先日、モントキアラのHSBCに行ったあと、ランチをこの辺で食べようと言う話に。
キョロキョロしていたところHSBCの並びに「鮨家」というジャパレスを発見。パッと見は高級店ですがランチなら良いだろうとそこで食べることに。
店は明るくきれいな純日本風で、「いらっしゃいませ~」もちゃんとした日本語。(笑)
寿司カウンターに案内されましたがかなり日本の雰囲気が出ていると思います。そして中には日本人の板さん。これってほっとしますね~。そして日本女性もカウンターの中に入っている。
目の前にネタが入ったショーケースがありましたが、ちょっと見たところ良い感じ。やっぱり「和食の真似レストラン」とはかなり違う。
メニューを見たところ、やっぱり雰囲気通りの高級店で、気軽にあれじゃこれじゃ頼める店ではない。でも糞高いわけでもない。ただあちこちにある和食店チェーンよりは3-5割高い感じ。
ランチですから私は「チラシ」を頼みました。65リンギぐらいかな。普通だと38-42ぐらいですか?
だから高いのは間違いがありませんが、中身がまるで違う。チラシに使われているネタはハズレ無しの大当たりで美味しかったです。ここがチェーン店との違いだと思います。
そして赤出汁も茶碗蒸しも美味しかった。本物の日本のお寿司屋さん。
カウンターの中のそこそこの年齢の板さんに「ここのご主人ですか?」と聞いたのですが、そうではないと。ではどこかの系列の店ですか?と聞いたら、スシトレインとのこと。いわゆる「天」の系列ですね。ご存知のようにこの会社はゴールドコーストで生まれ育った会社で、多くのスシトレイン(回転寿司)があり、ゴールドコーストには(かなりお金が掛かった)「天」もあり、我々ゴールドコースト在住(だった)日本人で知らない人はいないお店。
またこの社長も有名人で、かなりのコダワリ派。妥協をしない人なのでこのモントキアラの「鮨家」を見て、なるほどと思いましたっけ。でも決して「最高級」を狙っている店ではなくて、「最高級店」とあちこちに店のある「普及店」の中間を狙っているんじゃないですかね。
私たちには十分すぎるレベルの店で、これ以上の和食は必要がありません。
面白いのが、若い女性が寿司カウンターの中に立っていたのですが、彼女が店長だとのこと。まだ若い「マミさん」。話をしていたらなんと彼女はゴールドコーストのスシトレインにいた人だと。でもやりてだったのでしょう。日本に帰ってからスシトレインの社長から連絡があり、マレーシアで店を出すから手伝ってくれと呼ばれた人。大したもんです。
またフロアにもゴールドコーストの天にいた女性がいたり、その寿司カンターの中にいた板前さんも「私を知っている」というので、なんだかまるで知らない店には思えませんでした。
オープンして3週間と言っていたかな。このお寿司屋さんはちょっと高いけれど、内容的にはかなり良いと思うし、モントキアラのランドマークになる可能性すらあると思いました。モントキアラって店はいろいろあっても良い店はないという印象を私はもっていて、この店はそういう意味でも面白そうです。
おまかせは無いようですが、好きなものを好きに頼んだら大変なことになるのは間違いがないようで、そこが私にとっては問題ですかね。でも有名な高級店みたいにちょっと食べて飲んで一人2-3万になるようなことはないんじゃないかと。
まずはたまにランチでいつもよりちょっと良いものを食べようって感じですかね。
良いと思います。この店。