世界が動き出した・・ジジババだとしてもトレーダーとしての技術を考える時

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中国経済の崩壊が言われて何年も経ちますが、段々とそれが目に見えてきて世界の動揺が始まった感がありますね。

リーマンショックの再来があるかと想像しただけで身の毛がよだつ思いがします。本当にあの時には「もう俺は終わりだ・・」と思いましたし。

でもリーマンショックの酷さはまさに「ショック」であったからであり、それを予見していた頭脳集団はいたものの世界は好景気に酔っていた。そしてサブプライムローンの隠蔽があまりにもうますぎた。でも今回は確かに中国がコケれば世界もコケるとは思うもののこれに関してはどの国もどの会社も準備はしていたように思うのです。伊藤忠のように莫大な金を中国に投資するなんて話もありましたが、安穏としていたわけではないはず。

でも怖いですねぇ。私が自宅の売却を急ぐのもこの恐怖があるから(笑)。リーマンショックの時には「様子を見よう」なんて思ってそれをズルズル引きずりましたし、また今回もか?みたいなことは真平ごめん。早く逃げたいです。中国がコケると中国への依存度が高いオーストラリアもコケますから。

アメリカは利上げはしない、日本は増税は再度延期をし黒田バズーカも打つ、そしてEUは金融緩和を打ち出す。そんなことでもしないと大変なことになりそ。

この世界的な動きで困る人は多いんでしょうね~~。日本人でも株でちょっと良い思いをした人たちは動揺しているはず。でも株の値上がりを横目で見ながら「見ているだけで良いのか・・」なんて思っていた人は余計なことをしないでよかったなんて思ってるのかもね。あるいは「下げたら買いか?」なんて考えている人もいるのかもしれない。

日経平均の動き。
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でも意外に誰も口には出さないけれど、デフレって退職者には\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/だし、世の中がおかしくなってくると円高に動くのが今の世界の常で、なおかつ石油価格の下落、資源国の通貨は落ちるは、発展途上国からはお金が逃げてやっぱり為替は下がるはで、笑いをこらえているMM2Her人もいたりして。ということは安倍政権になってから停滞していたMM2Hでマレーシアに渡る人も増えるかもですね。

日本円の動き。
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リンギットと日本円。凄い下落ですねぇ。下がるリンギットと上がる円との相乗効果が出ている。
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通貨安になると気になるのはインフレですが、マレーシアの場合も同じだとそのまま考えてはならないと思っています。日本みたいに石油を含む資源を海外に依存している国は円安でコストが上がってそれが物価に多大な影響を与える。これはオイルショックの時と同じで、「石油の値上がり」と同じこと。

では資源を海外に依存していない国は?資源輸出国は?

通貨安になれば自国通貨建てでは利益が増えますし、また輸出競争力も上がるわけでそんな悪い話じゃないはず。でも石油価格そのものが下がっているのは問題だし、世界不況となれば輸出で利益が増えるなんて言ってられなくなる。またリンギット安なんていう程度なら良いにしても「暴落」となるとうまくないんじゃないですかね。その辺は私には良くわかりませんが、リンギットは対円では暴落と言って良い動き。

でもMM2Hから見ると、今のところの動きは「歓迎」ってことになるんでしょう。

そうはいうもののデフレって社会そのものが崩壊していきますから、退職者とて喜んではいられない。でも影響を受けるのは一番最後でやっぱり基本的には今の動きは歓迎ってなるんですかね。

「マレーシアで不動産投資~~~♪」なんて喜んでいた人、それを煽った業者も慌てているんじゃないですかね。この数年で日本から投資した人はこの為替の動きで1割以上簡単にすっ飛んでしまいましたし、不動産といえば中国の動きが大きく関係していますから、それが縮小してきたらかなり恐ろしいことも起きるかもしれない。

トレンドが逆になると、今までと逆の考え方が出てきて、不動産の売れ行きがピタリと止まることもあるんじゃないでしょうか。買うつもりがある人でも待てば待つほど有利になると思うのが普通ですから。

ただ逆に、中国国内が駄目となれば、大金持ち中国人としてみれば、益々中国から海外に目が行くのが当たり前で、中国から逃げよう、資産を海外へ・・という動きが加速するのは間違いがないはず。それの影響で不動産の買いが増える場所もあるかもしれませんね。企業が海外投資として買っているなら何が何でも資金を引き上げなければならないなんてことが起きますが、個人が買っている場合は「海外投資」というより「海外逃避」ですから逆のことが起こってもおかしくない。ましてや今後のさらなる中国元安を想像したら、早く外貨に替えよう、投資先を見つけようとかなり慌てるはず。

