なんじゃ~~~、このホテルは~~~~~~~~~

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昨日はスバンジャヤからKLCCに移動しました。今、泊まっているのはZONというKLCCの公園のすぐ横にあるホテル、というかサービスアパートメント。2BRです。

このZONというホテルは前々から良い場所にあるなぁと思って注目していたんです。いつか泊まってみようと。

そして今回3日間とったわけですが、いやに料金が安いんですよ。評価は決して高くないからそれなりのホテルなんだろうと思いましたが、車で到着したときはかなり焦りました。外からは「廃墟」に見えるようなホテル。orz

なんで予約するときに気が付かなかったのかと自分を罵倒しましたが後の祭り。

チェックインをしましたが、客はローカルばっかり。欧米人は皆無です。日本人らしい旅行者もいない。

ホテルそのものはレトロというのか「昭和の香り」とでもいうのか、かなり古いホテルで、でもカルコサセリネガラみたいな重みがあるわけでもなく、ただただ古いホテル。通路もエレベーターも何世代か前のままでタイムマシンに乗った気分。

部屋も古いなんてもんじゃありません。

でも退廃的なムードがあるかというとそんなことはなくて、フロントの女性たちやボーイ、セキュリティも人懐っこい感じで決して嫌な雰囲気はない、どころかアットホームな感じがしました。

部屋は古いですが広くて130-140平米はあるはず。

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キッチン付き。

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料金的にもここはローカルには人気があるようすで、安くてなおかつ朝食付き。面白いのはレストランもルームサービスのメニューを見ても「豚」がない。(笑)

レストランにバーはあるのかわかりませんが、ここはモスリムご用達のホテルなんでしょうね。

決して綺麗ではないけれど、場所的には激安で、バックパッカーの経験があるような人なら全く問題はないはず。私も最初はびっくりしましたが、慣れてしまえばこれはこれで良いと思ったり。

ただバックパッカーなんて想像したことさえないヨメさんはかなり驚いたようで、なんでこのホテルにしたのか何度も私に理由を聞いていました。(笑)

レストランやホテルでもまず文句をいうことはないヨメさんですが、今回ばかりは「ひどいんじゃない?」と言っておりました。

ヨメさんの部屋(メインベッドルーム)のバスタブはお湯がたまらない(栓がない)、そして洗面台は水が流れないとのこと。詰まっている様子。ヨメさんは乾癬という病気持ちですからお風呂が絶対に必要なのに入れないのは焦りましたが、たまたま我々の部屋のバスルームにもバスタブがあるので助かりました。

ま、今時珍しいタイプのホテルですがたまにはこんなホテルも良いと思う私。

マレーシアに上陸して2週間ですか。何をやっていたのかよくわからないままに時間だけはどんどん過ぎていきます。

疲れが溜まっていたのでしょう。このホテルにチェックインした昨日も今日もぐったりして外へ出る元気がありません。居心地が良いホテルでもないのに部屋に閉じこもりです。今日は私も全くダメで、食事に出る元気もなく、ルームサービスを頼みました。

このホテルのルームサービスですが、安いけれどそれなりでびっくり。スープは缶詰そのものなのがわかりますし、ローカル色が強いこのホテルではマレー料理もあるしそれを頼むのが正解だったかも。

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午後からは昼寝のつもりがしっかり寝込んでしまって起きたのは夜の10時過ぎ。

このホテルは場所だけは良いんですね。KLCCの公園のすぐ横。モスクの裏あたり。ですからスリアKLCCもすぐです。部屋からはKLCCの公園が見えて、右にはスリアKLCC。数百メートルの距離。

ところがですね、その数百メートルの距離を歩きたいと思わないんですよ。これはブキビンタンのSt.Maryに泊まった時と同じ感覚で、ちょっと歩けばなんでもあるのだけれど、そのちょっとが我々には非常に遠く感じるということ。

これは歩く生活を全くしてこなかったこと。自動車で移動するのが当たり前の生活を続けてきたこと、そして、そして、マレーシアはくそ暑い。

そして私はもう若くはないってことなんですね。

だから普通の人、特に歩くのに慣れている日本人なら「ちょっとの距離」が私には「とんでもない距離」に感じるということ。ましてや買い物をするなんてことはとんでもないこととなります。荷物を持ったら絶対に歩くのは無理。

