昨日の日本式肉まんの餡がまだかなり余っていました。冷凍しようかと思ったのですが、フトこれをハンバーグにしたらどうかと思い作ってみることにしました。
肉まんの餡そのものには一切手を入れず、まとめて焼くだけ。それとは別に中華風スープを作り、それで煮込みました。スープの材料は適当で
○ 水
○ 中国向けクノールの椎茸ブイヨン(最近はこればっかり 笑)
○ 紹興酒
○ 味覇(ウェイパー)
○ オイスターソース
これを適当に煮詰めてからその中に70%程度火の通ったハンバーグを投入。ちょっと煮込んでからハンバーグを取り出し、残ったスープは煮詰めて水溶き片栗粉でとろみを付けてソースに。
先日、韓国食材店で春菊を見つけて買ってきたのですが、この一束が巨大どころじゃない量。でも炒めると数分の1になるのはわかっていましたので、それを全て32センチのフライパンに山盛りの量をごま油で炒めて、ほんの少々の塩と胡椒で味付け。
これらとご飯も1つの皿に盛りました。中華風煮込み豚肉ハンバーグ丼。プラス大盛り春菊炒め。
うーーむ、点数を付けると60点かなぁ。こういう豚肉ハンバーグって生まれてはじめての経験で、出来上がったものは脳内シミュレーション通りなのですが、何かが足りない。でもその何かが私の頭のなかの貧弱なデータベースではわからず。
息子は結構気に入って、普通のハンバーグよりこの方が好きかも、なんて言っていましたが、そんなことはないだろうに。長男は長い一人暮らしの中で人の気持ちを察するのがうまくなったようですが、どこに本音があるのかわからない感じがしないでもない。元々自分を表面に出すことをしない奴でしたから。
いつかとんでもなく不味いものを作って、「だうだ!うまいだろう?」って聞いてみようと思っています。 (笑)
最近、料理で悩んでいることがあるんですよ。歳も歳だし、塩分には結構気を使っているんですが、それに慣れてきたせいか、塩分に敏感になりました。ちょっとでも塩が強いと塩辛くて食べられないと感じます。これにはヨメサンも困っているようで、味がないような薄味にしても、私は「まだ塩辛い」と言うとたまに文句を言われます。
でもま、高血圧でもある私には塩分は大敵ですし、本人が塩分の強いものを好きなわけでもなく、低塩分の料理が美味しいと思うってのは自分でも良いと思っているんですよ。ところがですね、自分で料理しても塩分が強すぎると思うことが多くなってきました。
塩を入れていないのに塩っぱいんです。今日の煮込みハンバーグもそうで、ハンバーグも塩っぱい(でも肉まんにすると丁度良い)、そしてソースも塩っぱい。
ソースに塩なんかいれませんが、料理用の塩の入った紹興酒、甘いようでも塩分の多いオイスターソース、そして塩分がしっかり入っているブイヨン。これらで味をつけたスープを煮詰めたら塩っぱいなんてもんじゃなくなるんですね。でも煮詰めないとソースじゃなくてスープでしか無い。
私としては味付けに必要なものしか入れていないのに、それでも塩っぱいということは味付けそのものを変えないとならないわけで、一体どうしたら良いのかまるでわからず。
塩分の少ないオイスターソースとかブイヨンなんてないもんですかね。
自分で作れ? (笑)
でもま、隠し味で使うようなものを大量に使っているということなんでしょう。でも特に中華なんて、ああいう調味料を使わずにどうやって味を出したら良いのか全く検討がつかず。そもそも中華料理って大量の味の素を使うじゃないですか。それを考えると、中華の元の味付けってなんなんだろうと思ったり。またMSG(化学調味料)は使っていません、なんていう中華料理屋でもそれなりに美味しいし、あの味の基礎を作る方法を知りたいと思います。
そもそもブイヨンも、自分で出汁をとらずに(和食は別)固形や顆粒のブイヨンを使いますし、それが当たり前になってしまっているところに問題があるのかも。
そういえば、いつも買うチキンストックですが、減塩のものを買います。あんな感じで減塩のものがいろいろ売っていればなぁ・・・。
しかしスーパーで買物をする時に「血糖値が上がらないもの」なんてことを頭において見渡してみると、そんなのはほとんど無いんですね。どれもこれも糖分たっぷり、炭水化物たっぷり。調味料なんてまさにそれで、私としては糖尿病患者のためのケチャップとかソースが欲しい。糖尿病の人って一体どんなものを買っているのか気になります。また腎臓に障害がある人とか、私にとっても他人事じゃない高血圧の人ってどんなものを買っているんでしょう。
とっても不思議。世の中には身体に良くないものしか売っていないようにも思えてきます。 (笑)