ま、我々が今まで見てきた「日本人の視点」では全くわからないことが起きるんだろうと思っています。

収入は年金だけではなくて不動産を含む他の投資をしている人はどうしたらよいのか?それは私にはまったくわかりませんが、実は多くのトレーダーも今の動きにはニヤニヤしているはずなんですね。一般的な投資は「投資対象の価値が上がってナンボ」ですが、トレーダーって上げも下げも関係ないですから、大きな動きがあれば上がろうが下がろうがチャンスが増えると見る。

たとえ日経平均が元の木阿弥になって、たとえ1万円をまた割るようなことがあっても関係ない。

気になるのは値そのものじゃなくて、どういう動き方をするかだけですよね。読みやすい動きなら嬉しいな、と思うだけ。

世の中、泣く人笑う人、常に両方が存在していて、こういう動きの時には「多くの泣く人」と「少数の笑う人」が出て来るんでしょう。トレーダーって因果な商売だと思いますが、トレード技術ってやっぱり誰しもある程度は持つべきだし、本業とはしないにしても「持っていて当たり前の技術」にするべきだとこういう時には強く感じます。

中国みたいにトレーダーというより博打打ちが増えるようじゃ困りますが、これからの時代、トレード技術を持つ国民が増える国とそうではない国との差が出るなんて時代が来るかもしれない。あの中国を見ても博打打ちがトレーダーに食われた図というのが見えるような気がしますし。

ま、そんなこともあって、ブログにトレードのことを書くわけです。トレードは諸刃の刃ですが、多少は使えるようになったほうが絶対に良いと思っています。少なくとも、「上がると聞いたから買ったのに大損した」なんてバカなことは少なくなると私は思っています。

しかしまぁ、生きていくのがどんどん難しくなるような気がします。

でもそれって普通に世の中を見渡しても当たり前のことで、昔はみんなで手作業でやっていたことの多くが自動化されているし、ふつうのコトを普通にやっている人はいらない時代だし、かつては「金の卵」と言われた中学を卒業してから集団就職で都会に出る若者もほとんどいなくなった。大学も(私の時代みたいに)出れば良いなんてことは無くなったし、大学院でもっと深い知識を付けるような動きは普通になったし、またその大学院も昔みたいな学術研究が主体ではなくて、「大学院=高度職業訓練校」みたいにもなってきた。

結局、「一生懸命働けばどうにかなる」という時代はとっくに終わっているんですよね。それを信じで働いてきた我々、我々の上の世代でも簡単に「肩たたき」で捨てられるようになったし、「頑張ります!」なんて意気込みは何の意味もなさない時代。「お前、一体何が出来るの?」が全て。

パソコンとかワープロだって、かつては「俺、得意じゃないんだよ」で済む時代もあったけれど、今どきそんなことを言ったら「はぁ?」と馬鹿にされる。

要は「トレード技術」も同じだと思うんですよ。難しいだの、あんなのはギャンブルと同じだの、相場師という言葉は「バカにする意味」も含まれて使われてきたけれど、でも実際には「相場観」なるものが全くない人って仕事もできない時代ですよね。売る方も買う方もそうだし、原料、素材、あるいは人件費でさえも相場で動くわけで、これを無視して生きることは不可能。

だから「相場?それ苦手なんだよ」ってのは、「ワープロ、パソコン類は全く使えません」というのと同じだと私は思うわけ。

じゃぁ、相場観を持とうと思っても評論家、学者、あるいは大企業や機関投資家と同じように、世界経済の仕組みを勉強し、世界中の動きを注視していないとならないと思ってしまう「個人投資家」が多い。これは何十年、いや何百年前から同じで、知識も経験もなく、そして「頭脳」に問題がある一般素人には敷居が高すぎる。でも俺は頑張るとどれだけ勉強しても、やればやるほどプロの餌食になるなんてのがこの世界の歴史。

