ヨメさんから「包丁が切れないから研いでおいてね」と言われて研いだのが2週間ぐらい前ですかね。はい、包丁研ぎは私の仕事。1000番と6000番で結構鋭く研ぎます。
我が家はそんなに料理をする家ではなくて、料理だけが趣味のヨメさんも近年は全く真面目にやらなくなったし、包丁は多分「使わない方」かもしれない。
ところがですね、なんだか切れないなぁと思ったんですよ。こんなに早く切れなくなるはずがないのに。
おかしいなぁと思い、「研いでから1回しか使っていない出刃包丁」を試したんですよ。それが先日の「ローカルの大アジ」をおろしたとき。
全然、切れないじゃんか~~~~~~~~~~~
こういうことって経験がないし、とっても不思議。
なんでなんですかね?
ヨメさんは「あんたの研ぎ方が下手だから」なんてわけのわからないことを言うのですが、今まで何度となく使った同じ研ぎ石、同じ包丁、同じ研ぎ方なんですよ。切れ味のチェックは私は「親指の爪に刃をあてて見る」のが癖になっていて、最後の最後は自分の腕の「毛」を剃ってみるんですよ。きたいなーーい、なんて言われそうですが、これが一番良くわかる。
ちょっと刃を当てて動かして腕が切れる毛が綺麗に剃れるのを確認します。
そうやっていつもと同じように研いだ包丁が切れなくなる。出刃なんか一回しか使っていないのに。
水分が・・・なんて思ったのですが、使った包丁を濡れたままにしておくアホじゃないし・・・。
まさか「湿気」?
でも出刃包丁が切れなくなったのはいつも使っている万能包丁より酷いのは間違いなくて、出刃包丁は「ハガネ」の結構良い包丁。普段使いのは「割り込み」ってやつ。
当然、オールハガネの出刃は錆びやすいのはわかっていて、でも見ただけでは錆びているようには見えない。
でも錆びてる?
これしか考えられませんよね。
でも湿気で錆びるんですかね。ゴールドコーストみたいに「乾燥しすぎ」のところに長い間いましたのでそのへんがわからず。
そういえば、髭剃り用のカミソリですが、ケースに入れてシリカゲルも入れておくと長持ちすると聞いたことがある。
やっぱり錆びたのか・・。
使い終わったら水気は綺麗に落とすのは当然として、「油」を塗っておくべきなんですかね?
そんなの聞いたことが無いし・・・。
う~~む、検索してみたら、「包丁油」みたいのがあるみたいですね。椿油とか。あるいは電話帳に刺しておくと良いと。インクの油分が錆止めになるとのこと。
なるほどねぇ。
食用油でも良いとのことなので、これから塗るようにしてみようかな。