正直なところ、自分がこれほど歩くのがダメだとは思っていなかったし、そしてヨメさんも同じなのは意外でした。

でも平気で歩けるようになろうなんてことは全く考えておらず、我々でも大丈夫なところに住むしかないというのがはっきりわかりました。そういう意味ではスバンジャヤのSaujana Residencyの場合、三方がショッピングセンターでそのどこに行くのにも「歩きたくない」とは感じませんでした。なんせ隣のビルですから。(笑)

これはデサパークシティも同じで、小さいながらショッピングセンターが隣にあることだけで「ストレスがない生活ができる」と思いました。

今回、このホテルに泊まった成果はそれがわかったことです。普通の人なら「近くて良いね」という距離が我々にはどうにもならない距離だというのがわかりましたから。

ホテルの窓からKLCCの公園を見ますと、周りにいろいろなコンドがあるのがわかります。その多くは今までネット上では調べていましたが、こうやって反対側から眺めてみると、スリアKLCCに近いようで(我々にとっては)近くないのが確認できます。

たとえば誰でもが知っているトレーダーズホテルですが、あのホテルがスリアKLCCから遠いという人はほとんどいないでしょう。でも我々には耐えられない距離です。ましてや買い物袋なんて持ったらアウト。

実はですねぇ、前回、スリアKLCCのすぐ横にあるMarcに泊まりましたが、確かに近い。近いのは間違いがないのだけれど、それでも歩いて買い物にスリアKLCCに行きたい距離じゃないんですね。直線距離で200メートルもないのに、そんなことを実は感じたのです。当然、雨でも降ろうものなら全く動けないし、200メートルの距離でも買い物は車で行くことになるのは間違いがない。

これはゴールドコーストでも同じで、我々が借りていたコンドはオーストラリアファエという巨大ショッピングセンターのすぐ近くで、直線距離は200メートル以内。それでも自動車で買い物に出かけるという生活をしていました。もちろん私が調理実験で欲しい具材をちょっと買いに行くとか、バターがなくなったからそれだけ買いに行くときには歩いていきましたが、基本的にはゴールドコーストでは歩かないのが普通。

一軒家の自宅に住んでいたときはもちろん車で移動するのが大原則で、すぐ近くにあるコンビニでさえも車で行くのが当たり前で、住宅地と言えども歩いている人は皆無。たまに歩いているのは運動のために歩く人だけ。こういう生活を長年続けていますし、かつて日本にいたころはスーパーに行くのにもせいぜい5,6分歩くことしかしていませんでしたので、このくそ暑いマレーシアで、10分歩くのは本当に難しいのです。

そして私はもう若くはないという点。今後、もっと身体能力が落ちることはあっても良くなることはあり得ない。

つまりですね、もしKLCCに住むとなっても多分、Kレジデンスしか選択肢はないということだと思います。

前にある不動産屋さんにKLCCのことを聞いたとき、KLCCと言えばKレジデンスしか思い浮かばないと言われたのを思い出します。

たまに遊びに来るのならまだしも、生活をするとなるとその辺の違いが大きな違いとなって出てくるのは間違いがないと思います。

今回、あちこちに移動しながらわかったこと。それは「我々には近くにショッピングセンターがないとどうにもならない」ってこと。

これがはっきりわかっただけでもあちこち見て歩いた成果だと思います。

このコンドが気に入った~なんて、近所に何もないところに住んでしまったら我々の場合、かなり悲惨なことになるはず。特にヨメさんです。自動車を運転するわけでもなく、くそ暑い中をテクテク歩ける人でもなく、周りに何もないようなところに住んだら、「ゴールドコーストに帰りたい病」がすぐに出てくるはず。

Kレジデンスは来週Airbnbで泊まることになっていますが、どんな部屋、どんなコンドなんでしょうか。

昨日は歩いてアベニューKまで行って来ました。7年ぶりでしょうか。前に行ったときには閑古鳥が鳴くショッピングセンターでどうなっちゃうのかと思っていましたが、今では店舗がたくさん入っていました。でも若者向きの店舗ばかりで、気になるような店、行きたい店は皆無。

でも大事なのは「気晴らしができる場所」であるか否かであって、そういう意味では全く問題がないし、地下道を通ってスリアKLCCに行けるのは非常に大きなポイントだと思います。

ああ、Kアベニューの地下にビレッジグローサーが入っていました。だから伊勢丹に行かなくてもそこそこのものは揃う。ただ日本食は何もないのも同じ。ま、伊勢丹があるのだから当たり前だと思いますが・・・。

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