ここでちゃんと思い出して欲しいんですよ。この数年間でも、経済評論家みたいに、円安基調は今後も続くから外貨に変えるべきだとか、今がラストチャンスだとか多くの人が好きなことを言っていたでしょ?こういうのを聞いてなるほど・・なんて思ったら駄目なんですよ。それがわかる人なら10桁11桁の資産を作るのは簡単なんですね。大企業だって為替で損する奴はバカってことになります。つまりそれだけ「将来を読むのは難しい」わけで、「将来を予想し言い当てるのが好きな人」の話に耳を傾けるべきじゃないんですね。これからどう動くのだろう、なんてことがわかったら世界一の大金持ちになれます。だから「ハズレるのが当たり前」ってこと。

いつの時代も将来をまことしやかに予想してああしろこうしろいう人がいますが、大事なことは「将来を当てる」のではなくて「どんな将来になっても稼ぐ能力を身につける」ってこと。私が初めて株を買ったのは19歳の時で、その後、多くのトレーダーと知り合いましたが、それで成功している人たちは「これから円安になるだろう」「日経平均は年末にはいくらぐらいだろう」みたいなことをいう人はたったの一人もいませんでした。将来のことを聞いても、「わかったら良いよね~」なんて笑うぐらい。ではどうして世の中の評論家たちは将来の読みばかり言うのか。

この答えは簡単で、それが仕事だからなんですね。世の中を動かしている企業は為替を始め相場で大きく損益が動く。例えば半年後の為替を予想できなかったら、輸出商品の値段も決められないわけですよ。そういう人たちが世の中の殆どで、相場の動きだけで利益を出そうという人ってほんの少数派なんですね。また何百、何千億円という大きなカネを動かす機関投資家も同じで将来を予想しなくてはならない。ところが我々みたいなのは全くそれとは違うってことなんですよ。

同じ土俵で細々と生き抜いてきた集団がある。私はそれが「チャート分析で食う集団」だと思っています。あるいは「あるイベント」で動く値動きの特性を利用して利益を出す人たちで、「これからは円安か円高か?」とか予想するのが上手いんじゃないんです。トレードの真髄は「円安だろうが円高だろうが、儲けを出す」ところにあるってことに気が付かないと。それが相場の技術。

これを「投資」だと思ってはならないと私は考えていて、大工が木材を削るカンナを使う技術と同じだと思うんですよ。カンナを削れれば大工は収入になるわけで、その木材がどこでどう使われようが、立つのが家なのか神社仏閣なのか、あるいは家具なのか、そんなのは関係ないんですね。その建物が次の日に火事になろうが地震で崩れ様が、「将来どうなるかを予想する必要もない」し、それは木材を削るのが仕事である一職人が考えることじゃない。

ここに気がつくかどうかが相場職人として生きられるかどうかだと私は思っていて、評論家や学者、大手のプロと同じように悩む必要なんか全くないし、そういう「そもそも無理なことをやろうとする」ことが問題なんじゃないかと。

中には職人芸が凄くて、11桁の資産を作るような若者が出てきたり、学生なのにとんでもない資産を築いたり。ま、それを夢見るのも良いですが、まずは「カンナが使えるのかどうか」が出発点で、遠い到達点ばかり考えていても何も起こらない。それどころか夢ばかり見ていると(自覚はないにしても)大きな波に飲み込まれ翻弄されて自滅していくんだろうと思っています。

でも逆に、例えばカンナが使える人は自分で家を直したり簡単な家具ぐらいは作ったり、そんなこともやるわけで、例えばオーストラリアにはそういう人はいっぱいいて、日本なら業者に頼むようなことを自分でやってのける人はゴマンといる。それで儲けるつもりはないけれど、家計的にはかなりプラスになると考える人は多い。

ま、自分の技術をどう使うのか、それは人それぞれで、山に入って山菜を取るようなレベルで終わるのか、あるいは歴史に名が残るようなことをするのか、またそれらは「器」に大きく依存していると思うのだけれど、どちらにしても最初の第一歩は「職人としての技術を持つこと」からスタートするんでしょう。

オーストラリアでは多少の家のことは自分でやってしまうのが普通ですが、それと同じように他の技術を持っていたら面白いことになる。でもそんなのは無理だと思う感覚も良くわかります。私だってオージーのあれを見ると、俺には無理だ・・って思いますし。でもやろうと思えばどうにかなることって世の中には色いろあるんだろうと。問題は自分にやる気があるのかどうか、それだけなんでしょう。何でも同じですね。

 
 
 

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