食べることしか興味が無いのか?「マリオット上海」「鼎泰豊」

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まぁ我が家は全員揃って本当に前世は野良犬だったんじゃないかと思うくらい食べ物のことばかり気になる家族。

リッツカールトンの部屋にそれぞれの生活スペースを確保出来たと思ったら「お腹がすいた~~~」の大合唱。

ブキビンタンですから食べるものは何でもあるものの、やっぱりマリオットの「上海」に行ってみたいと。ヨメさんも次男坊も行ったことはなく美味しいという話しか聞いたことがありませんから。

リッツカールトンとマリオットってオーナーが同じなんですね。スターヒルギャラリーも。ですからそれぞれが通路でつながっていて、一番奥にあるリッツからでも暑い外を歩かずにマリオット、スターヒルギャラリーに行ける。ましてや今現在リッツのレジデンス棟のレセプションは工事中ですし、G階に降りることさえ出来ないんですよ。

ということで通路からマリオットに行き、そのまま「上海」へ。

12月30日のお昼時に2組しか入っていません。なんだか不思議な感じがします。ただこれってどこを見ても似たような感じで、多くの人はカジュアルで価格も比較的安い店に集中するみたい。ま、我々だってこういう特別な家族旅行でもない限り高級店、有名店に行くわけもないのですが、しかし暇すぎない?もしこれが例えば東京の有名ホテルの有名中華だとすれば、またこの時期なら予約なしに入るなんて無理じゃなかろうか。何か我々にはわからないことがクアラルンプールでは起きているのかも。

上海はまぁ寒いのなんの。みんなでブルブル震えていました。でもやっぱり上海クラスの店はセッティングもちゃんとしてるから嬉しい。

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通い慣れた店でもなんでもないですから、とりあえずチェックのための品々を注文。

どんな店でも初めて行くと必ず注文するのがこれ。紹興酔鶏です。これで店の傾向がわかるんですね。

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前回、長男と来た時には流石~~と思ったんですが、今回はちょっと違和感があります。イマイチ美味しくなくてこれが上海か?みたいな・・

長男が選んだタラの揚げ物かな。これは皆に不評でした。出足が悪い。(笑)

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ビールのつまみにと思って頼んだ「鴨のタン」。まぁこういうのはどこで食べても大きな差はないですね。

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ビジュアル的には面白いけれど、なんてことのないアヒルの卵。

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私が頼んだ「筋」ですが、これは皆が美味しいと。でもこの手の料理はジャランアローに行った方が面白いはず。

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真打ちが来ました。小籠包。やっぱり美味しい~~~~~。薄いシルクのような皮。芸術ですねえ。

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続々と点心の定番が来ます。海老餃子も海老焼売もめちゃくちゃ美味しい。こういうのはちょっと他で食べた覚えがありません。

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腸粉はまぁまぁ。

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この豆鼓汁蒸排骨。ヤムイモが入っていましたが、これも激ウマ。流石だわ~~。

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これまた定番の担々麺。これも店の方向性をはかるには良いと思っています。

やっぱり上品な味付けで私には物足りない。でも担々麺で完了するのではない場合、こういう味じゃないと他のものが食べられなくなるかも。

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皆に「何が美味しかった?」と聞くとやっぱり小籠包。

ということで最後のダメ押し追加。

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結構お腹がいっぱいになりました。マイタンをして明細を見たところ、なんと酒代が半分です。つまりお茶でも飲んでいれば上海でも一人2000円程度で十分小籠包でもなんでも堪能できるってことじゃないでしょうかね。

そのかわり飲む気で行くと大変なことになる。ビール4杯、ワイン2杯でも結構な金額でしたから、この店は昼間の飲茶でチャチャッと食べるにはコスパは良さそう。でも夕飯でそれなりの一品料理に紹興酒をボトルで開けるような食べ方、飲み方をするとやっぱり一人1万円は軽く超えるんでしょう。でもま、今の時代はどこでもそんなもんかもしれませんね。次男坊にシドニーの物価を聞くと嘘だろ?って思うし。

