【カメラ】アクションカメラの世界が変わる+車載カメラとしても使える【備忘録】

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アクションカメラが好きな私ですが、そろそろ買い替えの時期に入っていまして、今の市場がどうなっているか調べてみました。

アクションカメラとは、いわゆるスポーツをする人が使うカメラでGo Proが有名ですね。また近年流行りの「自撮り」に関してもスマホを使う人が多いものの、小型の専用機としてアクションカメラの売上が伸びています。またこの市場はGo Proが作った市場で、世界中で一番売れたカメラがGo Proでもあってどんどん競争が激しくなっています。

Go Pro Hero 4(すでに4代目になっています)。左は防水ケースに入った状態。

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この競争ですが、日本人的な考え方ですと「同じような機能のカメラ」と考えますが、世界の工場である中国の企業家が何を考えるかといえばそれは「コピー」なわけです。全く同じではありませんが、形状も機能も同じで恐ろしいほどの数売れたGo Proのアクセサリーもそのまま使えるし、Go Proの代替としても使えるようなものが多数出ています。そして価格は数分の1程度の安いものも出てきた。

一昨年ぐらいまではやっぱりGo Proの機能が間違いなく高かったのですが、最近はGo Proを脅かす機種も出てきました。私が買うとしたらGitupという会社のGit2にすると思います。私が今持っているアクションカメラはGo Pro Hero2という二代前のものですが、もうGo Proを買うのはやめようかと。いかんせんGo Proは強気の価格設定ですし。

GIT2(Pro Packing) – GitUp Action Camera

このGit2はGo Proの上位機種の様に4Kは撮れませんが、実用性では全く問題がなく、またデジタル式の「手ぶれ補正」機能が内蔵されておりまして、これの出来がかなりよさ気です。最近はこの機能をGyroと呼ぶようですが、それを搭載している競合機種がいくつか出ていますが、このGit2の性能が一番良いのがユーチューブに出ている動画ではっきりわかります。

Go Proにはこの手ぶれ補正機能はなく、この機能が付いている機種でもこれだけの差があります。左下がGit2、右下はソニーでそこそこですが、カメラの形状が全く違います。

Go ProとGit2との比較。Go ProはHero3で先代の機種ですがHero4と大きく違うところはありません。ただこの動画ではっきりわかるように、Git2の欠点は「音声」です。

この音声を比べるとGit2がかなり悪いと感じますが、比べないとそんなに悪い感じは受けません。また音声に拘るのでしたら外付けマイク(1000円ぐらいので十分)を付けるという手もある。

これらのアクションカメラはもちろん普通のビデオカメラのように使えますし、タイムラプスも得意であるのが特徴だと思います。これは私のGo Pro Hero2で作ったタイムラプス。我が家のコンドのベランダから撮りました。

またGit2の良い所は「車載カメラ」としても使えるようになっているということ。私がこれを買おうと思うのはそれも理由の1つで、車載カメラとして使うつもり。車のエンジンが掛かると自動的にスタートして延々録画が続きます。また動画のクオリティが高いので、旅の記録としても十分使える。この程度のクオリティで撮れる車載カメラも珍しいかも。もちろん「手ぶれ補正」付きですから画面が揺れません。

夜でもかなり良く撮れているのがわかります。

こんな小型のカメラです。Go Proとそっくり。あああ、最近のこの手のカメラはWifi搭載が普通でスマホから操作ができます。またこのGit2ですが、細かい設定が出来て「かゆいところに手が届く」ような高性能。これは他社にはありません。そういう意味でも私はGo Proを超えたと思っています。

このカメラの細かいレビューはここが一番わかります。というか他機種に関してもこの人のレビューが一番細かく正確です。

話はどんどんディープになって行きますが、Git2の手ぶれ補正機能が強力なのは本当に助かりますが、動画オタクはこの「デジタル方式」を嫌うんですね。やっぱり「変」なのは目が慣れるとわかってしまう。これは普通に撮影して後にソフトで補正をしても同じ。でも最近のソフトはかなり出来が良くて、この程度のことは簡単にできます。

ところがどうしてもデジタル補正をすると動画が劣化しますし、この様に「後で補正」するなら今後益々高性能のソフトも出てくるのが期待できますが、カメラで最初から「補正したもの」を撮ってしまうと、それが「最高品質」になってしまうということ。これも実は問題といえば問題なんですね。

ですからやっぱり元の画像そのものがブレていないものを撮るのが一番なわけです。でもその為には「ジンバル」という装置が付いたものを使うしか無い。これはテレビなどでもプロ用の大型のものが使われていますし、普通のカメラ用、アクションカメラ用のものも出ています。

これはDJIというドローンの会社が作ったジンバル+カメラでかなり性能が良いので(4Kも撮れる)思わず飛びついて買ってしまいましたが、やっぱりジンバル付きは嵩張るんですね。操作も面倒くさい。

本当に動画に凝るのであるならばこのようなジンバルを手に入れる必要があるんでしょうが、普通に使うのなら今日紹介したGit2レベルの補正機能があれば良いのかもしれない。またGit2も元映像はそのまま保存できて、手ブレ補正済みの動画を後から(付属ソフトで)作れるようになっていれば良いのかもしれません。この辺は個人のニーズによって変わるところだと思いますが、私としてはやっぱり「手軽」であることが重要ですのでGit2が良いと思います。車載カメラとして使えるのも高得点です。

ただし、前にも紹介しましたが、今までのアクションカメラとは構造が違うものが出てきました。たとえば、カメラを持ち自撮りしたまま宙返りしたとします。そこに映るのは、回転していない自分と、背景は回転して映るわけです。これは自分がカメラを持っているのですから自分の視点が中心になるわけですが、本来、映像はカメラマンが撮るとしたらそういうふうには映りませんよね。背景は止まったまま回転するのは人間となる。

これが普通の映像なわけですが、自撮りでもそのように撮れるカメラが出てきた。これは画期的だと思います。パッと見てわかりますかね。今までのカメラとは全く違う映像が撮れる。

この方がわかりやすいですかね。右側がこのカメラで撮った映像。こういう映像が本来あるべき映像じゃないでしょうか。

ただしこれはまだ開発中でIndiegogoで出資者を集めている最中。発売は今年の暮れの予定。


ま、こんな感じで今のアクションカメラの大きな流れを書きました。今はスマホで動画が簡単に撮れますが、やはり専用機の方が優っていますし、小型で低価格のものが出てきましたし、車載カメラとして使えることも考えたら1つあったら良いと思います。

またこんな小型のものもありまして、常にポケットに入れておくのも良いし、これも車載カメラとして使えます。

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こんな小さいカメラなんか・・と馬鹿に出来ない映りですし、音声も悪くありません。これもこのジャンルのカメラとしてはベストセラーで、このカメラも持っていて損はないと思います。

ここに細かいレビュー動画を出しますが、この小さなカメラの性能を知ったらびっくりするはず。

今現在のアクションカメラに関する私の知識、考えは全て書いたつもり。

 
 
 

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