫に入れて今晩ヨメサンに作ってやる予定。

これで終わりじゃ無くて、フードプロセッサーを洗わなければなりません。これが簡単なら良いですが、面倒だと使う気が起きなくなりますし、上に書いたように一度洗った時には綺麗にならなかったのが気がかりでした。

そこで水を多めに入れて洗剤を入れ、スイッチオン。

水は白濁するだけで容器全体が綺麗になっていないのが見ていてわかります。あーーあ、とがっかりしながらそのまま放置。ところが1分を超えた時から泡が立ってきました。容器の中は泡でいっぱい。そのまま放置して合計3分。

キッチンで流してみたところ、容器も歯も綺麗になっていました。でも蓋はイマイチでやっぱり洗い直さないと駄目。

まぁ、これなら使えそうです。ただ機械自体はそんなに大きく無いですが、我が家のキッチンには常に置いておく広さがありません。つまりどこかに収納して使うたびに出さないとならない。これが面倒なんですよね。

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初めての実験ですが、結論をいうと・・・・・・、これは不要だろうなぁ。(笑)

まぁ、いろいろ出来る機械ですが、我が家では色々やるわけでもありませんし、今回はミンチを作れるのを楽しみにしていたのですが、そこに問題があります。つまりミンチの粒の大きさをコントロールできないってこと。上にも書きましたが、非常に細かくするとかペースト状にするのなら良いでしょうが、粗挽きにしたいとか、細かいなりに二度挽きするとか、そういうツブツブの大きさの調節ができない。

そしてこねるのも駄目なのはがっかりでした。多分日本製なら「こねる」機能がしっかりしていると思いますが、この機械のこねるは、いわゆる小麦粉を練るような仕事に主眼が置かれているはずで、全体を大雑把に混ぜる、こねるのは出来ません。

ですから次にハンバーグを作るときには、ミンチは良いにしてもこねるのはバットに移して自分の手で練るしか無いと思います。これは餃子も同じで、材料を合わせてからの練をこの機械でやったらペースト状になってしまう。

じぐしょ~~~~。

家族が多いとかしょっちゅうパーティをやる。あるいはパンやケーキ、洋食をいろいろ作る家庭にはあったほうが便利でしょうが、夫婦二人の年寄り家庭に必要かどうかは疑問。

つまり我が家にとって必要なのは、フードプロセッサじゃなくて、やっぱりミンサーだというのがわかる。ミンサーには普通3種類のダイが付属していて、目の大きさが違うのね。細かくしたければ、一番細かいダイで二度挽きすれば良し。でももし近々ミンサーを買ってきたらヨメサンに殺されそうだ・・・・。まぁ、マレーシアに行ったらミンサーを買えば良いという結論が出ただけでも良いか。

しかしまぁ、買っちゃったものは買っちゃったのですから、有効利用を考えないとなりません。鶏のミンチは良いかもしれないし、後は・・・自家製豆腐を作るとか?ああー、やだやだ。

でもこの次は魚を買ってこれでミンチにしてみようと思います。カマボコかさつま揚げを作るとか?

あああああ、タコのミンチを作ろう。それを揚げる。

これも箪笥の肥やしになるんだろうか・・・・。嫌な予感。 (笑)

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