昼食後はあっちぶらぶらこっちぶらぶらし、そして男三人で足裏マッサージへ。

私に着いた青年はうまかったんですが力がすごい。痛いのなんの。でも我慢。(笑)

私の右手、というか肩がちょっと痛いのですがその素振りをしたら、その彼はその肩には触らないのではなくて、逆に集中的にいろいろやってくれて大サービス。でもこれまた痛いのなんの。最後に肩をやるのですが、張っている右肩は痛いというのにもっとゴリゴリ傷めつけるという施術師。普通、痛いっていうと手加減するのにこの男性は逆。びっくりしましたよ~~。でも終わった後は快適。

またあちこちぶらぶらしている内に時間は午後7時。

ストリートフードを食べたいと張り切っていた次男坊ですが、ホテルの方に帰ってきてしまっていて、またジャランアローまで歩いて行くのも面倒だと言い出し、鼎泰豊へ。(笑)

小籠包好きは我が家全員がそうで、次男坊はシドニーの鼎泰豊へはかなり頻繁に通っているとのこと。彼自身、自分でも小籠包を作るそうで(ちゃんと豚皮からゼラチンを取るらしい)、是非マレーシアの鼎泰豊の小籠包を食べてみたいと。ということでパビリオンへ。

結構並んでいましたが待つことにしました。次男坊はよっぽど小籠包作りに興味があるらしく、作業場が見えるウインドウにつきっきり。(笑)

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小籠包は20個で、長男がマリオットの上海で食べたものと同じものを頼んで食べ比べをしたいと言い出しました。やっぱり親子って似てますねぇ。前回来た時にはワンウタマで鼎泰豊とドラゴンアイをハシゴしましたし。

味は上海と甲乙つけがたいですが、上海のほうは口に入れた時のスムーズ感があると思いました。

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紹興酔鶏。これがですねぇ、上海より美味しかった。さすが鼎泰豊!

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上海で食べたものと同じと言ってもメニューが違いますから、自称鼎泰豊通の次男坊のお薦めを食べることに。なかでも好き嫌いがわかれるけれどこれは良いと思うと言うワンタンミー。詳しい名前は忘れましたが香辛料がちょっと強め。この味ってクローブじゃないかなぁ。

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普通のワンタンも頼みましたが、美味しかった~~~。エビ+豚肉ですが、鼎泰豊って豚肉に特徴があるみたいですね。なんとも言えない良い味。

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私の姉も鼎泰豊好きなんですが、彼女が言っていたことを思い出しました。肉まんを食べろと。

ありゃりゃ、写真がない。ああ、上の小籠包の左上のがそれ。これが確かにまいう~~~。我々はいわゆるどこの中華にもあるチャーシュウパオ(餡が甘い)のには辟易していまして、日本の肉まんが食べたい時には自分で作るしかないと思っていたのですが、この肉まんこそが日本の肉まんそっくりで理想の味。

ばかうま~~~ということで追加しようと思った時には売切れ。ということで野菜+豚肉の肉まんを頼みましたがこれもまいう~~~~。

3人で話したのは、「もしかしたら鼎泰豊の良さってこの肉まんにあるのかもしれない」ということで意見は一致。小籠包ならどこにでもありますから。

それともこの手の肉まんってマレーシアには普通にあるんでしょうか。

そしてやっぱり最後に小籠包を追加して、3人で満腹状態。

でもそれでも一人1500円でしかないのね。鼎泰豊っていうと高いイメージがあったのですが、びっくりです。繁盛するわけだわ。確か小籠包10個でRm20.80だし。

鼎泰豊、恐るべし!!

さて今回は私の好きなドラゴンアイで食べる機会はあるかな?

私としては上海も鼎泰豊も良いと思うんですが、粗野な味というかはっきりした味というか、ドラゴンアイが気に入っています。特にドラゴンアイの担々麺は美味しいと思うなぁ。

食べる話はきっと明日も続く・・・・・・・  m(_ _)m

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