全くも~、ヨメさんも長男も何を考えているんだか。
晩飯どうする?と聞いたら「部屋で食べる」ですよ。ここをどこだと思ってるんですかね。特に食べたいものは無いにしろ、エレベータを降りたところにゴマンとレストランはあるのに。
ダボ 「じゃぁ、一人で行ってこようかな~~~?」
なんて誘いを出しても
ヨメさん・長男 「行ってら~~~~~♪」
言い出した手前、行かないわけにもいかないし、部屋で食べるって蕎麦を茹でるとか即席ラーメンですよ。ちゃんとした料理なんてまだこちらに来てから一度もしていないんですから。
ったくも~~~、と一人でブツブツいいながら、実は好きなところに行ける喜びを噛み締めながら部屋を出ました。(笑)
どこへ行く?
もう最初から答えは決まっていました。それはドラゴンアイ。何を食べるかって?そりゃ、小籠包と担々麺ですわ。
あれれ、ドラゴンアイも小籠包もうんざりするほど飽きたんじゃなかったっけ?今日のランチも小籠包じゃなかったっけ?
そんなことを私はここに書いた記憶はあるんですが、言葉は腐るんですね。言葉に意味があるのはそれを発したときだけ。(笑)
いや~~、ドラゴンアイに一人でって初めてですが、あのワクワクする高揚感って他の店では感じないんですよ。メニューを見ているだけで夢が広がる。
ドラゴンアイの小籠包って鼎泰豊に比べると繊細さは無いし、野蛮な味がしますが、肉食系の私としてはこれじゃなければ駄目。皮の厚さなんてJWマリオットの小籠包と比べるとかなり厚くて野暮な感じがしますが、これが私には合っていると思います。
そしてこの担々麺も同じ。こういうパンチがなければ担々麺じゃないんですよね。でもこすぎるわけでもない。美味しい~~~~。
メニューを見ても、あれも食べたい、これも食べたいと夢はどんどん広がります。
でもこのパビリオンのドラゴンアイって他の店とメニューの順番が違うというか、中心に売りたいものが違うんですかね。それは単なる勘違いかなあ。
最初のページが北京ダックですよ。どこでもそうなってます?
北京ダックには昔からかなりこだわりがあったんですが、近年の北京ダックって全く違うものになってしまって寂しい思いをしています。でもKLのリッツの麗苑(Li Yen)で北京ダックが美味しい時代があって北京ダックはリッツって決めていたんですよ。
ところがレポートしましたが、二度も続けてまずいのを食べさせられて、前回なんかまずいというより「悪くなったもの」じゃないかと思うくらい酷かった。挙げ句の果ては黒服のオバサンがアホでイライラさせられたりで、我が家ではリッツはもう終わったと思っています。
じゃ、どこへ行く?と行っても他に知らないわけで、そんなときに、このドラゴンアイの北京ダックが目に入ってきました。これは絶対にトライしないと。
なーんて思っていたら、とんでもないものを見つけたんですよ。
上海蟹~~~~~~。そういえば時期ですもんね。
上海蟹なんて最後に食べたのは遠い昔で、長男は食べたことがないはずだし、これは絶対に行かなくてはならない。
小さなパンフを貰ってきて、先程部屋に帰ってきてからヨメさんに見せたんですよ。
食事に行こうぜって行っても全然乗ってこないくせに、上海蟹があったぞと言ったら一人で盛り上がって「明日行こう、絶対に行こう」と盛り上がっている。お調子者なんだから。
長男も楽しみにしだしたので、明日は上海蟹に決まりかな~~~~。
でも昨今の中国の汚染を考えると、ちょっと気持ちが悪い気がしないでもありません。大丈夫なんだろうか・・・。